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ビットコイン FXで投資元本以上の損はありうる?
ビットコインFXはその性格上、現物取引と違って元本以上の損失を被ることがあります。
損切りができない取引所、ビットフライヤー pic.twitter.com/3fHuZlsKlD
— ヤマザキサチ (@ky_sachi) 2018年3月21日
悲しくも当たってしもうた。一旦ロスカットで損切り。ビットフライヤーの方はちょっと食らっちまったな。。 https://t.co/ukpHe5hUxJ pic.twitter.com/T3jQzklx5T
— 巨乳好きトレーダー@暗号資産 FX (@bubbachuck_fx) 2018年3月17日
元本がマイナスになるのは追加証拠金制度があるため
ビットコインFXをするにあたり、元本がマイナスになる原因は色々とあります。追加証拠金制度はそんな複数ある原因のうち、もっとも初心者が引っかかりゃすい要員の一つです。もしもこれからビットコインFXを始める予定があるのであれば、まずは追加証拠金制度の仕組みについて、しっかりと理解しておきましょう。
追加証拠金制度とは?
FXの世界で追証といえば、追加証拠金のことを示唆します。追加証拠金制度とは、証拠金維持率が一定水準以下となり、資金が不足した時に発生する制度のことです。
もしも証拠金が不足し、追証が発生した場合、投資家は不足分の金額を新たに入金し、追証を解消する必要に迫られます。
FXは先物取引と違って決済の期限は特にありません。ただし、追証が発生した時は例外で、もしも追証が発生した場合は期限内に入金し、追証を解消しないといけません。
もしも期限までに追証を解消できない場合、建玉が強制的に決済されることになります。含み損を抱えているのであれば、ここで損失が確定することになります。
追証を解消しないと損失が確定する一方で、追証を解消するには元本以上の金額を新たに入金する必要が投資家には発生します。いずれにしろ、元本が減ることに違いはありません。
特に思惑が外れ、損失が拡大しているような場面では、いくら入金をして追証を解消しても追いつかず、やがては元本がマイナスになるほどの損失を被る恐れがあります。
強制ロスカットとは?
強制ロスカットとは、取引所が強制的にポジションを決済し、損失を確定させる制度のことです。
FXは決済をしない限り、損失は発生しません。あくまで含み損を抱えているだけの状態です。これが現物取引の場合、たとえ一時的に含み損を抱えることになったとしても、将来のどこかの時点で値上がりが発生すれば、含み損を解消し、利確することができます。
しかし、FXの場合、含み損を抱えると、このような長期戦略が狙えません。含み損が発生し、証拠金維持率が一定水準以下に達すると、追証が発生し、期限内までに不足分を解消することを迫られるからです。
これを解消できないと、たとえ将来ビットコインの価格が上がり、利益を狙える算段があったとしても、強制ロスカットが敢行されることで損失が確定します。
一見すると酷い行為のように思われますが、FXは相場が急変すると一瞬で証拠金がマイナスになるほどの損失が発生することがあります。強制ロスカットは、そのような状況を防ぐための緊急措置といった一面もあり、必ずしも悪い事ばかりではありません。強制ロスカットとは、投資家にとって最悪の事態を防ぐための保護制度なのです。
追証が発生する可能性のある条件とは?
追証が発生する可能性は複数あります。ビットコインFXを始めるのであれば、常に追証のリスクを警戒した方が良く、様々なシチュエーションを念頭に投資戦略を練りましょう。
サーバーダウンの可能性
ビットコイン取引所の中には、たまに取引中にサーバーがダウンすることがあるので注意してください。
本来ならば損切りすべきタイミングでサーバーダウンが発生すると、注文しても約定できず、みすみす損切りのタイミングを逃し、損失を拡大させてしまうことになるでしょう。
そうなると、含み損が増えるため、場合によっては証拠金維持率が一定水準以下にまで落ち込み、追証が発生することがあります。
いつも通りに取引していれば証拠金不足に陥らなかったのに、サーバーダウンのせいで損失が拡大したなんて事になったら、投資家としてはやってられない気分になるでしょう。
ビットコインFXにはこのようなネット環境が原因で損失を被るリスクがありますので、取引をするのであればサーバーが比較的安定している取引所を選択しましょう。
暴落・暴騰の可能性
ビットコインに限った話ではありませんが、あらゆる金融商品には暴騰もしくは暴落の可能性が常についてまわります。
2017年、確かにビットコインは一年を通じて常に上昇し続けていました。しかし、そのような一方的な展開が今後も続くとは限りません。時には暴落し、そして時には暴騰をすることもあるでしょう。
上昇するだろうと予測し、ロングポジションを保有してみた結果、突然相場が暴落すると、予期せぬ損失を被る恐れがあります。
暴落のスピードが速いと、追証が発生するよりも先に強制ロスカットが発生することもあります。そうなる前に、ビットコインFXを始める際には常に相場の急変に備えておきましょう。
追証のないオススメ国内取引所
追証は投資家を保護するための制度のため、必ずしも悪い事ばかりとは限りません。ただ、追証の基準が厳しい取引所を選択すると、ちょっと損失が発生する度に追証に迫られるため、非常に面倒で煩わしいです。
なにより、一時的な含み損を抱えた程度のことで毎回不足分の入金を迫られるのは面倒でしょう。できるだけ追証の煩雑さを避けて取引に専念をしたいのであれば、ビットバンクトレードやDMM Bitcoin、ビットポイントなどの取引所の利用をオススメします。
これらの取引所は、追証のない取引所のため、一時的に証拠金が不足したとしても、追証に迫られることなく取引に専念できます。ただし、追証がなくても強制ロスカットはあるため、注意してください。
ビットバンクトレードのロスカットルール
ビットバンクトレードでは、証拠金維持率が20%を下回るとロスカットルールが発動します。証拠金維持率が非常に低いため、ビットバンクトレードはかなり自由に取引ができます。
DMM bitcoinのロスカットルール
DMM Bitcoinの場合、証拠金維持率が80%以下になると、ロスカットルールが発動します。基準が少し高めのため、余裕をもった取引をした方が良いでしょう。
ビットポイント のロスカットルール
ビットポイントの場合、証拠金維持率が100%未満になった時点でロスカットルールが発動します。どこよりも基準が高いため、証拠金維持率に余裕をもたせた取引をしないと、すぐに強制ロスカットとなるので注意しましょう。
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