コインチェックなどの国内取引所ををメインで使っていました方が、バイナンスなどの海外取引所にでてみるとアルトコインの銘柄の多さに驚くと思います。
日々なにかしらのコインが+50%やら+100%やらと表示されているとロマンも感じますよね。
私も海外取引所としてはバイナンスをメインで使っており、国内に取り扱いのないようなマイナーアルトコイン(草コイン)にも投資しています。
ここでは、私なりの評価基準や投資スタイルを紹介します。
そんな大層なトレーダーではないので、評価基準は感覚・気分・独断と偏見で決めています。気楽に読んでいただければと。
草コイン投資とは
草コインの厳密な定義はありませんが、非コインチェック銘柄で時価総額が100位以下くらいを考えています。
人によって基準は違うみたいですから、「時価総額100位で草コインだって?笑っちまうぜ!ハハッ!」って方もいると思います。
200位とか300位以下を主戦場にされている方もいますが、私からみたら地獄・魔界ですわ。尊敬します。
参考 草コイン(時価総額下位アルトコイン)選定手法ニルスの暗号通貨日記草コインはコインチェック銘柄のように、時価総額も流動性も安全性も低いですが、一発当たると大きかったり、多種多様なプロジェクトをみることができる面白みがあります。
草コイン6つの評価基準
ざっくりと6つの評価基準で銘柄をみています。銘柄数が多くて事細かに見る時間の余裕はありませんから、本当にざっくり。
市場性
プロジェクトが対象とする市場をチェック。
ゲーム、送金、レンディング、保険、SNS、サプライチェーンなど
- ゲームやSNSは比較的暗号資産と親和性の高い市場ですが、競合が多い。
- 送金系は競合の数自体は多いが、どれが生き残るのかは判断しにくい。
- サプライチェーンはAmazonとガチンコバトルにならなければやりようはあるかな。
こんなことを考えています。
独自性
ホワイトペーパーを読み込むわけではありませんが、ぱっと見で「これ主要アルトとかビットコインでできそうだな」と感じるものはすぐに却下しています。
「セキュリティーが高い、送金が早い、手数料が安い」
これ系はあまり興味が湧きません。
実用性
- 使う人のイメージがわくかどうか。
- 実際に使われているシーンのイメージがわくかどうか。
今は「儲かりそうだから」という理由だけで投資されている銘柄も多いですが、これだけ数が増えてくると今後は自然淘汰されていくと思います。そこで残るのは「実際に使われそうなもの」だと考えています。
「コンセプトのわかりやすさ、使ってみたくなる魅力、プロダクトが既にあるか」このあたりもみるようにしています。
開発力
技術的なレベルの高低は、詳しくないので判断できません。
ちゃんと進んでるのかな?くらいを確認するために、公式のtwitterやblogはチェックします。
冒頭で紹介したニルスさんはbitcoin talkのAnnouncement(ANN)を覗いているようです。
コインマーケットキャップの個別銘柄ページにある「Announcement」からリンクされています。
営業力
ここはいよいよ評価が難しい。
メディア露出があったかどうか、提携企業、上場取引所などをみます。
ここであまり評価が上がったり下がったりすることはありません。
政治力
メンバーの経歴をざっとチェックします。
大手企業とつながりのある人がいるかどうか、大学の先生が入っているかどうかなど。
ここも難しいところなので、銘柄評価への影響は小さいです。
投資スタイル
投資「ルール」とするほど明確化されていないので「スタイル」と表記して濁します。
テクニカル分析はしない(できない)
流動性が低い草コインではテクニカルは機能しないと思っています。
そもそもテクニカルを使いこなせるほど詳しくないこともあって、テクニカル分析は全くしていません。
ただ、イナゴ相場が形成されたような後には買わないようにしています。
高値掴みになってしまいがちですからね。
買うにしてもしばらく経って落ち着いてからです。
少額で投資する
突然価値がなくなったり、主要アルトの比じゃないくらいの値動きをみせることもあります。
今はまだ遭遇したことはありませんが、私が草コイン投資を始めたのは最近ですし、投資銘柄もバイナンスに上場しているようなある程度のマーケットボリュームのある銘柄でたまたま上手くいっているだけだと思っています。
遊びだと割り切れるくらいの少額で投資するようにしています。
ちょっと利益が出ると追加投資したくなりますが、そこは頑張って自制ですね。
銘柄数も「おもしろそう!」と思ったものを次々と買いたくなりますが、5~10銘柄になるように絞っています。
主戦場はバイナンス
私が暗号資産に参入したのが2017年11月なので、ちょうどビットコインのハードフォークコインがもらえるということでバイナンスが話題になり始めた頃でした。
他の海外取引場まで手を伸ばすと銘柄を見きれなくなってしまうため、まずはバイナンスに集中してスタートしています。
最近になって保険銘柄を購入するためにHITBTCに登録しましたが、銘柄調査は全然進めていません。
Kucoinとかも気になりますけど、現状は時間が足りませんね。
草コイン投資のはじめ方
コインマーケットキャップから銘柄選びをしたい方はニルスさんの「草コイン(時価総額下位アルトコイン)選定手法」を参考にしてみてください。
バイナンス銘柄から選ぶのか、時価総額から選ぶかの違いです。
- バイナンス銘柄をざっくり調査して数銘柄ピックアップする。日本語検索、公式ページをみる程度。
- ピックアップした銘柄のtwitterやblog、ホワイトペーパーを読んで理解を深める。
- エイヤっと買ってみる。
- 少額とはいえ損したくないので、追加で調べる。
- やっぱりイマイチなら売却、良さげならホールド。
私はこんな流れでやっています。
暗号資産全体に追い風が吹いていることもあり、こんな適当な方法でもリターンはあがっています。
さほど英語が得意でなくても、google翻訳にホワイトペーパーのpdfを読み込ませたりすれば、ある程度理解できますよ。
買っている銘柄の一部はブログでも紹介しています。
時価総額でいうとそれなりの順位のものもあるので、草コインというかはマイナーアルトといったほうが適切かもしれませんね。
まとめ
草コイン投資における銘柄評価基準や投資スタイルについてまとめました。
- 市場性・独自性・実用性・技術力・営業力・政治力の6つを評価基準にする。
- 少額で投資する。
- イナゴ相場形成直後には手を出さない。
草コインを漁っていると、自分の勉強にもなりますし、なにより暗号資産の世界が広がります。
投資の判断は自己責任ですが、漁るだけなら金銭的なロスはありません。
見るだけ見てみると面白いと思いますよ。
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