私のポートフォリオを公開して運用状況を紹介します。
私は暗号資産のブログを運営していますが、インデックス投資という割と堅実な運用を主体としています。
タイミングを見て買うこともほとんどせず、自動の積立投資がメインです。
堅実なインデックス投資とアグレッシブな暗号資産投資をどのように組み合わせているのか、この記事で紹介したいと思います。
ポートフォリオ
2017年11月中旬での私のポートフォリオはこんな感じです。
暗号資産
おおよそ、暗号資産以外と暗号資産の比率は9:1になっています。
暗号資産はビットコインとライトコインを保有しています。ライトコインはなんとなく買っただけです。
暗号資産以外
「先進国株式」とか「日本株式」とありますが、個別の株を買っているわけではありません。
暗号資産以外の部分は、インデックスファンドや国内外のETFです。
現金はポートフォリオ外
また資産運用に回しているリスク資産とは別に、日本円の貯金もあります。貯金のほとんとが、いざって時のための生活防衛資金です。
暗号資産比率が控え目な理由
最近のビットコインの上昇っぷりを見ていると、高値かもしれないとは思いつつ投資したくなっちゃいます。
私と同じように投資欲が高ぶっている方は「ビットコインが100万円を突破!まだ間に合うと焦って投資する前にちょっと落ち着こう」を読んでみてください。
そんな気持ちをグッと堪えて、暗号資産の比率は12%と控え目になっています。価格変動が大きいため、比率はドンドン変わっていきます。
10~20%あたりが自分の中でイイトコだと思ってます。
控え目に設定しているのは次のような理由があります。
- 安定性、法整備、税制などの観点から、暗号資産は主要資産クラスとみなすレベルにまでは到達していない。
- 暗号資産の比率を上げて資産全体の値動きが激しくなると気になって生活に支障がでる。
- NISAやiDeCoといった税制優遇制度を使い切ると暗号資産にそれほどお金をさけない。
暗号資産の比率が増えたらどうする?
ビットコインの調子がいいので、私のポートフォリオの中で暗号資産の比率が高まってきています。
さらに高まって20%を超えてきたら、定期的に暗号資産以外の資産に割り振るのもアリですね。こういった割り振りをリバランスといいますが、メリット・デメリットがあります。
リバランスのメリット
- 利確することになる。
- 暗号資産部分のリスクコントロールになる。
- 暗号資産にはない、インカムゲインが増える。
暗号資産を売却して他の資産クラスに回すため、利確することになります。バブルバブルだと散々言われてますから、せっかくでた利益の一部だけでも利確しておくことはムダじゃないと思っています。
また、資産全体に占める暗号資産の比率を下げることで、暴落があったときのダメージを小さくすることができます。
もちろん、暴騰したらリターンは減ってしまいますが、生き残ることを重視するのであれば悪くない選択です。
暗号資産を売って投資信託やETFを買った場合、暗号資産にはない「配当金」を増やすことができます。短期的な値上がり益だけでなく、長期目線でのインカムゲインをコツコツと増やしていくことは資産形成に有効です。
リバランスのデメリット
- 利確した部分について税金がとられる。
- 暗号資産がさらに値上がりしたたきにリターンを逃す。
暗号資産の売却益は、株や投資信託の分離課税とは異なり、総合課税になってしまいます。そのため、利確を避けている方も多くいます。
暗号資産を売却してリバランスすると、当たり前ですがそこからさらに値上がりした場合には「売らなきゃよかった!」ってなるかもしれませんが、そこはタラレバの世界。
「ビットコインで億万長者!」みたいなタイプの方はリバランスはせずに、ガンガントレードをするほうがいいと思います。
暗号資産の積立投資はしていない
Zaif(ザイフ)では暗号資産の積立投資をすることができます。
日頃からインデックスファンドの積立をしている私にとって魅力的なサービスですが、暗号資産の積立投資はしていません。
インデックスファンドの積立は無料なので、どうしても暗号資産積立の手数料を高く感じてしまうためです。
暗号資産の積立サービス自体にはメリット・デメリットがあります。私は手数料というデメリットが気になっただけで、サービス自体は便利で使い勝手のいいものだと思っています。
暗号資産積立サービスのメリット・デメリットは「暗号資産ドルコスト平均法のメリット・デメリット!得意な相場・苦手な相場を解説」に詳しくまとめてあります。
まとめ
暗号資産とインデックス投資のポートフォリオを公開してみました。
暗号資産が伸びてくれたら売却してインデックスファンドを買いますのもアリだと思っています。
- 暗号資産の比率を控えめにしておくことで、リスクコントロールを図る。
- リバランスを定期的にすることで、利確とポートフォリオの見直しをする。
- 爆発的なリターンは無くなるが、相場で長生きするためにはたぶん有効。
税金がかかるという大きなデメリットはありますが、「欲張りすぎずほどほどのところでリターンをあげていくのもアリだな」と感じたのであれば、リバランスをしてみてください。
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