『お金は寝かせて増やしなさい』インデックス投資のオススメ本をあえて暗号資産ブログで紹介する

暗号資産の激しい値動きに消耗していませんか?

暗号資産バブルが弾ける前に、ディフェンシブな投資もスタートさせておくと、いざって時にあなたの助けになると思います。

ここで紹介するディフェンシブな投資とは、インデックス投資という手法です。

インデックス投資ブロガーである水瀬ケンイチさんの「お金は寝かせて増やしなさい」を教科書がわりに紹介します。

インデックス投資とは?

世界には株や債券、不動産などに関する様々な指数(インデックス)があります。身近なところでは、TOPIXやダウ平均株価あたりでしょうか。

インデックス投資とは、こうした指数に連動する投資信託やETFを買っていく投資方法です。

分散投資が簡単にできる!

指数を構成する銘柄は数百から数千におよび、分散投資を簡単にすることができます。分散投資をすることで、市場の平均値を目指した運用になります。

暗号資産投資では、毎日毎日+50%を超えるような銘柄が生まれて、みんなが「次はどれだ!?」と血眼になって探しています。

楽しいうちはいいですが、ずーっとこれを続けるのは疲れませんか?

「どの銘柄が上がるかわからんけど、暗号資産全体は上がりそうだから全銘柄買ってやる!」

こんなことを考えたことがあれば、あなたはインデックス投資向きかもしれません。

インデックス投資では、特定の銘柄を買うのではなく、指数を構成するたくさんの銘柄に丸っと投資をすることができます。

世界全体の成長にマルっと投資をする方法です。もちろんその中には、暗号資産関連企業も含まれてます。

平均的だけどアクティブファンドに負けない

インデックス投資は、頻繁に取引を行って利益をどんどん上げていこうとする「アクティブファンド」にも負けません。

「平均的なのに負けてないってどゆこと?」

そう感じたのであれば、ぜひ本書を手に取ってみてください。その理由や具体的な数字が書かれています。

暗号資産のインデックスがなんなのかという議論はさておき、次に値上がりするアルトコインを当て続ける投資法がアクティブ、ビットコインだけをとりあえず持ち続けておくのがインデックスとするとイメージ近いかもしれません。

もしあなたが頻繁に取引しているのであれば、ただ単純にビットコインを買っていた場合とどっちがリターンが良かったのか計算してみると面白いと思います。

インデックス投資をオススメする3つの理由

  • 手間がかからない
  • 世界標準のスタンダードな投資法
  • お金の基礎知識として日常生活に役立つ

「お金は寝かせて増やしなさい」ではこの3つをオススメ理由として紹介しています。

私自身もインデックス投資をしていますが、暗号資産と比べ物にならないくらい手間がかかりません。手間がかかっていたら暗号資産と両輪で投資をするなんてとてもじゃないけど不可能です。

  • 積立投資をしているので、買い注文や入金の手間がない。
  • ニュースでTOPIXとか為替とかをさらっと聞けばなんとなく自分のポートフォリオの状況がわかる。

暗号資産は1日に何度も何度もチャートを見てしまいますが、インデックスのチャートはほとんど見たことがありません。気楽なもんです。

これだけ気楽に投資できるのも、年金を運用するGPIFや世界中の金融のプロが採用している信頼性の高く実績のある投資法だからです。

「100%儲かる投資法!」とか「これで私は資産を100倍にした!」みたいな怪しい情報商材とはワケが違います。

インデックス投資はマイナーな投資法ですが、2018年からスタートする「つみたてNISA」や「個人型確定拠出年金(iDeCo)」という制度でも採用されています。

どちらも、堅実な資産形成方法として有効ですから暗号資産投資一本ではなく知っておきたい制度です。

インデックス投資はリスクとリターンをあらかじめ想定できる

暗号資産投資の怖さは、どれだけリターンがあがるかもどこまで落ちるかもわからないところにあります。

ヘッドライトが壊れた車で真っ暗な道をアクセル全開で乗り回すような感じでしょうか(もちろん経験したことないけど)。

対してインデックス投資では、過去のデータから想定リスクと期待リターンを算出することができます。しかも、株式と債券の比率を変えることでそれをコントロールすることができます。

本書には想定リスクと期待リターンの算出方法について、誰でもできるようにわかりやすくまとめられています。

相場で生き残るためのヒントがたくさん

著者の水瀬ケンイチさんは、ライブドアショックもリーマンショックもギリシャショックも乗り越えてきている投資家です。

本書には「涙と苦労のインデックス投資家15年実践記」という章が設けられており、相場で生き残ることの重要性がリアルに書かれています。

今後、暗号資産投資で生き残っていくためのヒントがたくさんみつかると思います。

投資本というと「いかに儲けるか」ばかりにフォーカスしているものばかりですが、本書は「いかに生き残るか」の具体的な方法が書かれています。

まとめ

インデックス投資と「お金は寝かせ増やしなさい」について紹介しました。

  • インデックス投資は分散投資が簡単にできる実はメジャーな投資法。
  • 暗号資産の比にならないくらい気楽。
  • 資産形成に役立つ制度も学び、実践できる。

「寝かせて」とありますが、暗号資産のように「おはぎゃー」やら「おはきゃー(歓喜)」やらするわけではありません。

むしろ投資から離れて気持ちよーく眠れる方法です。

暗号資産に消耗したら(できたらする前に)手に取ってみてはいかがでしょうか。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

This site uses Akismet to reduce spam. Learn how your comment data is processed.