Zaifをオススメできる人ははっきりしています。
「暗号資産の積立をしたい人」
最近のZaifの状況から考えるとこれ以外はありません。
剛力彩芽さんのCMで認知度が上がっていますが、当てはまらない人はビットフライヤーやGMOコインをオススメします。
「なぜザイフではなくビットフライヤーやGMOコインがいいの?」って方は「投資未経験者にオススメ!国内暗号資産取引所ランキング」に理由を書いてありますので参考にしてみてください。
暗号資産の積立に興味がある方は、この記事を読み進めてくださいな。
Contents
Zaifの評判は正直あまり良くない
かんたん売買にてバグが発生
2018年2月16日にビットコインの価格が「0円」と表示されるバグが発生しました。
「0円なら無限に買えるぜ!!!」
と購入した方が話題になりました。
先日のコインチェックの一連で取引所のセキュリティが求められているなかで、今回のような重大なバグを発生させてしまったことは評判を下げる要因となっています。
サーバーが弱くて注文が通らない
Zaifでは、注文が通らないことが頻繁にあったり、ひどい時には二個に増えていることもあります。
注文通らない日は日常茶飯事。
注文通ったと思ったら、二個に増えてる事もありましたね。
502なんてかこぞとという時に待ってましたと出てくるし。
ストップ設定効かずロスカされるような事もあった。
それでも
Zaif好きだったのになああああああ!たかお様へ
はい、どっか行きます。 pic.twitter.com/lR0KAQwjYe— トンパ@暗号資産×steemitブロガー/箱舟No.41 (@tmp_vir_cur) 2018年2月22日
ロスカの連鎖でBTCの価格が暴落時に下に突き抜けることもありました(当時他の取引所は90万円台)。
板が薄いので暴落は仕方ないけど取引所なのに注文が入らないのはダメだね。なぜ各社CMを打つ前にサーバーやセキュリティを強化出来ないのか不思議。#Zaif
【悲報】 Zaifのビットコイン、ロスカの連鎖で70万円に。何人か死んだだろこれ… : IT速報 https://t.co/N6s96lQgl5
— Crypto Alien (@xohsxijxorx) 2018年2月22日
残念ながら、頻繁にトレードをする人にとってオススメできる取引所とはとても言えない状態です。
Zaif最大の特徴は暗号資産の積立サービス
サーバーの弱いZaifですが、使うメリットもあります。
それは、暗号資産の積立サービス。
ビットコインの値動きの幅は尋常じゃなく、初めての方にとって大きなハードルになっていると思います。
価格も右肩上がりかと思えば突然暴落したりで、いつ買えばいいのかも難しい。
「高値掴みしちゃったらどうしよう…」
と二の足を踏んでいる方も多いはずですが、投資をしたいのであれば買わなければ何も始まりません。
- 簡単な設定をするだけでドルコスト平均法を実践できるZaif(ザイフ)
- 高値掴みを避けつつ投資のタイミングも考えない「ドルコスト平均法(定時定額の積立投資)」
この記事ではこの2つを紹介します。
ビットコインの相場に対する怖さがやわらいで、投資への一歩をふみだしやすくなりますよ!
Zaifの暗号資産積立サービスについて
積立はBTC、ETH、NEM、MONAの4種類に対応
積立可能な通貨は、ビットコイン、イーサリアム、ネム、モナコインの4種類です。
ビットコイン以外の暗号資産をアルトコインといいますが、これから暗号資産投資をはじめるのであれば、アルトコインの積み立てはせずに、まずはビットコインだけか追加でイーサリアムくらいがいいと思います。
詳細は「アルトコインとは?初心者は買わなくても全然OKな暗号資産」に書いてありますので読んでみてください。
暗号資産積立サービスは銀行からの引き落としに対応
通常の暗号資産を買う流れは、「入金」→「購入」と2STEPあります。
暗号資産積立サービスでは地味にめんどくさい「入金」と「購入」を自動的にやってくれます。
暗号資産積立サービスには割高な手数料がかかる
Zaifが入金と購入を代行してくれることになるため、手数料が発生して通常通り買うよりも割高になってしまいます。
手数料は積立金額に応じて変わります。
積立前提で投資効率を考えると5万円以上がオススメです。
積立をするなら知っておきたい「ドルコスト平均法」について
暗号資産積立サービスを使うと、「ドルコスト平均法」という投資手法を簡単に実践することができます。ドルコスト平均法とは、「決まった間隔で」「決まった金額を」積み立てていく投資方法です。定時定額投資ともいわれます。
自分でルールを決めて買い付けてもドルコスト平均法になりますが、相場に振り回されないために機械的に積み立てる仕組みをつくっておく方が多いですね。手動でドルコスト平均法を実践するのは、なかなか大変だと思います。
ドルコスト平均法のポイントは「定時」と「定額」のふたつにあります。
- 定時:買付タイミングを分散させる。
- 定額:買付価格によって買付数量が変わる。
暗号資産ドルコスト平均法のメリット
- 高値では少量購入、安値では大量購入になる
- 放置できるため気が楽
- ジグザグ相場に強い
ビットコインは相場の動きが激しいですから、買い付けるタイミングを分散することで平均化していくわけですね。
もちろん、積立設定のように毎日手動で買い付けることも可能です。でも、毎日となるとそれなりに手間ですし、相場ばかりが気になってしまうため、これからビットコイン投資を始めようとする方にはあまりオススメできません。
積立設定をしておけば、ほったらかしで良くなるため、相場との程よい距離感をとりやすくなります。ビットコイン投資は楽しさもありますが、常時スマホで相場をチェックするような生活はしたくないですよね?
ドルコスト平均法が得意とするのは、ジグザグ系の相場です。理由は簡単で、安い時に多く仕込んで、高いときはあまり仕込まないからです。平均買付単価が下がれば下がるほど、価格が上がった時のリターンは大きくなります。
暗号資産ドルコスト平均法のデメリット
ドルコスト平均法は投資初心者向けのハナシでよくでてきます。問題なのは、メリットばかりが強調されて、あたかも万能な投資法なように説明されている点です。
この世に万能な投資法なんてなくて、ドルコスト平均法にもちゃんとデメリットはあります。「ドルコスト平均法やっとけば大丈夫!」なんて軽い口車に乗せられないように、デメリットも是非覚えておいてください。
右肩上がりの相場の場合、ドルコスト平均法は一括投資と比べると投資効率が落ちます。定時定額で買っていくと、買付単価は上がり、買付数量は減っていくためです。
- ビットコインは絶対右肩上りだ!疑う余地はない!
- 俺は投資の神だ!
こんな方はドルコスト平均法ではなく、素直に一括投資する方が方針にあっています。
ドルコスト平均法はジグザグ相場には強いんですが、価値がゼロになってしまうことに対してはなんの効果もありません。
よく「ドルコスト平均法でリスク回避」と見かけますが、回避できるリスクとできないリスクがあることは肝に命じておかなければいけませんね。
ドルコスト平均法は万能ではない
デメリットを読んでいただくと、万能でないことは伝わったかと思います。
- 本人の性格次第なところはあるが、相場に振り回されず気休めにはなる。
- 右肩上がりでは一括投資に劣り、ジグザグしながら徐々に上がっていく相場なら強い。
- 価値がゼロになることに対しては、なんのリスク回避効果もない。
ざっとまとめると、上記のような考え方がベター。過度な期待は大ヤケドの元です。騙されないためにも、デメリットは覚えておいて損はないと思います。
あなたがデメリットをもう少し知っておきたいのであれば「暗号資産ドルコスト平均法のメリット・デメリット!得意な相場・苦手な相場を解説」も合わせて読んでみてください。
デメリットを理解した上で積立投資をする理由
デメリットを理解して、気休めと割り切れるのであればドルコスト平均法は有効です。もちろん、ビットコインの価値が今後伸びるという前提ですが。
機械的に積み立てていくことで、相場との程よい距離感を維持できることが積立投資をする一番のメリットです。
実生活で「金、カネ、おかね&金」とお金で頭がいっぱいなってしまうことを防いでくれます。
お金で頭がいっぱいな状態だと、少し値下がりしただけでうろたえてしまいますからね。
わたしがドルコスト平均法を「怖くないビットコインのはじめ方」のひとつとして位置付けているのは、落ち着いて投資しやすいという効果があるからです。
Zaifで暗号資産積立をはじめよう
- Zaifに申し込む。
- 個人情報の入力、本人確認書類の提出。
- 本人確認のハガキが届くのを待つ。
- 積立の設定をする。
申し込みと本人確認書類の提出までは10~30分もあれば終わるんですが、本人確認のハガキが届くのに2~4週間ほどかかります。暗号資産は右肩上がりの相場が形成されていますから、価格が高騰しすぎる前にスタートできるとベターですね。
必ずハードウォレットに資産を移しておく
暗号資産の積立サービスはとても便利ですし、一括投資よりも気楽に投資することができます。
しかし、Zaifにもコインチェックのように盗難騒ぎが起こらないとも限りません。
Ledger nano Sなどのハードウォレットに積み立てた資産を定期的に移管するようにしてください。
Zaifに限った話ではなく、取引所にはトレードするための資産以外はおかないことが重要です。
怖くないビットコインのはじめ方として、Zaifを使ったドルコスト平均法(積立投資)について紹介しました。まとめ
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