コインチェック銘柄のひとつである「ファクトム」は分散型データ管理プラットフォームです。
ここでは、ファクトムの特徴や分散型データ管理プラットフォームとしての将来性について紹介します。
ファクトムの概要
- 名称:ファクトム(Factom)
- 単位:FCT
- 発行上限枚数:上限なし
- 公式:https://www.factom.com
- twitter:@factom
ファクトムの現在の価格
ファクトムは契約書や証明書などのあらゆる電子データをブロックチェーン上に記録することができる「分散型データ管理プラットフォーム」です。
このプラットフォームで使われる暗号資産をもともと「ファクトイド」とよんでいましたが、今はプラットフォームも暗号資産もファクトムと呼ぶことが多いです。
プラットフォームの利用料として使用するのが「暗号資産ファクトム」です。
つまり、プラットフォームへの注目や実際の利用者が増えれば暗号資産ファクトムの価値が上がってくるといえます。
ちなみに、暗号資産は「分散型〜」とコンセプト付けされていることが多いです。「中央集権 vs 分散型」の構図を意識しておくと、どの暗号資産も特徴を理解しやすいと思います。
ファクトムの特徴
- 分散型データ管理プラットフォーム
- ファクトム・ハーモニー
分散型データ管理プラットフォームとは
ファクトムでは契約書や登記簿、証明書などの電子データを管理することができます。
現代社会ではこういた書類は機密データとして厳重な管理をされており、莫大なコストがかかっています。流出や紛失などのリスクも抱えています。
ファクトムはこういったデータをブロックチェーン上で管理することによって、「改ざん・不正が不可能」「紛失のリスクがない」といったメリットを得ることができます。
一方で、ハッキングされるリスクはゼロではありません。ただし、現在の管理方法のような集中管理に比べればそのリスクははるかに小さくなります。
ブロックチェーン上に電子データを保管するために、ファクトムではビットコインブロックチェーンの拡張機能である「ビットコインレイヤー」が用いられています。
ビットコインブロックチェーン自体に電子データを保管することはできないため、機能を拡張することで電子データの保管を実現しています。
ファクトム・ハーモニーとは
ファクトムでは住宅ローン市場にフォーカスした「ファクトム・ハーモニー」というプロジェクトが注目を浴びています。
あなたが家を買うときには、不動産業者や金融業者を挟むことになります。
作成・管理しなければいけない書類もたくさんあります。
ここにファクトムの分散型データ管理プラットフォームを適用することで、次のようなメリットがあります。
- 中間マージンや情報セキュリティーのコストが大幅に削減される。
- 管理されているデータの改ざん・不正が不可能。
アメリカでは、こういったメリットに注目が集まっています。
ファクトムのチャート
2017年12月に入ってから、一気に価格が上昇しています。
日本国内には暗号資産に投資している人口が多く、コインチェックで買うことができるというアクセスの良さから資金が流入したことも一つの要因にあると思います。
今後は、大手企業や国のプロジェクトでファクトムのプラットフォームを利用することが決まれば、また大きく価格が上がることが予想されます。
まとめ
コインチェック銘柄の暗号資産「ファクトム」について紹介しました。
- ファクトムは分散型データ管理プラットフォームで使われる暗号資産。
- 住宅ローン向けのプロジェクト「ファクトム・ハーモニー」はアメリカで注目を集めている。
- 大手企業や国のプロジェクトでの採用動向をウォッチする必要がある。
ファクトムはコインチェックで買うことができます。
ビットコインに比べて手数料が高いため、頻繁な取引は手数料負けにつながりやすくなります。
ある程度ホールドする前提で購入することをオススメします。
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