オンラインマーケットプレイスのプラットフォーム系暗号資産であるサイバーマイルズ(CMT)の特徴や評価をまとめます。
ざっくり理解するための3つの特徴
- CMTはCyber Milesのプラットフォームで使われる暗号資産。
- オンラインマーケットプレイスに特化したスマートコントラクトを利用。
- 人気ショッピングアプリ「5miles」がすでに動いており、プラットフォームの適用先が整っている。
CMTの概要
- 名称:サイバーマイルズトークン
- 単位:CMT
- アルゴリズム:イーサリアムに依存
- 公式:https://cm.5miles.com/ja/
- ホワイトペーパー:https://cm.5miles.com/file/project/Project%20white%20paper_ja.pdf
- twitter:@cybermiles
CMTの現在の価格
CMTの特徴
- オンラインマーケットプレイスに特化したスマートビジネスコントラクト
- セキュアなオンラインマーケットプレイスが構築可能
- 紛争解決にかかるコストが大幅に削減可能
CMTはサイバーマイルズというプラットフォームで使われる暗号資産です。
サイバーマイルズを一言であらわすと「オンラインマーケットプレイス特化型のスマートコントラクトプラットフォーム」です。
カタカナばかりでわかりずらいですね。
オンラインマーケットプレイスとは、要はAmazonとか楽天市場とかです。
サイバーマイルズプラットフォームは、AmazonやWalmartのようなオンラインマーケットプレイスで使われることに特化されてチューニングされています。
スマートコントラクトとは、契約を自動で行ってくれるプログラムみたいなものです。
イーサリアムでも実現は不可能じゃないんですが、汎用性が高い一方でオンラインマーケットプレイスで使うには取引の遅さや手数料の高さが問題になります。
イーサリアムやスマートコントラクトの解説は「イーサリアムとはスマートコントラクトが可能な暗号資産」をごらんください。
現在の中央集権型のマーケットプレイスでは、個人情報の管理やユーザー間の紛争に莫大なコストがかかっています。
これをブロックチェーンやスマートコントラクトの技術を使うことで、よりセキュリティが高く低コストなマーケットプレイスを実現できる可能性があります。
最近は個人情報の漏洩によって多額の賠償金を支払う企業もあります。
低コストで高いセキュリティーのマーケットプレイスは、ユーザーに取っても企業に取ってもうれしいものです。
CMTの将来性
市場性が高いがレッドオーシャン
CMTの利用先であるオンラインマーケットプレイス市場は、AmazonやWalmartを見れば明らかなように、ボリュームも成長性も期待できます。
ただし、レッドオーシャンなのは間違いありません。
Amazon自身が今後サイバーマイルズのようなプラットフォームを構築しないとは限りませんし、IBMなどのブロックチェーンプラットフォームをもつ企業が台頭してくることも想定されます。
今は投機的な側面が強いですが、将来的にはオンラインマーケットプレイスで競合になりうる企業の動向も今後CMTの価格に反映されてくると思います。
プラットフォームの適応先がある
プロダクトとしては、「5miles」というインターネットショッピングアプリがあります。
中古品を売買するアプリで、メルカリとかに近いっぽいです。
サイバーマイルズは5milesという適用先をすでに持っていることになります。
いくらいい技術ができても、適用先を探すのに時間がかかってしまってはそれ以上の発展はありませんから、サイバーマイルズは他のオンラインマーケットプレイス系プロジェクトよりも有利に進むことが期待できます。
開発力・営業力も高そう
先ほど紹介した5milesをつくりあげていますし、サイバーマイルズのプロジェクトにも経験値の高いメンバーが揃っているようです。
典型的な暗号通貨新興企業と比較して、CyberMilesには2つの大きな違いがあります。まず、マーケットプレイス及び電子商取引について、豊富な経験を持つチームがいること (大手マーケットプレイスのプラットフォームで平均12年以上の経験)。そのため、商用アプリケーションに関するソリューションのより効果的な開発と実行が可能です。2つ目は、5milesが3年前の立ち上げ以来、非常に大きな規模にまで成長していること。その1,200万人のユーザーと、20以上の主要カテゴリーにおける莫大な年間取引金額を推進力として、CMの早期採用を図ることが可能です。
公式ページには上のような紹介がされています。
メンバーをみてみても、中国の大手マーケットプレイスであるアリババのモバイルプラットフォームのジェネラルマネージャーをやっていた人や、中国において最大の広告プラットフォームおよびデジタルマーケティングの代理店であるAllyesの製品開発担当副社長をやっていた人もいます。
ノウハウをもったメンバーが多そうという印象です。
まとめ
サイバーマイルズトークン(CMT)についてまとめました。
- サイバーマイルズはスマートコントラクトを利用したオンラインマーケットプレイスプラットフォーム。
- 5mlesというプロジェクトの適用先をすでに持っている。
- 分散型マーケットプレイスになることで、個人情報流出リスクが減ったり、ユーザー間の紛争解決コストが減る。
- AmazonやWalmartといった競合の動向次第では価値が下がるカモ。
オンラインマーケットプレイス系の中では、将来的に実際に使われているところがイメージしやすい暗号資産だったので投資をしています。
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