【CC銘柄】ジーキャッシュ(ZEC)とは?特徴や将来性を解説

ジーキャッシュ(ZEC)コインチェックで買える銘柄で、プライバシーやセキュリティーに優れている「匿名系暗号資産」です。

ここでは、匿名系暗号資産であるジーキャッシュがもっている他の通貨にはない特徴や将来性について紹介します。

ジーキャッシュの概要

  • 名称:ジーキャッシュ
  • 単位:ZEC
  • アルゴリズム:Proof of Work(PoW)
  • 発行上限枚数:2100万枚
  • ブロック生成時間:2.5分
  • 公式:z.cash
  • twitter:@zcashco

ジーキャッシュの現在の価格

ジーキャッシュの特徴はゼロ知識証明

匿名性の高い暗号資産にはモネロ(XMR)ダッシュ(DASH)がありますが、ジーキャッシュの匿名性はこれらよりも高いと言われています。

モネロはリング署名、ダッシュはコインミキシングという手法が使われています。(詳しくは暗号資産の解説ページをご覧ください。)

ジーキャッシュで使われているのは「ゼロ知識証明」という手法です。

「取引内容は全部隠すけど、取引に不正や改ざんはないことは証明されているから安心してね!」

こんな感じの技術です。

ジーキャッシュでは、

  • 送信者のアドレス
  • 受信者のアドレス
  • 取引量

ブロックチェーンに記録されるこれらの取引内容が全て匿名化されています。

「匿名化=第三者からは確認できない」ってことなので、単純に秘密にしているだけでは、第三者からしたら「本当にそんな取引あったの?ウソやろ!脱税やろ!」などと言われかねません。

そこで活躍するのが「ゼロ知識証明」です。

ゼロ知識証明では、取引の内容に関する情報(知識)はゼロでも、取引が不正・改ざんなく行われたことを証明することができます。

私も技術屋ではないので、具体的にどんな計算がされているかはわかりません。より詳しく概念を理解されたいのであれば、コチラに書かれている「洞窟の問題」を読んでいただけるといいと思います。

ジーキャッシュの今後

匿名系暗号資産の宿命として、マネーロンダリングなどに悪用されると規制の対象になるリスクがあります。

公式の見解としては、「悪人はなんでも利用する。悪人のために開発しないのではなく、他の大多数の役に立つために開発する。」とのこと。

包丁だって人殺しにも料理にも使えますが、包丁を規制するのは馬鹿げているよね?って感じのスタンスですね。

今後、暗号資産の利用が普及していくためには、匿名性・セキュリティーは重要な課題だと思います。気軽に使う分にはそこまで気にしなくてもいいかもしれませんが、社会インフラレベルで考えた場合です。

実際に匿名性をウリにした暗号資産はいくつか出てきています。コインチェック銘柄だけでも、ジーキャッシュ、モネロ、ダッシュの3銘柄もありますからね。最近高騰して話題になったバージ(XVG)も匿名系です。

ジーキャッシュが最終的に生き残るかどうかは、これらの匿名系暗号資産に対する優位性を示せるかどうかにかかっています。

単純な技術力だけではなく、営業力や政治力も必要になってくるでしょう。

どの匿名系暗号資産が強いのかは、私自身まだ計り兼ねていて投資できていませんが、単純な価格変動だけではなく、将来性を考え始めてからは暗号資産投資が面白くなってきています。

それぞれの匿名系暗号資産の公式ブログやツイッターをフォローして、最新情報をウォッチすると優劣が見えてくるかもしれませんよ!

匿名系通貨のtwitter

まとめ

コインチェック銘柄のジーキャッシュについてまとめました。

  • ゼロ知識証明による高い匿名性・プライバシーをもつ通貨。
  • 悪用を懸念した規制リスクをとるか、匿名性のニーズをとるか。
  • 同じ匿名系通貨との技術力・営業力・政治力の比較が必要。

ジーキャッシュはコインチェックで買える銘柄です。

販売所形式での購入は手数料は高くなるため、頻繁な売買はオススメできません。

ある程度の期間保有する前提で購入を検討すると手数料負けしにくくなりますよ。

コインチェックの登録がまだであれば、コチラからどうぞ。

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