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iDeCoのデメリット!加入時には流動性の悪い資産の割合を確認しておこう

企業年金のサラリーマンであるわたしも、今年から個人型確定拠出年金(iDeCo)に加入できるようになりました。早速、楽天に資料請求をして加入手続き中です。

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iDeCoは拠出金額の全額が控除対象となるため拠出時の節税効果が大きく、投資ブログにから家計ブログに至るまで幅広く話題になっていますね。

確かに節税メリットは魅力的なんですが、60歳までは原則として引き出す事ができないため、流動性が悪いというデメリットがあります。

実は流動性の悪い資産って地味に多いんです。資産運用でいえば、ジュニアNISAもそうですし、学資保険などの貯蓄型の保険も流動性が悪いです。

iDeCoに加入して流動性の悪い資産だらけになりませんか?という注意喚起をこめて、流動性の悪い資産について考えたことをまとめます。

流動性が悪いってどゆこと?

突然お金が必要になった時に、自由かつ即座に現金化できないことを「流動性が悪い」とか「流動性リスクがある」といいます。

流動性リスクによって借金をしたり、なにかしらの支払いが滞ってしまうことは避けねばなりません。

iDeCoは60歳まで引き出せないわけですから、20代のわたしからすればマックス流動性が悪い資産になります。約30年は引き出せないわけですからね。

ジュニアNISAにしても、子供が18歳になるまで原則として引き出せませんから同じ事がいえます。

学資保険や低解約返戻金型終身保険は解約すればお金が戻ってくるから大丈夫!流動性リスクはない!?わたしも最初はそう思って加入しました。(流動性リスクなんて言葉は知らなかったですが)

実際には、解約してしまえば元本割れしますし、一度やめて再開することもできないので、感情としてなかなか解約できません。元本以上のリターンを得るためにはお金を拘束しておかなければならないという点で流動性リスクがあります。

流動性の悪い資産の割合は?

わたしの場合、流動性の悪い資産への積立は次の通りです。(iDeCoは手続中のため見込み)

  • 学資保険:9500円
  • 終身保険:9500円
  • ジュニアNISA:2万5000円
  • iDeCo:1万2000円

これに対して、比較的流動性の良い資産への積立は以下の通り。

  • 投資信託:3万円
  • 貯金:2万5000円(児童手当含む)

流動性の悪い資産が5万6000円、比較的良い資産が5万5000円です。半分以上が流動性の悪い資産への積立になっています。

多い少ないの判断は難しいですが、半分ならまだいい方ではないかなと。

仮に教育資金は学資保険で2万円、貯金も2万円って人が、iDeCoがいいらしいということで貯金していた2万円をiDeCoの積立にあててしまうと、なんと全部流動性の悪い資産になってしまいます。

そんな極端な話…と思うかもしれませんが、いますよ、こんな人。

どうするか?

具体的に何割に抑えるのがいい、と明言することは難しいです。いざって時に使える生活防衛資金の準備額にも影響されますしライフプランにもよりますからね。

わたしの現時点での流動性の悪い資産割合は、生活防衛資金のおかげで1割以下ですが、今後も積立金額の半分以上を流動性の悪い資産に割いていけばその割合は増えてしまいます。

以前は投資信託の積立金額を減らしてiDeCoに回そうと考えていましたが、終身保険を辞めた分を回すことにしました。終身保険を解約するとの考えに至った理由は他にもありますが。

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まとめ

iDeCoには60歳まで引き出せないという大きな流動性リスクがあります。ジュニアNISAを使ってー学資保険にも入ってー終身保険にも入ってーとやってしまうと、流動性リスクの高い資産だらけになってしまいます。

引き出しにくいことで資産形成をしやすいという一面はありますが、流動性リスクのある資産の割合には気をつけなきゃいけません。

iDeCoに加入する前に見直してみてはいかがでしょう。

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