個人情報や信用データの分散型取引所であるGXShafes(GXS)の特徴や評価をまとめます。
あまり情報の出回っていない銘柄かと。
ざっくり理解するための3つの特徴
- GXSは分散型データ取引所であるGXSaresで使われる暗号資産。
- 履歴書や信用データを保管し、就職や融資評価時に使われる。
- 個人情報をセキュアかつ迅速にやり取りできる。
GXSの概要
- 名称:GXSares
- 単位:GXS
- 最大供給量:1億枚
- 公式:https://www.gxb.io/en/
- twitter:@gongxinbao
GXSの現在の価格
GXSの特徴
- GXSharesは個人情報や信用データをやり取りするプラットフォーム。
- 商用化は既にされていて、一般向けのアプリが間もなくリリースされる。
- サーバー上に個人データが保管されるわけではないため情報漏洩が防げる。
GXSaresは個人情報や信用データをやりとりするプラットフォームです。
個人情報の売買みたいでなんかヤバそうな気がするかもしれませんが、全く逆です。
現在は、知らない間に漏れたあなたの個人情報があなたの知らないところで売買されていたり、あなたの信用情報が勝手に調べられたりしています。
これに対し、GXSharesのプラットフォームを使うことで、あなたの承認なしにあなたの個人情報をやりとりされることがなくなります。
やりとりした個人情報はサーバーに保存されることがないため、情報漏洩のリスクも低くなります。
上で紹介した動画で利用するシーンが紹介されていますので抜粋します。
- 就職で会社からあなたの個人情報や信用情報の提示を求められた時に、あなたの承認のもと提供する。
- 部屋を借りる時に、あなたの信用情報を提供することですぐに借りられる。オーナーも信頼性の高い情報をすぐに得ることができる。
- お見合いで相手に借金がないかどうかや趣味などの個人情報をやりとりして、安心してお付き合いできる。
個人情報や信用情報は日常的に使う機会は多くあります。使っているシーンがイメージしやすくていいですね。
相手に借金がないことを確認してから会える出会い系アプリ、相手の犯罪歴がないことを確認してから依頼できるベビーシッターサービスとかとか。
借金や犯罪歴がないことを相手が自分で言うのではなく、信頼性のあるデータソースから取引したものを使えるというのもブロックチェーンだからできることだと思います。
多くの暗号資産プロジェクトがプロダクトのない絵空事であることが多いんですが、GXSharesは商用ベースで既に収益を上げています。
詳細は公式サイトの「View the business report」を参照してください。
概要だけ抜粋すると、以下のとおり。
- 31の金融機関やIT企業の参加したオープンベータを実施し、43万件のデータ、87,700CNY(約1380万円)の取引をした(7月~9月)。
- 取引されたデータは、犯罪記録、名前電話番号などの個人情報、モバイル契約の長さなど。
- 何百ものクレジットカードやIT企業との協力関係を確立している。
商用ベースの収益をもとに、日常でも使えるアプリがリリースされるため、プロジェクトの継続性が期待できます。
2017年11月には日本でもmeetupが行われており、その様子をおさめた動画も公開されています。長いですが日本語なので理解は進むと思います。
GXSの将来性
プロダクトが既にあり収益を得ているのはポイントが高いです。
マーケットとしては信用情報を取り扱う企業がターゲットとなるため、ボリュームは大きいと思います。
中国でも個人情報の保護や信用情報が重視されるようになってきているようなので、ニーズもあるでしょう。
プラットフォームを使ってもらうことで収益を上げていくタイプのビジネスモデルなので、ユーザーが少なければ成り立ちません。
しかし、協力関係を結んでいる企業も多いとのこと。個人向けにもアプリでユーザー拡大を図るところです。
競合となるようなプロジェクトとしては融資系があげられますが、融資系のプロジェクトはどちらかというと「信用情報を評価してお金を貸し借りする」というものが多いので、ちょっと使い方が違ってきますね。
協力会社や諸々をひっくるめた壮大なスキャムだったら諦めます。
まとめ
分散型データ取引プラットフォームであるGXSharesについてまとめました。
- GXSharesは個人情報や信用情報をブロックチェーン上でやりとりするプラットフォーム。
- 既にプロダクトも収益もある、実績のあるプロジェクト。
- 一般ユーザー向けのアプリもリリース間近。
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