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リーマンショック未経験者がリーマンショックに学ぶ

私は積立投資を始めたのは去年の9月ですので、リーマンショックは経験していません。
ですので、今回が初の下落相場になります。

リーマンショックに比べれば、まだまだなところもありますが、リーマンショックを乗り切ったタフなインデックス勢の方々は流石落ち着いているご様子。

現状は積立金額が少ないこともあり、メンタル的にも金額的にもたいしてやられていませんが、余裕があるこのタイミングで、過去の下落を乗り切った方々のメンタリティや基礎基本を学びたいと思います。

いつか子供に伝えたいお金の話;虫取り小僧 氏
引用:アセットアロケーションの変遷(その1・リーマンショックのナイアガラっぷり)【アセットアロケーションの決め方・その9】

 

アレ(リーマンショック;筆者注釈)はとてもビックリな出来事でしたが、事前にそういうこともあるだろうと想定して投資をしていたので※2、私はマーケットから退場することはありませんでした。

インデックス投資を始めるタイミングで考える、そして投資をしている間考え続けるべき「最悪の想定」。最悪を想定すること自体が大事なわけではなく、その想定の中で自分が投資をできるかイメージすることが大事なんでしょうか。
そして何より、マーケットから退場しないこと。これが資産形成に繋がってくるんですね。


吊られた男の投資ブログ;吊られた男 氏

引用:「コツコツとバイ&ホールドのインデックス投資して、いざ取り崩す時に暴落したらどうするの?」→気にするな

このブログでもセミナーでも、投資プロセス決定の初期の重要な要素として取り上げていますが、インデックス投資の基本中の基本はリスク許容度の範囲内で投資することです。(別にインデックス投資に限らない)

リスク許容度の範囲内で投資をすることって、やっぱりおろそかにすべきではない基本中の基本なんですね。自分の最近の投資を振り返ってみると、インデックス投資は下落相場にこそ追加投資すべきだというバイアスが先走り、リスク許容度についての自分との対話がおろそかになっていたかもしれません。

梅屋敷商店街のランダム・ウォーカー;水瀬ケンイチ 氏

引用:隠れた勝者は、過去の相場低迷時にも怖がらないで買い続けてきた「コツコツ投資家」たち

日経記事では、「敗者のゲーム」著者のチャールズ・エリス氏の「個人に大切なのは低コストの商品で時期と対象を分散して投資し続けること」「相場には、突
然上がる『稲妻が走る瞬間』があるが、予測できない。『稲妻』の恩恵を受けるには市場に居続けること」というコメントを引用していますが、そのとおりだと
思います。

しかしながら、2008年のリーマン・ショック後の相場低迷で、バイ&ホールドや積み立て投資という投資法について、マイナス
を抱えつつ投資を続けるという「プロセス」(途中経過)だけを捉えて、コツコツ投資家たちは必要以上の中傷を受けてきました。平たく言えば、「バカ扱い」
をされてきたのです。

数年間にわたる相場低迷時の含み損を気にせず、強い信念をもって長期的な目的達成にむけてコツコツ投資してきた人が、大いに報われる状況になったという2013年の出来事を、ひとつの事実としてここに記録しておきます。

私も世界経済は上下を繰り返しながらも成長していくと信じているからこそ投資をしています。
マイナスを抱えつつも報われるタイミングがくるという事実を過去に学ぶことはたいへん元気づけられます。(報われた2013年から3年立たないうちに、下落に入ったのはいささか早い周期かなと感じますが。)

リーマンショックを乗り越えてマーケットに残っている方に共通していることは、低コストを追い求めているとか、正解となるアセットアロケーションがあるとかいう話ではなく、自分のリスク許容度の中で投資をすること、その結果としてマーケットにいつづけることという点が共通しているように感じられました。

メンタル鍛える云々もあるかもしれませんが、基本を疎かにしちゃいけませんね。

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