ジャンルから選ぶ!暗号資産おすすめ銘柄ランキング【2018年版】|全4ジャンル13銘柄

暗号資産で10倍銘柄とか100倍銘柄とかを探すのは夢がありますが、現実的にはなかなか難しいです。

それに「おすすめ銘柄」として紹介されていたとしても、なかなか一点集中投資できる人はいないと思います。

そこでこの記事ではもう少し視野を広げて「暗号資産のおすすめジャンル」と「ジャンル内でのおすすめ銘柄」をセットで紹介します。

「暗号資産にはこんなジャンルもあるのかー!」

こうした新しい発見に出会えてもらえたらうれしいです。

全4ジャンル、13銘柄を紹介します。超ざっくりした説明を見出しにつけているので、目次を参考にしていただけると読みやすいかと。

全6ジャンルを目指して随時更新中です。

No.1 プラットフォーム系銘柄:トークンエコノミー・dappの基盤

トークンエコノミーとか、分散型アプリケーション(DApp)などの基盤になるプラットフォーム系の銘柄を紹介します。

暗号資産を使った様々なサービスやアプリケーションがここで紹介するプロジェクトの上に成り立ちます。

MEMO
DAppとはブロックチェーン技術を使ったアプリケーションで「管理者がいない」「オープンソース」「トークンを利用する」などが特徴です。

イーサリアム(ETH):大御所プラットフォーマー

イーサリアムベースのトークンは数多く発行されてきており、トレードも盛んになってきています。

ビットコインはほとんどの取引所で基軸通貨として扱われていますが、イーサリアムもトークン取引の基軸通貨となりつつあります。基軸通貨としての地位を確立できれば、取引量も需要も増えるでしょう。

副次的な効果として、価格変動が全てビットコインに引っ張られていたこれまでの状況から脱却できます。

イーサリアムはICOへの参加に使われることも多いです。

全世界的に規制がかかるまではICOもますます増えそうですから、それに伴ってイーサリアムの需要も増えることが期待できます。

スマートコントラクトが使えるイーサリアムは、DAppのプラットフォームになっていることもポイントです。

DAppはまだクソゲーしかないような状況ですが、思い出してみればスマホアプリがで始めた頃もそんな感じだったかなと。そこから急速に普及していきましたから、「クソゲーwww」といってるうちが仕込みどきかもしれません。

【CC銘柄】イーサリアムとはスマートコントラクトが可能な暗号資産!特徴を解説

ネオ(NEO):注目度上昇中の中国版イーサリアム

NEOは中国版のイーサリアムと呼ばれていますが、イーサリアムに対する優位性もあることから注目されています。

  • ビザンチン将軍問題(システム障害の一種)が起こらない。
  • トランザクションの処理速度が速い(1秒間1,000件、ETHは15件)。
  • 対応するプログラミング言語が多い。

 

イーサリアムと同様に、ネオベースのICOも出始めてきています。最近だとRed Pulse(RPX)が話題になっていました。

中国銘柄ということもあってか、日本からだと情報がちょっと取りにくいかなと感じています。ちゃんと調べれば出てくるんでしょうが、フォローしきれていない感じ。NEO News Todayをちょこちょこ見るくらいなもんです。

クアンタム(QTUM):BTCとETHのハイブリッド

QTUMはビットコインのセキュリティーの高さとイーサリアムのスマートコントラクトのいいとこ取りをした通貨です。

こちらもQTUMベースのDAppが続々とでてきているので注目度が上がってます。

クアンタムの特徴は、モバイル端末でのスマートコントラクトの実行が容易であることです。仮想マシンを用いることで、ブロックチェーン全体を端末にダウンロードする必要がなくなっています。

ビジネスでの利用をターゲットにしているので、使い勝手の良さは普及に貢献してくれることが期待できます。

暗号資産QTUM(クアンタム)の特徴・評価|ビットコインとイーサリアムのハイブリッド

ネム(XEM):日本で人気のトークンエコノミーの体現者

コインチェック盗難事件で急に知名度が上がってしまった銘柄ですが、コミュニティーが盛んでサービスやXEMで決済できるお店が増えてきている銘柄です。

プラットフォーム銘柄として紹介しているように、イーサリアムと同じようにアプリケーション開発のプラットフォームになっています。

  • イーサリアムより開発が簡単。
  • トランザクションの処理速度が速い。
  • さらに速くなる(カタパルト)。

このあたりがイーサリアムとの違い。

XEM払いのできるbarとか、フリマとかが既にあるので、XEMを使ってみるのが「トークンエコノミー」ってのを体感しやすいんじゃないかなと。

ちなみにちょっとだけXEMを買っていましたが、コインチェックだったのでGOXしてます。

No.2 分散型取引所(DEX)系銘柄:コインチェックの一件で注目度アップ

コインチェックの一件があり、秘密鍵を取引所が集中管理する中央集権型の取引所のあり方に疑問を持つ方も出てきています。

逆に注目度が上がっているのは、分散型取引所(DEX)です。DEXでは特定の運営者はおらず、秘密鍵の管理はユーザー自身が行います。

今はまだ「流動性が低い」「手数料が高い」といった課題を抱えています。ここで紹介するのは、DEXそのものやDEXの課題を解決するプロジェクトです。

0x(ZRX):オフチェーン活用で手数料削減

0x(ゼロエックス)はプラットフォーム、0xで使われるトークンがZRXです。

0xはDEXを構築するためのプラットフォームです(そういう意味ではプラットフォーム銘柄なんですが、DEX色が強いのでこちらで紹介)。

注文や取引全てをブロックチェーン上で処理するタイプのDEXでは、注文のたびにトランザクション手数料が発生します。キャンセルしても発生するんです。

0xのプラットフォームでは、取引以外はブロックチェーンの外(オフチェーン)で処理をすることによって手数料の発生を減らします。

Bitfinexが構築しているETHFINEXなんかは0xプラットフォームで既に動いているDEXですね。

ベータ版を使ってみた方の記事を紹介しておきます。「実際に動いてるんだー」と実感できると思います。

参考 【2018年注目の取引所?】Ethfinexのベータ版が公開されました暗号資産のあるとこ

bancor(BNT):流動性の改善と取引価格最適化

bancor(バンコール)は流動性を改善するためのプロトコルです。

プロトコルってのは説明しにくいんですが、スマートコントラクトブロックチェーン上のトークンに対して組み込まれるルールみたいなもので、価格の決定とか流動性の改善とかをしてくれます。

DEXは破綻しないなどのメリットはあるんですが、いかんせん取引量が少なく取引価格が適正価格から乖離しがちといったデメリットが目立ちます。

「マイナーなトークンを売りたいけど、適正価格から乖離した値段でしか買い取ってくれる奴がおらん!」

こんな悩みを解決してくれます(合ってる?)。

ちょっと難しい銘柄なので、こちらの記事を熟読して一緒に勉強しましょう!

参考 bancor-protocol-はトークンエコノミーを支える大発明となるか-前編-Medium

Kyber Network(KNC):流動性を確保する決済システム

Kyberは流動性の確保と適正価格での取引を狙ったプロジェクトです。

Kyberでは複数の暗号資産のリザーブがネットワークに接続されています。

ユーザーが「ETHとOMGを交換したいんだけど、いいレートない?」ってリクエストを送ると、ネットワーク上のリザーブから一番いいレートを引っ張ってきてくれます。

 

KyberNetworkにアクセスしてもらうとわかるんですが、最初にやることがウォレットとの接続なんです。Kyberの面白いところは、ウォレットに入れたまま取引ができることです。

  1. ウォレットから取引所にETHを送る。
  2. ETHでトークンを買う。
  3. GOX怖いからウォレットに戻そ。

これまではこんな手間がかかっていましたが、一切不要になります。便利!

bridge coin(BCO):クリプトブリッジの配当系トークン

BCOはCryptobridge(クリプトブリッジ)で使われるトークンです。

クリプトブリッジはDEXとして稼働し始めた中では割と古参かと思います。0xとかKNCが解決しようとする課題がそのまま残っているDEXです。

特徴的なのは、取り扱い銘柄をどんどん増やすことでユーザーを呼び込み、流動性を確保しようとしているところ。この力技感がすきです。

日本も割と意識してくれているようで、モナコインとの取引ペアもいくつかあります。

BCOはクリプトブリッジの株式みたいなもので、全体の収益の50%をBCOの保有数に応じて配当的に受け取ることができます。

詳しくは以下の記事を参照してみてください。実際に配当を受け取る方法や取引の流れなどをまとめてあります。

暗号資産ブリッジコイン(BCO)はクリプトブリッジから配当金がもらえる暗号資産!ステーキングのやり方まとめ

No.3 保険系銘柄:フィンテックの次はインシュアテックだ!

金融系へのブロックチェーンテクノロジーの導入ということで有名になった「フィンテック」というワード。今度は保険業界へも波及しようとしています。

ここでは「インシュアテック」銘柄を紹介します。

保険業界も市場規模の大きいところです。

注意
IXTをちょっとウェイト高めで保有しているので、他のジャンルよりもちょっと盲目的になってるかも。

iXledger(IXT):再保険の効率化プラットフォーム

iXledgerは再保険市場をターゲットにして、取引・管理の効率化を狙ったグローバルマーケットプレイスの構築を目指しています。

IXTはこのプラットフォーム上で使われるトークンで、プラットフォーム使用量みたいなものです。

MEMO
再保険とは保険会社のための保険で、急に莫大な保険金の支払いが発生した時に、保険会社が破綻してしまわないようにするための保険です。

引用:トーア再保険株式会社HP

暗号資産iXledgerの評価・特徴|保険取引・管理のプラットフォーム

FidentiaX(FDX)BtoCの保険でのプラットフォーム

FidentiaXも保険の取引をターゲットとしたプラットフォームです。

IXTとの違いは、大衆をターゲットとしている点。再保険の取引は対象が保険会社ですが、FDXで取引するのは生命保険などの大衆が対象です。

「生命保険の取引?」

となるのも当然です。日本では禁止されていますからね。

海外では自分の生命保険を売却して現金化することができます。FDXではこうした保険の取引の「コスト削減」「効率化」「透明性の確保」を狙いとしています。

以下の記事で詳しくまとまっています。

参考 FidentiaX(FDX)の特徴・買い方・購入方法・将来性暗号資産の教科書

No.4 取引所系銘柄:中央集権型はまだまだ健在

No.2では分散型取引所をランクインさせましたが、ここでは反対の中央集権型の取引所系銘柄の紹介です。

いきなり全面的にDEXへ移行するわけではありませんし、流動性やサポートなど中央集権型取引所の存在意義はまだまだあります。

HuobiHT):日本進出で話題

Huobi(フオビー)が発行しているトークンがHTです。日経で記事になっていて急に注目度が上がっています。

参考Huobi李林CEO「脱中国」で業務拡大

2018年1月24日から15日間販売されていましたが、その後は順調に価格を伸ばしています。

日本への参入が実現すればまだ伸びるかな?ってところ。

価格上昇の期待要因もまだまだあります。

  • バイナンスのBNBが大幅に値上がりした実績。
  • HTを使うことで取引手数料が安くなるユーザー囲い込み設計。
  • 取引所の収益から買い戻しをしてくれる。

コインチェックを「カス中のカス」とまで言った北尾氏のSBIとも提携しています。

参考中国三大取引所のHuobi、SBIグループと提携へ【フィスコ・ビットコインニュース】

BINANCEBNB):アルトコインブーム再来に期待

2017年に多くの億り人を輩出したであろうBINANCEの独自トークンです(2018年の暴落でどうなったかはお察し)。BNBも手数料の支払いに使うと値引きを受けることができます。

暴落こそあったものの、底をうったからなのか、儲けへの執念なのか、バブルなのか、再び回復基調にあります。(2月中旬現在)

アルトコインブームの再来となれば、取引量の増加=BNB需要の増加が予想されます。

HTもBNBもアルトコインブームと連動しちゃいそうなのが難点ですが、「特定の銘柄を当てるのは厳しいけど盛り上がる取引所の波に乗る」みたいな使い方ができそうです。

KuCoinSharesKCS):毎日もらえる配当系銘柄

KCSはKuCoinの独自トークンです。

HT、BNBとはちょっと違って配当系のトークンです。どちらかというと、BCOの方に近いですね。

  • KuCoinを利用した全ユーザーが支払った取引、送金手数料の50%をKCSホルダーに毎日分配。
  • 4半期毎に利益の10%を利用してトークンを取引所が買い戻し、Burnする。

同じ配当銘柄としてBridgeCoin(BCO)がありますが、BCOはステーキングといって通貨を取引所に預けなければいけないのに対し、KuCoinではKCSを持っているだけでOKです。

暗号資産KuCoinShares(KCS)の特徴・評価|取引所から配当がもらえる配当型トークン

No.5 支払い系:執筆中

No.6 金融系:執筆中

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