MLB CryptoBaseballがリニューアル!MLB Champions 2019とは?変更点・特徴を解説

MLBCとは2018年の中ごろから始まったブロックチェーンゲーム。

アメリカのメジャーリーグベースボールと提携し、実在する選手のフィギュア(NFTトークン)を集めて自分だけのチームを作り上げていく、シミュレーションゲームです。

このゲームの最大の特徴は「実際の試合とゲームの結果が紐づいていること」

例えば、あなたがドジャースのチームを作っていた場合、実際の試合でドジャースが勝つと報酬が得られるという仕組みです。
サービス開始時は様々なトラブルもあったものの、真摯な対応でそれを乗り越え、メジャーリーグベースボールという知名度抜群の素材を使い、100万ドル以上の販売/取引総額を記録、2018年で最も成功したブロックチェーンゲームの一つと言えますね。

MLB Championsをプレイする

MLB Championsのゲームルール

基本的には以下の手順に従ってゲームは進行していきます

  1. 選手フィギュアの購入
  2. チームカードの作成
  3. MLBの試合結果を待つ
  4. MLB試合結果に応じて報酬が配布される

より詳しい内容は「MLB Champions攻略・やり方|メジャーリーグと提携したブロックチェーンゲーム」を参考にして下さい。
基本的に、一度チームカードを作ってしまえば、後は試合結果を待つのみという気軽なゲーム設計になっています。

MLB Champions 2019年からの変更点

変更点①:PRIの導入

2019年シーズンから大幅な変更が加えられる今作、その一つがPlayer Rarity Index(PRI)です。

  • PRIは選手の成績に応じて上下し、好成績の選手のPRIは上がる。
  • PRIの高い選手は報酬として入手できる可能性が低くなります(ドロップ率の低下)。
  • ゴールドベースやレインボーバットなどの珍しいアトリビュートが排出される確率が上がる。

つまり、シーズンで活躍が見込める選手を予想して入手しておくと、その選手が活躍するにつれてドロップ率が下がり自然と希少になり価値が上がります。さらに、スタープレイヤーとしての人気も上がるので、需要も増えてさらに価値が上がるということです。MLB通の方には嬉しい新機能ですね。

変更点②:チームカード作成の改善

チームカード作成/変更の無料化

2018シーズンではチームカードの作成と変更の度に小額のETH支払いとガス代が必要でした。

しかし、2019年シーズンからはチームカードの管理をオフチェーン化、それにともない、ゲームカードの作成/編集が全て無料になりました。これはユーザーにとっては嬉しい変更ですね!
今シーズンからは状況に応じて細かく調整できるようになりましたので、自分の理想のチームを作りやすくなりましたね。

チームカード人数上限が9人→22人に

2018シーズンではスタメン9人(各守備位置に1名ずつ)の選手登録しかできませんでした。MLB登録選手は当然のことながら投手が多く、その分入手機会が多いです。しかし、ゲームカードに投手が1名しか登録できないため、供給過多になり投手フィギュアの価格が野手に比べて著しく低くなるという問題がありました。

2019年シーズンはその問題を改善、ゲームカードはベンチとブルペンが追加され、スタメン9人、ベンチ6人(DHを含む野手)、ブルペン7人(投手)の合計22人まで登録できます。これにより、投手の需要が増し、価格バランスの改善が進むと考えられます。
もちろん、1名しか選手を持っていなくてもチームカードは作成できますので、投資額を抑えてゲームを始めることも可能です。

変更点③:ゲームイベントの仕様変更

ゲームイベントとは各選手フィギュアが持っているイベントのことです。

<ゲームイベント例>
Home Run Game Events
Double Play Game Events
5 RBI Game Game Event
Grand Slam Game Event
No-Hitter Game Event

これらのゲームイベントはチームカードに登録した選手が持っているイベントの中から5つまで試合で効果を発揮するイベントを選択します。その選択されたイベントが実際の試合で起きると、試合後に報酬が発生します。(例:Home Run Game Eventsを持って、チームの誰かがホームランを打つ)

ダブルプレーなどの簡単なイベントは低報酬、グランドスラムなど難しいイベントは高報酬になっています。大穴狙いの高難度イベントを選ぶか、確実に取りに行くか、プレイヤーの選択が重要になってきます。

変更点④:報酬の仕様変更

2019シーズンでは、2018シーズンと報酬周りの仕様が大きく変わっています。

ゲーム内通貨:キャップ

キャップと呼ばれるゲーム内通貨が追加されました。キャップはあなたが登録したチームカードのチームが勝利すると獲得でき、選手フィギュアなどと交換できます。キャップはチームカードに登録した選手の数が多いほど多くもらえるので、できる限り、最大の22人まで登録したいところです。

リワード

リワード)とは、登録チームの勝利に応じて選手フィギュアが報酬として配布される仕組みのことです。昨シーズンは登録選手数に応じて報酬があったのですが、今年からは排出に関する条件が変更されました。具体的には、以下の3つの条件が満たされた時に報酬が排出される仕組みになっています。諸条件は独立しているため、最大で3体のリワードを受け取る可能性があります。

  • ①チームが勝利し、22体の選手フィギュアを登録し、その中から9名のプレイヤーが実際に出場し、最低ゲームキャップ以上を獲得した場合。
  • ②①の条件をすべて満たし(チーム勝利以外)、5つのゲームイベント全てが発生した場合。
  • ③①の条件をすべて満たし(チーム勝利以外)、レジェンダリーのゲームイベントが発生した場合。

チームリワードダグアウト

2019年からの新しい報酬方式です。詳細が発表され次第、追記いたします。

デイリードロップ

デイリードロップスも2019年から追加された新たな報酬システムです。試合が終わるたびに、MLBプレーヤーのパフォーマンス、レジェンダリーのゲームイベント、ユーザーのチームカード数などに基づいて報酬プールが生成されます。このプールは、24時間の間全てのプレイヤーが利用でき、キャップやETHを使って購入が可能です。

変更点⑤:購入方法

2019年シーズンからの大きな変更点として、ETHを持っていなくてもプレイが可能になったことが挙げられます。ゲーム内にVFW(Virtual Figure Wallets)を作成することができ、各種クレジットカードでゲーム内通貨のキャップを購入、VFWに保存ができます。また、VFWはイーサリアムのブロックチェーン上にあるため、NFTである選手フィギュアも同様に記録できます。

また、アカウント登録を行うことで、VFWから自身のETHウォレットにデータを移すことも可能です。お試しでVFWを作成し、ブロックチェーンに慣れてきたころに自身のウォレットを作成/移行することもできるということですね。

もちろん、すでにETHウォレットを持っている方はそれを使ってゲームをスタートすることが可能です。VFWはMLBで初めてイーサリアムに触れるという初心者向けのサービスと言えますが、クレジットカードでの決済は既存のETHウォレットにフィギュアやゲーム内通貨を購入する際にも使えますので、既にイーサリアムでプレイしているプレイヤーにとってもメリットとなります。

まとめ

今回はMLB Champions 2019の紹介を行いました。日本ではマイクリの影に隠れてしまっていましたが、2018年のブロックチェーンゲームの中では最もまともで、最も成功したゲームとして2019年シーズンも期待していました。

その2019年シーズンでは、昨シーズンの欠点を全て払拭、さらに初心者ユーザーの壁を取り壊す、「チームカード生成の無料化」、「VFWの導入」、「クレジットカード決済の導入」など、なかなかの進化を遂げて帰ってきました。

MLB Champions 2019は運営もかなりまともで、MLBという巨大な市場規模のベースもあります。今後も参加プレイヤーの増加が期待できるので、マイクリと並行してプレイしてみてはいかがでしょうか。結構気軽にプレイできます。

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