ビットコインをクレジットカードで買う方法!メリットと致命的なデメリットを解説

ザイフやコインチェックなどの取引所では、クレジットカードを使ってビットコインを買うことができます。

一見便利そうなサービスですが、手数料がかなり高いという致命的なデメリットがあります。

ここでは、実際にかかる手数料やその他のメリット・デメリットについてまとめます。

クレジットカードで買うデメリット

「銀行振り込みがめんどくさい。」

「今月現金がない…」

こういった方は、クレジットカードでビットコインを買いたくなるかもしれません。

でもそれには次のようなデメリットがあります。

注意
  • 手数料が高い。
  • 借金して買うことになる。

クレジットカード用のレートがある

あなたがクレジットカードでビットコインを買う場合、取引所はカード会社に手数料を支払う必要があります。

その手数料を取引所が負担してくれるのかといえば、もちろんそんなハズはありません。

クレジットカード用のレートが設けられており、通常の購入方法との差額が実質的な手数料になります。

クレジットカード用のレート比較

クレジットカードでビットコインを購入できる取引所は、次の3社です。それぞれのカード用レートを比較してみます。

  • ザイフ
  • コインチェック
  • ビットフライヤー

Zaifのレート

coincheckのレート

bitFlyerのレート

クレジットカードのレート比較

取引所クレジットカード実質手数料
Zaif5.8%
coincheck7.6%
bitFlyer7.4%

どの取引所も販売所のレートよりもかなり悪いのがお分かりいただけると思います。

板取引をするのであれば、その差はさらに開きます。

板取引や販売所との違いについては、「取引所と販売所の違いを売買方法・手数料から解説」を参考にしてみてください。

一応カードのポイントはたまりますが、それを差し引いても高い手数料を支払うことには変わりありません。

レートが悪い分だけ実質的にマイナススタートになってしまいますから、クレジットカードでの購入は極力避けたいところです。

カードでの購入は借金と同じ

気軽にクレジットカードで買い物をすることに慣れているとついつい忘れがちですが、カード決済は借金と同じです。

「今月はお金がないけど、ビットコインは上昇相場だから買わなきゃ!」

こんなことを考えて実行しないようにしてくださいね。

ちなみに、カード決済なので分割払いとかリボ払いとかできますが、そんなことを考えだすとますます闇は深まります。

クレジットカードで買うメリット

わざわざ高い手数料を支払う訳ですから、全くメリットがないわけではありません。

  • 銀行振り込みの手間がかからない。
  • すぐに買える。
  • 少額なら振り込み手数料よりも安くなることもある。

銀行振り込みの手間いらず

あなたがネットバンキングできる環境にないのであれば、銀行のATMから振り込み手続きをするのはめんどくさいと思います。

クレジットカード決済であれば、その手間がなくなりますから、手間と手数料を比較して納得できるのであれば使うのもアリでしょう。

チャンスを逃さず買える

通常の銀行振り込みは、取引所に反映されるまでに時間がかかってしまいます。

ビットコインはどんどん上昇を続けていますから、1日買うのが遅れただけで、数%違ってくることもザラにあります。

「ビットコインは必ず上がる!」

「手数料は必ず回収できる!」

こう信じるのであれば、カード決済もアリでしょう。

少額ならカード手数料の方がお得なこともある

銀行の振込手数料はだいたい400~500円です。

カード手数料が10%だとすると、ビットコインの購入金額が4000~5000円以下であれば振込手数料よりもお得に買うことができます。

住信SBIネット銀行を使えば全て解決

クレジットカードを使うメリットをまとめると、次のふたつになります。

  • 銀行振り込みの手間がかからない。
  • すぐに買うことができる。

これらのメリットは、住信SBIネット銀行を使っても得ることができます。

国内取引所は住信SBIネット銀行の口座を持っているので、あなたが住信SBIネット銀行から送金するときには振込手数料がかかひません。

クレジットカードと比べると、多少即時性は劣りますが、住信SBIネット銀行は取引所口座への反映が早いため、振込んだその日にはビットコインを買うことができます。

住信SBIネット銀行の使い方やメリットについては、「ビットコインを始めるなら手数料が安い住信SBIネット銀行がオススメ!」を参考にしてみてください。

まとめ

クレジットカードでのビットコインの購入についてまとめました。

  • クレジットカード決済専用のレートがあり、実質的な手数料がかかる。
  • クレジットカードでの購入は借金であり、リスキー。
  • 「すぐに買える」「手間いらず」といったメリットはあるが、住信SBIネット銀行を使えばカバーできる。

よほどの理由がない限りは、販売所や取引所のレートで買ったほうがおトクです。

「すぐに買わなきゃ」と焦っている時には判断も間違えやすくなりますから、一度落ち着いて手数料の安い購入方法を検討してみてはいかがでしょうか。

1BTC=100万円をこえて買い急いでいるのであれば、「ビットコインが100万円を突破!まだ間に合うと思って投資する前にちょっと落ち着こう」を読んでみてください。

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