QUOINEXの発行するトークンであるQASHの特徴や評価をまとめます。
QUOINEXはXEM・XRP・LTCが上場するとされており、注目度が上がっています。
国内取引所で取り扱っているのは、発行元のQUOINEXのみです。
ざっくり理解するための3つの特徴
- 取引の流動性を改善するためのプラットフォーム(LIQUID)で使われる暗号資産。
- LIQUIDでは世界中の売買のオーダーをひとまとめにすることが狙い。
- 取引所系の暗号資産で手堅い上場傾向を続けている。
QASHの概要
- 名称:QASH(キャッシュ)
- 単位:QASH
- 最大供給量:10億枚
- 公式:https://liquid.plus/ja/#home
- ホワイトペーパー:https://s3-ap-southeast-1.amazonaws.com/liquid-site/quoine-liquid_v1.9_ja.pdf
QASHの現在の価格
QASHの特徴
- QASHはQUOINEXが発行するトークン。
- 取引の流動性を改善するためのプラットフォーム(LIQUID)で使われる。
- プラットフォーマーとなるポテンシャルがある。
日本では若干マイナーですが、暗号資産の取引所であるQUOINEXが発行しているトークンがQASHです。
トークンには発行元があやふやであったり、いつ消滅するかもわからないものが多数ありますから、QASHのように運営母体が明確であり、既に収益体制が整っていることは評価できます。
QUOINEXは日本での登録事業者にもなっており、最低限の安全性・信頼性は認められているといえます。
2017年はビットコインが200万円を突破し、世間的な注目度が加速度的に高まってきました。
これから投資をする人の中には「ビットコインは既に値上がりしてしまったから、安くていいものに投資したい!」と考える人が増えてくることが予想されます。
また、ブロックチェーンをはじめとする暗号資産関連の技術も日々進歩を遂げており、様々なプロジェクトがローンチされています。
プロジェクトのお金を集めるために利用されるのがICOであり、第二のビットコインを求める投資家の投資対象となるのもICOです。
ICOは詐欺も多くリスクの多い投資ですが、2018年はリテラシーの低いプレーヤーが増大したことも相まって、ますますICOが盛んになっていくと予想しています。
ここで問題になってくるのは、ICOによって発行されたトークンの流動性の低さです。
日本人がパッとアクセスできないような海外取引所でしか取り扱われていなかったり、扱われていたとしても出来高が非常に少ないことは多々あります。
QASHはトークン市場の流動性の低さを改善するためのプラットフォームであるLIQUIDで使用されるトークンです。
LIQUIDの仕組みの詳細はホワイトペーパーを読んでいただきたいのですが簡単にいうと、「世界中に散らばった注文をひとまとめにすることで流動性を上げるプラットフォーム」です。
つまり
- トークン取引の流動性が高まってくるほどLIQUIDのニーズも高まる。
- QASHはLIQUIDを動かすための燃料のようなものなので、LIQUIDのユーザーが増えればQASHの価値も高まる。
こういった状況にあるわけです。
プラットフォーム系のトークンは、ユーザーがいなければ価値が高まりません。
プラットフォーム系のトークンの評価をする時には、見込みユーザーがどれくらいいるかを考えたいところです。
QASHの場合、既にQUOINEXが運営する取引所のユーザーがいます。
もちろん、国内だけでなく海外にも。
あまり知られていませんが、QUOINEXはアジア最大級の取引所です。
LIQUIDのプラットフォームが適用されたときの見込みユーザーは他のプロジェクトと比べて明確になっています。
つまり、QUOINEXはICOトークン取引市場のプラットフォーマーになるポテンシャルをもっていると見ることもできます。
ICOトークン市場に目をつけているプロジェクトは多数あります。
その中でもQUOINEXのように既存ユーザーを抱えているものとしては、BITFINEXが運営するETHFINEXがあげられます。
BITFINEXは非常に大きい取引所であり、ETHFINEXはイーサリアムのトークン取引に特化した取引所です。
ETHFINEXについては、@DEG_2020さんの以下の記事が参考になります。
参考 【2018年注目の取引所?】Ethfinexのベータ版が公開されました
QUOINEXが一歩リードしている点としては、取引高の多い日本市場で既に登録事業者になっていることでしょうか。(ICOをするレベルの投資家であれば、海外取引所もバリバリ使っているでしょうからさほどメリットにならないかもしれませんが。)
QUOINEXの買い方
- QUOINEXに登録
- 個人情報、本人確認証明書のアップロード
- 日本円の入金
- QASHの購入
国内取引所では発行元のQUOINEXのみで取引可能です。
JPY建てで買えるので、他のトークンよりも購入難易度は低くなっています。
まとめ
QUOINEXの発行するトークンであるQASHについてまとめました。
- QASHはICOトークン市場の流動性を改善するためのプラットフォームであるLIQUIDで使われるトークンで、LIQUIDをうごかす燃料のようなもの。
- 今後ICOトークン市場が拡大すれば、価値は高まってくる。
- ICOトークン市場に目をつけているプロジェクトは多いが、既存ユーザーがいる点で有利。
個人的に2018年はクソICO元年になると思っているので、注目しているトークンの一つです。
2018年の暗号資産はどんどんリテラシーの低い層を抱え込んでくる一年になりそうだね。クソICO元年になると思ってるけど、加速しそう。
イナゴはますますイナゴになり、インフルエンサーはますますインフルエンサー()になる。— 垂水ケイ (@tarumi_kei) 2018年1月11日
QUOINEXは今はまだあまり注目されていませんが、今後は銘柄のラインナップ増えていきますし、他の国内取引所では扱わないトークンの上場も予定されています。
まだ登録していなかたはこの機会にぜひどうぞ。
コメントを残す