一時のスマホゲーのように、ブロックチェーン技術が使われた分散型アプリケーション(DApp)が増えてきました。
DAppと相性のいいモバイルウォレットの「Trust」をいろいろといじっていたところ、Cryptosaga(クリプトサガ)ってアプリが気になったので触ってみました。
DAppにちょっとでも興味のある方は「Cryptokitties(クリプトキティー)」とか「イーサエモン」とか聞いたことがあると思います。
クリプトキティーではネコが、イーサエモンではモンスターがそれぞれ売買されています。レアなやつには高値が付いていますから、収益も上げられるかもしれません。
ここでは、Cryptosagaのやり方や収益性について紹介します。
Contents
Cryptosagaとは?分散型RPG(仮)
公式に掲載されていたゲーム画面です。CryptosagaはDApp初のRPGとうたっています。
RPGにもいろいろありますが、ダンジョンを攻略していく系っぽいです。
「っぽい」って表現したのは、ダンジョンシステムなどの重要な部分はまだ実装されておらず開発途中だからなんです。
結構ざっくりしたβ版の時点でリリースして、ゲーム性を持たせる大事な部分は後から実装していくのはDAppの慣習なんですかね。
でも、クリプトキティーとかと比べると「ゲーム感」あるのが伝わってきませんか?
私はこの「ゲーム感」が気に入ったのでキャラクターカードを買ってみました。
こんな感じのFFタクティクスっぽいキャラデザのカードがランダムで手に入ります。
このキャラクターを使ってダンジョンを攻略したりレベルアップしたりしていくわけですね。
Cryptosagaのロードマップ
Mar. 2018
- Update page: Complete Overhaul of the Web Page for Further Features
- Smart Contract Audit: Dungeon System
- Update page: Battle Instruction
- New Heroes: Rare / Uncommon / Common Heroes
- Start the Pre-sale of Golds
- Release New Feature: Dungeon System
- Release New Feature: Level Up System
- End of the Pre-sale.
全体のロードマップはコチラを参照してください。
直近の2018年3月のロードマップを抜粋します。
ダンジョンシステムやレベルアップシステムのリリースが注目です。これでようやくゲームらしくなります。楽しみです。
Cryptosagaのやり方:キャラクターカードを買う
- google chrome
- META MASK
- ETH(最低0.15くらいは必要)
METAMASKの使い方がわからない方は、以下の記事が詳しくてわかりやすいです。
参考 METAMASKの導入と使い方!初心者でも簡単でチョー便利なETHウォレットで〜す!初心者から始める暗号資産生活カードを買ったり、トランザクションフィーの支払いなどに0.15ETHは必要です。DAppってつくづく課金ゲーですよね。
Cryptosagaにアクセス
公式ページにアクセスします。
「BUY ORIGIN CARD」をクリック。
カードを買う
1枚買うなら「BUY 1 ORIGIN CARD」5枚まとめて買えちゃうリッチマンは「BUY 5 ORIGIN CARD」をクリック。
カードの発行枚数に応じて、徐々に価格が上がっていきます。#970では0.0992ETHですが次は0.0995ETHに値上がりします。
先行者利益が発生しやすい仕組みですね。
購入時にはトランザクションフィーもかかるので注意してください。
カード開封
画面上部メニューの「MY HERO」にいくと、「THE ORIGIN CARD」が届いているはずです。
開封済みは左、未開封は右です。
未開封のカードをクリックして、0ETHのトランザクションを生成すると開封となります。
DAppの悲しい仕様で、0ETHだろうとトランザクションフィーは発生します。
混み合ってない時にやれば、ちょっと節約できます。
遊戯王、ポケモンカード、MtGとやってきましたが、大人になってもこの瞬間はワクワクしますね。
開封後はマウスオンでステータスを確認できます。
Cryptosagaの収益性について
THE ORIGINE CARDを買ってすぐに売却する
Cryptosagaで購入したキャラクターはCrypto AssetとしてOpenSeaで売買することができます。
最高位の「LEGENDARY」は0.2~0.3くらい、「HEROIC」は0.07~0.08ETHくらいです。
あくまで値がつけられているだけで、売れているかどうかは別問題です。流動性が劇少なので。
今はプレセール中で、LEGENDARYが15%、HEROICが85%の確率ででます。
期待値は、
0.2~0.3 x 0.15 + 0.07~0.08 x 0.85 = 0.0895~0.113ETH
原価が0.1ETHと考えると、とんとんかちょっとマイナス。そりゃ明確にプラスになったらみんなやってますからね。
流動性低すぎる問題もありますし。あまり参考にならない計算かも。
それぞれのカードには個体値があるので、「強個体 x LEGENDARY」を引き当てればかなりイイ価格で売れるかもしれませんね。
将来的にはレベルアップができるようになります。イーサエモンなどを見ていると、やはり強いキャラクターをつくればそれもまた高値で取引されやすいです。
THE ORIGINE CARDを買って人気が出てから売却する
カードのランクはCommon<Uncommon<Rare<Hiroic<Legendaryの順で高くなっていきます。
プレセールでは必ずHiroicかLegendaryがでるので、プレセール終了後はかなり優位になる可能性があります。
(あまり優位にしすぎると後から人が入ってこなくなるので、うまい調整を期待。)
とりあえずLegendaryがでることを期待して限定のORIGINE CARDを買って寝かせておくのも一つの戦略です。
安く売られているカードをOpenSeaで仕込む
OpenSeaではHiroicでも0.02ETHくらいで売りに出されているケースがあります。
ORIGIN CARD購入価格の5分の1ですから、ある程度Cryptosagaに人気が出てくれば元を取れる可能性はそこそこあるんじゃないかと思っています。
私はさっそく2枚ほど買いました。
右2枚が買い足した分です。パーティーが賑やかになってくれてうれしい。
入金総額:約0.25ETH
ちなみにOpenSeaでの取引は、ETHモバイルウォレット「Trust」でできます。
レアキャラが安くでたら買いたいという方は、インストールしておくといいですよ!
【初心者向け】TRUSTウォレットの使い方|ブロックチェーンゲームがスマホでできるアプリダンジョンやアリーナシステムが実装されればGoldが稼げる
ダンジョンシステムやアリーナシステムが実装されれば、Cryptosagaのトークン「Gold」が稼げるようになります。
「Gold」ってのがRPGっぽくていいですよね。
Goldはキャラクターのレベルアップやオークションに使われます。
Gold/ETHにどんな値が付いていくかはわかりませんが、OpenSeaなどで取引されるようになる可能性はあります。
ORIGIN CARDでレアキャラを買っておき、ゲームを有利に進めてGoldを稼ぎ、OpenSeaで売却するって戦略です。
まとめ
分散型アプリケーションの「Cryptosaga」を紹介しました。
- Cryptosagaはキャラクターカードを買って、ダンジョン攻略やアリーナ戦をするRPG。
- キャラデザがしっかりしていて「ゲーム感」がある。
- キャラクターは既にOpenSeaで取引されている。
ゲーム自体は既存でも似たようなものはありますが、ブロックチェーン技術を使って動いているってことにワクワクしますね。
カードも買ったので、Cryptosagaについてはこれからも記事を書いていきます。
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