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「はじめての『投資信託』入門」を読みました

ある程度本を読んだこのタイミングで、「入門」と書かれている本を手にとったのには2つ理由があります。

一つは、本書と同じ竹川美奈子氏の著書「臆病な人でもうまくいく投資法」が良書だったため。

もう一つは、勉強したつもりになって、モレがないか確認するためです。

結果から言うと、この本も良書でしたし、勉強モレにも気づかせてもらえました。

初心者向けの入門書として

「一番やさしい!一番くわしい!」とタイトルに書いてあるだけあって、非常にわかりやすいです。

入門書としては、カン・チュンド氏の著書「忙しいビジネスマンでも続けられる 毎月5万円で7000万円つくる 積立投資術」も良書ですが、こちらはもう少し広く説明されています。

具体的には、アクティブの運用スタイルとして「グロース」「バリュー」や、PER・PEBについても言及されています。

説明してはいるものの、アクティブファンドはインデックスに負けることが多い点、信託コストが高くなりがちであり、信託コストが運用成績に大きく影響する点についてもきっちり説明されています。

毎月分配型の注意点にまで書かれており、投資を始めたいという友人がいたらとりあえず読んでと渡せる本でした。

あとは、何気にありがたい索引が巻末についています。

PERとPEBってどっちがどっちだっけ?みたいな時に、すぐにたどれます。

以上が、良書だと感じたポイントです。

アクティブファンドについても少しは知っておこう

本書では、アクティブファンドはポートフォリオに組み込むのであれば、コア・サテライトのサテライト部分にとどめ、基本はインデックスで運用することを推奨しています。

また、アクティブとインデックスの比較もして、インデックスの優位性を説いています。

にもかかわらず、そこそこのページ数にわたって、アクティブファンド運用の種類・特徴、選び方(P-CCAPの法則)等について書かれています。

私は、幸いな事に早々にインデックスにたどり着きました。そのため、アクティブについての知識は疎いです。

そんな私にとって、アクティブについての基礎知識と、インデックスのおさらいができるありがたい本でした。

おわりに

入門書としてわたすなら、1冊目はカンさんの本よりこちらをオススメしたいと思います。

この本を読んで、「インデックス積立投資をしたい!」となれば、カンさんの本を読むという流れが良さそうです。

非常によくまとまっており、初心者以外にも基本をおさらいできる本としてオススメできます。

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