実際にプレイしてみてわかった暗号資産ゲームのよくある勘違い

ブロックチェーンの技術が使われている「暗号資産ゲーム」

垂水ケイ

ブロックチェーンってだけでなんかスゴそう・・・

と、イメージが先行していることが結構あります。

この記事では、自分自身が実際にプレイしてみてわかった、暗号資産ゲームのよくある勘違いをまとめます。

勘違いだと思っていることが勘違いだったら指摘してください。お願いします!

サーバー落ちしない

暗号資産ゲームはブロックチェーンを利用しています。

ブロックチェーンのイメージとして「分散されているから、サーバーが落ちるようなことがない!」ってことがありました。

垂水ケイ

ブロックチェーンを使ったゲームなら、サーバーも落ちないやろ!

こう考えたわけです。

しかし実際には、キャラクターやゲーム上の通貨はブロックチェーンに保管されていても、ゲームをプレイするためのサイトはサーバー上で動いています。

そのため、アクセスが集中すれば普通にサーバーが落ちます。

暗号資産ゲームをしていてサーバーが落ちても、ブロックチェーンが壊れたわけじゃないと知っていれば焦ることもありません。

非中央集権だ

ブロックチェーンのコンセプトは権力が一箇所に集中しない「分散」「非中央集権」です。

垂水ケイ

ブロックチェーンを使ったゲームなら、非中央集権やろ!

こう考えたわけです。

しかし実際には、ゲームのルールは運営のさじ加減で変わりますし、後から強キャラを作ってゲームバランスを調整するようなこともできちゃいます。

非中央集権を拡大解釈してしまったが故の勘違いです。

非中央集権というと、運営自体がいないようにも思えますがそれも勘違いです。

頑張ってゲームを作り上げている運営がいます。

配当とかガチャの確率とか勝手に変えられない!

これは勘違いというのにはちょっと微妙なラインですが。

暗号資産ゲームは、スマートコントラクトと呼ばれる人の手を介さない処理で動いています。

例えば、「このバトルで買った人に1ETHをあげます!」ってゲームがあったとしましょう。

スマートコントラクトで記載されていれば、バトルに勝てば自動的に1ETHがあなたのウォレットに入ってきます。

運営がやってると「イカサマしたよね?ETHあげません!」とか「あ、やっぱこのバトル無効ね。ETHあげません!」とかできちゃうわけです。

垂水ケイ

スマートコントラクトが使われている暗号資産ゲームは安心やろ!

こう考えたわけです。

しかし実際には、スマートコントラクト自体を変えてしまうと、確率やルールも変わってしまいます。

書き換えることはできないので、別のコントラクトをゲームで使用するってことです。

コントラクトAでは「バトルで買ったら1ETH」としていたのに、いつの間にか「バトルで買ったら0.1ETH」ってコントラクトBに入れ替えちゃうってこと。

プレーヤーはスマートコントラクトに記載されている内容は確認できるためすぐにバレますが、悪意を持った運営では・・・

結論としては、「コントラクトを別のものに勝手に変えることはできるが、変えたらバレるから普通はやらない。」ってのが正しいかなと。

スマートコントラクトだから手数料が安い!

スマートコントラクトに期待されていることとして「自動で処理されるから手数料が安くなる」ってのがあります。

垂水ケイ

スマコンが使われてる暗号資産ゲームは手数料も安いやろ!

こう考えたわけです。

しかし実際には、運営が手数料をしっかりとったりします。

先ほど紹介した勘違いとも関連しますが、暗号資産ゲームにも運営はいますし、働いている以上収益を稼がなきゃいけません。

手数料を取ること自体は当たり前だと思いますが、「手数料が安い!」ってのは勘違いです。

また、ブロックチェーンを使うときにも利用手数料がかかります。ガス代というんですが、ブロックチェーンが混み合っていたりするとガス代が高騰することもあります。

まとめ

暗号資産ゲームはまだまだ生まれたばかりのものですし、技術的に一般人が理解するのが難しいところも沢山あります。

ちょっとプレイしただけでこれだけの勘違いが出てきましたから、これからも増えていくかもしれません。

できるだけ間違った情報をブログに記載しないように気をつけますが、おかしいところを見つけた時は是非教えてください。

垂水ケイ

よろしくお願いします!

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