NISAで積立投資した際のメリット・デメリット

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NISAで積立投資した際のメリット・デメリット

「NISAとは、枠内の運用元本に対する運用益にかかる税金が免除される制度です。」

なんとなくなNISAのイメージってこんな感じじゃないでしょうか。

とすると、積立投資で基本的にバイ&ホールドで売却しない場合、NISAは関係ないんじゃないかと考えてしまいませんか?(私はそうでした。)

この疑問を払拭すべく、自分と同じケースの月々3万円程度の積立投資にフォーカスして、メリット・デメリットをまとめてみました。

◆メリット

1.購入してから5年後に値上がりしていても、それが購入簿価になる

例えば、2016年に36万円積立して、2020年末に40万円に値上がりしていたとしましょう。
これを、数十年間運用して44万円になり売却したケースを考えてみます。

NISAですと2021年に特定口座に移した時点で、40万円で購入したとみなされます。
つまり、税金がかかる運用益は44万円ー40万円の4万円分になります。

一方、最初から特定口座ですと、44万円ー36万円の8万円分です。

これはありがたい!
つよくてニューゲームのイメージです(ゲームの話です)。

2.購入してから5年後に、再度NISA口座に入れることができる

ロールオーバーといいますが、例えば、2016年に36万円積み立てして、2020年末に40万円に値上がりしていたものを、再度NISAで運用することができます。
つまり、2021年のNISA枠はこの40万円+その年の積立36万円で使っていくイメージです。

上記との合わせ技で、2021年の40万円が2015年末に44万円に上がっていたとすると、2016年に特定口座に移した時点で購入簿価が44万円になります。

◆デメリット

1.購入してから5年後に値下がりしていても、それが購入簿価になる
メリットのまったく逆のパターンですね。
2016年に36万円積立して、2020年末に32万円になっていたケースを考えます。
これを数十年間運用して40万円になり売却すると、40万円ー32万円=8万円分に税金がかかります。
一方で、特定口座での運用ですと、40万円ー36万円=4万円となります。

ただ、5年後の時点でロールオーバーして、36万円に戻ってくれば購入簿価は36万円になります。
もちろん、そこからさらに下がる可能性もありますのでご注意を。

2.年ごとの評価額を把握することが面倒

多くの証券口座には、積み立てていった積算値がレポートとして表示されます。

つまり、今年積立を始めたとして、
2016年のレポートには、2016年に積み立てた金額が、
2020年末には2016年+2017年+・・・2020年に積み立てた金額が表示されます。

2016年に積み立てた分が、2020年末にどうなっているか把握するためには、必然的に2017〜2020年の積み立て分も把握する必要があります。

そのうえで、ロールオーバーするのか、特定口座に移すのか・・・
考えることは多いですし、売却ともなるとバイ&ホールドの基本戦略を崩すことになります。

◆メリット・デメリットを踏まえて、自分の考え
私の場合は、コツコツ積立ということもあり、ロールオーバーしてもその年の積立もNISA範囲内でいける見込みです。節税のメリットを最大限活かすためにNISA利用を続けたいと思います。

デメリットの1については、世界経済の成長を信じて投資しているのであまり気になりません。
2については、「売却はしない」という方針ですし、計算するのも面倒なので、基本的にロールオーバーでながーくNISAに入れておくつもりです。

あれこれ細かいところまで考えだすと、ツライ投資になりそうなので、あえて考えない戦略です。

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