暗号資産の利確タイミングはいつがベスト?

暗号資産のピークが過ぎてしまい、

「あの時利確しておけばよかった!」

と思っている人も多いハズ。私もその一人です!

ここでは、次のバブルで利確し損ねないための考え方、利確後の長期目線での運用について紹介します。

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利確のタイミング

相場の切り替わりで利確をする

  1. 暗号資産全体が伸びる時期
  2. アルトコインが伸びる時期
  3. アルトコインの資金を吸ってビットコインが伸びる時期

暗号資産はこの3つの相場をグルグル回っているように感じています。

アルトコインでの利益を伸ばしても、ビットコインに吸われる時期に入ってしまえば含み益はみるみる消えてしまいます。

そこで大切になってくるのは利確のタイミング。

ガチホールドもいいですが、利確しておくと投資を続けるためのメンタルにもいい影響がでると思います。

個人的な感覚としては数日程度で、アルトコインのターンとビットコインのターンを行ったり来たりしています。

相場環境が悪い時はビットコインのターンが優勢気味。

尻尾はくれてやれという投資の格言にもあるように、ギリギリを攻めるのはリスキーです。

7~8割のタイミングと考えて、数日間アルトコインのの上昇が続いたら、いったん利確を考えるといいんじゃないでしょうか。

普通は「20%値上がりしたら利確」みたいに決めるもんですが、期間で切り分けるとわかりやすかったので。

ビットコインドミナンスをみているのもアリですね。

イナゴするなら半日〜1日が限界、こまめな利確を

最近はイナゴ相場はめっきり見なくなりましたね。

2017年12月〜2018年1月にかけては、

一気に上昇→イナゴが群がる→売りぬけて下がる→最初よりも高いところで一旦落ち着く。

こんな値動きもよくみかけました。

ピークを見極めるのは難しいですが、例えば立ち上がりの半日後に50%利確、1日後に残りの50%を利確とすると大きく外さない相場が続いていました。

私自身はイナゴしてないので、特段儲かっているわけじゃありません。

大切なのは利確について考えること!

正直いって、こんな後付けで利確タイミングについて議論すること自体にはさほど意味はありません。

大切なのは自分で考えて、ルールをつくり、検証し、相場が変わったらまたルールを考え直すことだと信じて実践しています。

意識高いこと言っているわけじゃなくて、自分にアマアマなので油断してるとすぐに調子に乗って突っ込んじゃうんです。

自戒です。自戒。

過去にははガチホ最強相場みたいなフシがありましたが、利確した資金は長い目でみればあなたを助けてくれるタイミングがきっと来ると思います。

利確のメリット・デメリット

  • 原資を回収できる。
  • 暴落時の追加投資資金にできる。
  • 税金がかかる。
  • さらに上昇した時においていかれる。

利確のメリットはなんといっても、投資した金額の一部を回収できることです。

税引き後で原資を回収しきってしまえば、あとはどんな相場が来ても原資は丸々残ります。


ただし、利確をすることによって税金がかかります。

税金の支払いはリターンを押し下げる要因の一つです。

また、原資を抜くことで投資金額が減ることになりますから、さらに上昇した場合と比べるとリターンは劣ります。

ただしそれは結果論です。上昇したのと同じだけ下落する可能性もあったわけです。

1日で+50%になることなんてザラにある相場環境ですが、1日で-50%になったとき自分が耐えられるのか考えてみてください。

「あ、やばいかも」

と少しでも感じたのであれば、それは利確のベストタイミングです。

利益がある状態で利確をする・しないという選択肢が持てることほど幸せなことはないですよ!

上昇相場に乗れなかった時に後悔するのは「もっと稼げていたのに!」という機会損失ですが、利確せずに焼かれてしまったときの後悔では実際にお金が減ってしまいます。

「機会損失と実際の損失」どちらをとるかと考えると、少し冷静になれるんじゃないでしょうか。

利確では日本円に換える

暗号資産にハマって、海外取引所なんかを使い出すとBTC建のトレードが増えてきます。

すると、日本円を増やすのではなくBTCの枚数を増やすことが目的になってきます。

暗号資産ブロガー達がよく言う「利確」とはBTC建での利確を指すことが多いです。

私は円建ての利確を「利確」と表現しています。ややこしいので。

BTCの枚数は増えても日本円換算での評価額は確定していませんから、意味が全然違います。

BTC自体を外貨預金のような資産としてみなすのであればBTC建の利確でもいいですが、最終的に日本円で使うことを考えているのであれば「日本円に戻して初めて利確」という感覚の方がいいと思います。

>>ビットコイン建てとは?

利確した資金の使い道

  • ロボアドバイザーを使った堅実な運用をする
  • 暴落時の追加投資資金として保管する

ロボアドバイザーを使った堅実な運用にシフト

手っ取り早く堅実な運用にシフトするなら、積立やポートフォリオの調整を全て自動でやってくれる「Wealth Navi(ウェルスナビ)」がオススメです。わたしも使っています。

ウェルスナビは全世界の株・債券・不動産・金などに分散投資をするフィンテックサービスです。

インデックス投資という運用手法をとっています。

インデックス投資については「ビットコイン投資に消耗したらインデックス投資においでよ」にて紹介しています。

インデックス投資は比較的リスクが少なく、長期的にみれば成功しやすい投資方法です。ただ、リスクが少ない分資産形成には時間がかかります。

入金投資法と揶揄されるように、大きい金額を長期間運用すればするほど複利効果によってリターンがあがりやすくなります。

そこで、暗号資産投資で成功した分はインデックス投資に回すと決めています。

私の場合、暗号資産投資の原資は「年間の投資・貯金額」と同じになるようにしていますから、暗号資産投資のリターンの分だけインデックス投資による資産形成計画が早まるわけです。

暗号資産の投資金額の考え方については「暗号資産への投資金額は実績ベースの年間貯蓄額・投資額で決めよう」にまとめてあります。

利確したお金を放置するのではなく堅実な運用にシフトすることで、機会損失を減らしつつ将来に向けた資産形成を加速させることができます。

暴落時の追加投資資金を持っておくことが最終リターンを引き上げる

利確してキャッシュポジションをとっておけば、暴落時に追加投資の資金として使うことができます。

暗号資産の暴落がいつくるのかは知りませんが、調子のいい時に追加&追加&追加投資をしてパンッパンな状態で弾け飛ぶのと、利確しておいた資金を暴落時に突っ込んでV字回復を狙うのでは、最終的なリターンは後者の方が勝つんじゃないでしょうか。

具体的な検証はしていませんが、大暴落でドロップアウトしておしまいなのと、利確しながら相場に存在し続ける人の違いと考えればわかりやすいと思います。

まとめ

暗号資産投資の利確のタイミングや考え方についてまとめました。

  • ビットコインとアルトコインの相場の移り変わりを考えるとうまくいくカモ。
  • 利益がある状態で「リスク取りすぎ?利確した方がいいかも…」って思ったら、それがベストな利確タイミング。
  • 利確したお金は暴落時の追加投資や堅実運用に使う。

短期的に2倍3倍になる相場に目がくらんでしまいますが、利確をしながら一緒に生きながらえれたらなと思います。

利確をした分は長期目線で運用してみてはいかがでしょうか。

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