iXledger(IXT)は保険市場の取引・管理をブロックチェーンで行うためのプラットフォーム構築を目指しています。
ここでは、IXTの評価や特徴をまとめます。
IXTの概要
- 名称:iXledger
- 単位:IXT
- アルゴリズム:イーサリアムに依存
- 最大発行枚数:約6600万枚
- 公式:https://www.ixledger.com
- ホワイトペーパー:https://www.ixledger.com/wp-content/uploads/2017/05/ixledger_whitepaper_v1.1.pdf
- twitter:@iXledger
IXTの現在の価格
IXTの特徴
- 保険市場での取引・管理をブロックチェーンで行うプラットフォーム
- 複雑でコスト・時間のかかる保険市場を効率化する
- fidentialXやGen Reとの戦略的パートナーシップ
iXledgerは保険市場における取引や管理の効率化を目的としたグローバルマーケットプレイスの構築を目指しています。
このプラットフォームで使われるのがIXTトークンで、プラットフォーム使用料みたいなものですね。
保険は大きなマーケットで、上記の動画では4兆ドルの巨大市場と説明されています。
中でも米国と日本が保険大国で、損保市場ではこの2カ国で43%、生命保険市場でも35%を占めています。
日本にいる私としても気になるところ。
iXledgerのプラットフォームを使えば、これまでは複雑で時間のかかっていた取引や契約、支払いがスピーディーかつセキュアになります。
おそらく保険証書なんかもブロックチェーン上に保管されるため、紛失したりするリスクもなくなるでしょう。
また、多くの保険商品にアクセスできるようになるため、個人のリスクに応じた保険ポートフォリオの構築や保険の乗り換えなんかがスムーズにできるようになります。保険のマッチングなんかもしてくれるみたいです。
iXledgerはfidentialXと戦略的パートナーシップを結び、Gen Reとコラボすることを発表しています。提携先があることは評価できます。
fidentialXはブロックチェーンの技術を使った保険契約のマーケットプレイスです。iXledgerと目指すところは近いですね。
fidentialXの解説動画
Gen Reは再保険を生命・医療・不動産・損保保険業界に提供している会社です。
つまり、iXledgerはBtoCもBtoBどちらの保険市場も狙っているということが伺えます。壮大ですね。IXTの将来性
壮大な市場をターゲットにしている割には、まだ提携している企業やバックアップしてくれる企業が少ないです。
金融業界ではリップルなどの暗号資産の注目度が上がってきて、実用化が見えてきています。
将来的には金融と近い保険業界も追随すると考えています。
保険関連では、Auger(REP)がありますが、これは保険の契約・支払いにフォーカスしており、取引や管理のプラットフォームを狙うIXTとは今のところは競合しないでしょう。ウォッチは必要でしょうけどね。
まとめ
iXledger(IXT)の評価や特徴についてまとめました。
- 市場性の大きい保険業界への適用を目指している。
- 保険業界も金融業界に追随してブロックチェーンの技術の適用が進むと考えるなら投資もアリ。
- 提携先の企業が増えて、営業力が強化されてくれば評価も上がってくる。
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