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利益がでていようが損失がでていようが淡々と売却できますか?

先日の記事では、バイアンドホールド戦略をとっていても売却のトレーニングは必要ではと思い、実際に売ってみました。

初めて売却をしてみた感想をつらつらと書きたいと思います。

関連記事:バイアンドホールド戦略でも売却の練習はしておくべきでは?

売却したファンドについて

売却したファンドはeMAXIS豪州リートインデックスです。
これは、友人がオーストラリアに転勤になった記念に試し買いしてみたファンドでして、私のポートフォリオで唯一のリートでした。

試し売りをするなら、試し買いをしたファンドがちょうどいいかなということで選びました。
また、たまたま買った時期が良かったのか、5.8%の利益が出ていたことも選定理由です。

これを売却したことによって、私のアセットアロケーションからリートがなくなってスッキリしました。

利益が出るのはやはり嬉しいが…

今回売却で利益が出たことは、自分がトライしてみたことがうまくいっているようで、素直に嬉しく感じます。

しかし正直なところ、「もっと投資していたら…」とか「意外と簡単に利益出るじゃん」とか危険な感情もありました。

一度うまくいくと、自分のリスク許容度が大きくなったかのような錯覚を受けます。

仮にですが、老後の資金として取り崩し始めた時に大きな利益が出てしまい、利益が出ることに耐性がなければ、本来のリスク許容度を超えるようなアセットアロケーションに変えてしまうことも考えられます。

自分の性格的には「国債を売ってもう少し株式の割合を増やしておくか。」なんてやってしまいそうです。

こうした感情は、積立投資をしながら収支がプラスになっているのを眺めている時には出てきませんでした。やはり、同じプラス(マイナス)でもホールドしている時と売却した時とでは全く受け取り方が変わりますね。

ちなみに、積立投資の収益がプラスになった時の気持ちのブレは次の記事に書いたことがあります。

関連記事:タイミング投資ができるんじゃないかという勘違い

おわりに

インデックスファンドの投資歴が数年ある方でも、もしかしたら売却経験がない方もいるのではないでしょうか。
淡々と売っていく自信のある方は構いませんが、「バイアンドホールドは売らないもの!」と頑なにならずに、お試しでもいいので売却による自分の感情の変化と向き合ってみるのもいいと思います。

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