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啓蒙本!?「長期投資はじめの一歩」を読みました

さわかみファンドの澤上篤人 氏の著書です。さわかみファンドはアクティブ運用ですが、長期投資という共通項があります。どんな考え方をしているのか、触れてみたくて手にとった本です。

第一印象、「なんという啓蒙本。」

「安く買って、高く売る」が長期投資の真髄だと書かれています。

少し詳しく書くと、本来高い価値のある企業の株を、周りがやれ暴落だと売り叩いている時に買うと。本来高い価値があるからいずれ戻るよと。

これが難しいから(著者は単純だよと言っていますが)私はコツコツ積立投資をやっています。

とはいえ、さわかみファンドを育て上げただけのカリスマ性(?)あってか、書いてあることが間違いじゃない気がしてきます。

そういった意味でも啓蒙本と書きました。

もちろん、読んでためになることもありました。

特に、「よく知らないものには手を出さない」という鉄則。投資の本質はリスクをとることですから、単純に分散という理由だけで、よくわからないものに手をだすことは間違いだとしています。

確かに、分散という字面だけ追えば、REITとかもアセットアロケーションに入れたくなります。

私はまだREITというものも、投資先の不動産の状況もよくわからないので手を出していません。

それでいいんだなと。

ちなみに、インデックス投資は本来の株式投資ではないと主張しています。確かに、株式を「その企業を応援するためのツール」として捉えると、この考え方も一理あります。

個人的に応援したい企業は1つ2つありますので、余裕資金の一部でさわかみ式の長期投資にチャレンジしてみるのも面白いかなと思いました。

長年マーケットに居続けてきた方だけあって、あの時はどうだった、といったリアルな話も載っています。

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