BTC FX(ビットコインFX)取引所の特徴・手数料・レバレッジ・追証一覧【国内金融庁登録業者のみ】

国内金融庁登録業者のBTC FXの特徴・手数料・レバレッジ・追証の有無をまとめます。

ビットフライヤーのBTC FXの特徴

ビットフライヤー(bitFlyer)は国内でもっとも取引量の多い暗号資産取引所です。取り扱っている銘柄が多く、モナーコインやリスクなど、他では扱っていない銘柄を扱っているなどの特徴があります。

ビットコインの売買のみならず、決済にも対応している取引所で、ビットフライヤーを使用することでamazonのギフト券などをビットコイン払いで購入することができます。

2014年よりサービスを開始しており、三井住友やMUFG、リクルートなどの大企業が出資しています。ビットフライヤーでは現物取引のみならず、FXや先物取引が行えます。

1. 先物取引か FXか

ビットフライヤーではFXと先物取引、両方が可能です。

2. 手数料(スプレッド、スワップポイント)

FXの取引をするにあたって売買手数料は特に発生せず、無料になります。ただし、FXの取引価格と現物の取引価格が5%以上乖離している時に約定をすると、SFDと呼ばれる手数料が発生します。

SFDは価格が乖離する方向に約定すると、新規決済両方において発生します。ただし、価格を縮小する方向に新規注文で約定をすると、SFDが付与されます。価格を縮小する方向に決済注文を出す場合、SFDは発生しません。

SFDは、価格乖離率が5%以上10%未満で約定金額の0.25%、10%以上15%未満で約定金金額の0.5%、15%以上20%未満で約定金額の1%、20%以上で約定金額の2%がそれぞれ発生します。

ビットフライヤーのスプレッドは、変動制のため、常に動いています。平均的に500円以下であることが多く、状況によっては10円以下までスプレッドが縮小することもあります。

スワップポイントは1日あたり0.04%となります。

3. レバレッジ

ビットフライヤーのレバレッジは最大15倍です。レバレッジは1倍、2倍、3倍、5倍、10倍、15倍の中から好きな倍率を選択できます。

4. 追証もしくは不足金補填の有無

ビットフライヤーでは、証拠金維持率が一定の水準を割ると、追証が発生します。追証は証拠金維持率が80%を下回ると発生します。

追証を解消できない場合、未約定の新規注文はすべて取消になります。追証を解消する場合は、証拠金維持率が80%以上になるように、3銀行営業日以内に不足分の額を追加で入金します。

3銀行営業日後の17時時点で証拠金維持率が80%を下回っていた場合は、強制ロスカットとなります。

5. ロスカット率(証拠金維持率) 

ビットフライヤーでは、証拠金維持率が50%を下回るとロスカットとなります。50%を下回った段階でロスカットルールが適用されます。

ロスカットルールが適用されると、保有するポジションはすべて全決済されます。この決済注文は成行です。この決済注文が約定するまで、新たに取引をすることはできません。

DMM BitcoinのBTC FXの特徴

DMM Bitcoinといえば、大企業のDMM.comが運営している暗号資産取引所です。DMMは暗号資産だけでなく、FXやCFDなどの金融事業も手掛けており、金融関係のノウハウや実績が豊富という特徴があります。

DMM Bitcoinは現物取引のみならず、FXもできます。国内では珍しいアルトコインFXができる暗号資産取引所でもあり、その取扱っている通貨ペアの種類は14種類に及びます。

FX会社としての経験が豊富なだけに、使いやすいツール開発にも余念がありません。DMM Bitcoinの取引ツールは、他の取引所と比較して非常に使いやすいという強みがあります。

1. 先物取引か FXか

DMM Bitcoinのレバレッジ取引は、FXのみです。

2. 手数料(スプレッド、スワップポイント)

FXの売買手数料は無料で、スワップポイントは1日あたり建玉金額の0.04%となります。

スプレッドは変動制のため、常に動いています。BTC/円のスプレッドは、だいたい3000円以上離れていることが多いです。

3. レバレッジ

レバレッジは最大5倍までです。

4. 追証もしくは不足金補填の有無

DMM Bitcoinには追証の制度はありません。ただし、想定以上の損失が発生した場合は不足金の支払いが発生する可能性があります。

5. ロスカット率(証拠金維持率) 

DMM Bitcoinでは、証拠金維持率が80%以下になるとロスカットルールが発動します。

ロスカットルールが発動すると、未決済のポジションが強制的にロスカットされます。この時、未約定の新規注文は、すべて取消となります。

ビットバンクトレードのBTC FXの特徴

ビットバンクトレードといえば、日本で最初にBTC FXを始めた取引所です。ビットバンクトレードはBTC FXに特化した取引所のため、現物取引が行えません。

もしも現物取引を行う場合は、ビットバンクCCを利用すると良いでしょう。ビットバンクトレードの入金方法はビットコイン預入のみとなりますので、現物取引ができる取引所の口座を別口で開設しないと、取引できません。

その代わり、ビットバンクトレードはレバレッジが高く、ロスカット率が低いなどのメリットがあります。

1. 先物取引か FXか

ビットバンクトレードのレバレッジ取引は、FXです。

2. 手数料(スプレッド、スワップポイント)

取引手数料は、新規注文が0.01%、決済が0%となります。その他、決済時利益に対して0.2%のキャピタルゲインフィーが発生します。

ビットバンクトレードは、スワップポイントが無料となります。

スプレッドは変動制で、だいたい数百円から数千円ほどとなります。

3. レバレッジ

ビットバンクトレードのレバレッジは最大20倍となります。

4. 追証もしくは不足金補填の有無

ビットバンクトレードの場合、証拠金維持率が50%を下回るとアラートが発生します。ただし、アラートが鳴るだけで、追証はありません。そのため、証拠金維持率が落ちても、追加で入金する必要はありません。

ただし、強制ロスカットがあるので注意してください。

5. ロスカット率(証拠金維持率)

ビットバンクトレードでは、証拠金維持率が20%を下回ると強制ロスカットとなります。

BITPointのBTC FXの特徴

BITPointは2016年に設立された暗号資産取引所で、運営元は株式会社ビットポイントジャパンです。

他の取引所と違い、投資家から人気が高い取引ツール、「MT4」が使用できるという優位性がBITPointにはあります。現物取引のみならず、FXも可能な取引所で、最大レバレッジが非常に高いという特徴があります。

BITPointは、ユーザーから預かった資産を日証金信託銀行へ信託するなど、資産を安全に管理するための取り組みに余念がありません。そのため、投資家は安心して取引に専念できます。

1. 先物取引か FXか

BITPointのレバレッジ取引は、FXとなります。

2. 手数料(スプレッド、スワップポイント)

BITPointの売買手数料は無料です。スワップポイントは、1日あたり0.035%となります。

スプレッドは変動制で、1000円から10000円と意外と広めです。

3. レバレッジ

レバレッジは最大25倍で、2倍、5倍、10倍、25倍の中から好きな倍率を選択できます。

4. 追証もしくは不足金補填の有無

BITPointでは、証拠金維持率が120%以下になると、アラートが発生します。ただし、アラートが出るだけで、追証はありませんので、不足金を補填する必要はありません。ただし、強制ロスカットはあります。

5. ロスカット率(証拠金維持率) 

BITPointでは、証拠金維持率が100%を下回ると、その時点においてロスカットルールが適用されます。

ロスカットが発動されると、評価損が大きいポジションから順番に成行で決済されます。そのため、場合によっては全てのポジションが強制的に決済される可能性があります。

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