暗号資産が大暴落!次の暴落に備えてすべき事とは?

暗号資産が暴落し、ビットコイン価格は1日で40%近く下落しました。

アルトコインもそれにつられて落ちるので、資産がピーク時の半分くらいになった方も多数いると思います。

わたしもアルトコインの比率がかなり高いポートフォリオだったので、余裕の半値です。

ビビるよねー。

暗号資産の相場は非常に繊細で、ちょっとしたニュースがあると(真偽にかかわらず)すぐに反応します。

しかも個人投資家の割合が多いためか、一度反応すると過剰に振れてしまいがち。

こんな相場では、これからも暴落は何度も来ることは明白です。

そこで、次の暴落が来る前に何をすべきかを考えてみました。

暗号資産以外の資産への分散投資

「暗号資産の分散投資で低リスクな資産運用!」

こんなうたい文句を見かけることもありますが、今回の暴落を経験してしまうと「ウソやん?」ってなると思います。

アルトコインのほとんどがビットコイン建で取引されている以上、同じような値動きになってしまうのは避けられません。

あえて悪意を持って言うならば、暗号資産の銘柄分散投資にはこれくらいの効果しかありません。

 

  • どこかの銘柄が上場廃止とかになっても他は生き残ってる。
  • たくさん持っておけばどれか暴騰するので「倍々銘柄の◯◯」とドヤれる。
  • コレクター欲を満たせる。

 

暗号資産一点集中だと暴落時に狼狽売りをしてしまいやすくなります。

分散によってリスクを下げたいのであれば、株や債券などの暗号資産以外の資産への投資が大切です。

草食動物的ポートフォリオ!暗号資産はリスクを減らして運用しよう

暗号資産が暴落している最中、ダウ平均は初めて2万6000円を超えてきました。

参考17日NY株 終値、初2万6000ドル超(yahooニュース)

皮肉なことに牽引してるのは、ブロックチェーン銘柄でもあるIBMとのこと。

ブロックチェーンが今後伸びると信じるならIBMに投資するという選択肢もある

暗号資産以外への資産にも分散投資しておけば、どちらかの暴落時にダメージを軽減できるかもしれません。

ただ、株式と債券の関係のように「どっちかが上がったらどっちかが下がる」という「負の相関」が暗号資産と他の資産にあるわけではありません。

たまたま暴落が重なることもありうるという事は頭に入れておかなければいけませんね。

暗号資産に忙しくてもできるカンタン分散投資法としてはわたしも実践している「インデックス投資」がオススメです。

詳しくは「暗号資産に消耗したらインデックス投資においでよ」にて紹介しています。

税金の確保

暗号資産の利益に対しては税金の支払いが発生します。

最悪なのは、こんなパターン。

  1. 2017年に1億円儲かる。
  2. 2018年に暴落→狼狽売りで5000万円になる。
  3. 税金で5000万引かれて利益がゼロになる。

2番で5000万残っていればまだマシですが、3000万とかまで減らしてしまうと税金を払えなくなってしまいアウトです。

年をまたいでから利確して得た日本円で税金を払おうとすると、そのタイミングで利確した分に対して翌年の税金の支払いが発生します。利確したら税金分は差し引いておくようにしたいですね。

JPYマイニング

要は労働で日本円を稼ごうってことです。

暴落で狼狽売りをして資産を減らした方も、追加投資して日本円を減らした方も次の暴落に備えるためにはあって困るものじゃありません。

暗号資産のトレードで1日にサラリーマンの月収以上稼ぎ出す人もいますが、基盤となる生活費の支払いは今のところ日本円です。

追加投資するにしても必要なのは基本的には日本円です。

暴落した時に「大丈夫、日本円の資産はまだある。」と心の支えにもなってくれます。(ぶっ込んでなければ)

100万損したとしても、毎月10万円貯金できていたなら一年経たずに取り戻すことができます。

「日本円を稼いで生活基盤を維持する。」

当たり前のことかもしれませんが、大切なことです。

まとめ

次の暴落に備えてできることを考えてみました。

  • 暗号資産以外への資産へ分散して、ちゃんとしたリスク分散を図る。
  • 最低限税金の支払い分は確保しておく。
  • 日本円を稼いで、生活基盤や追加投資資金を調達する。

この記事を書いている時点で暴落から二日経っていますが、既に暴落のことを忘れて草コイン漁りを始めているひともいるようです。暴落にちょっとでも狼狽したのであれば、草コイン漁りの前に次の暴落への備えを準備してみてはいかがですか。

 

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