EOSメインネットのアカウント作成からdAppsを使えるようになるまでの流れを徹底解説

dAppsのプラットフォームとして注目を浴び始めてきているEOS。実際にdAppsを触ってみてみたいと思っている方のために、アカウント作成からdAppsを使えるようになるまでの流れを詳しく解説します。

ETHと比べると結構難解で、しかも有料(1000円くらい)なので本当にdAppsが好きな人だけどうぞ。

注意
EOSはセキュリティが未熟で、ハッキングが何度か発生しています。ゲームプレイの必要最小限のEOSだけ入れるようにしてください。

EOSメインネットのアカウント作成の流れ

  1. Scatter(EOSのMETAMASK的なchrome拡張)をインストール。
  2. KeyPairを2つつくる(ActiveとOwner)。
  3. EOS Account Generaterで支払いをしてアクティベートする。
  4. アクティベーションしたアカウントをScatterにインポートする。

Scatterをインストールする

ETHでdAppsをプレイするためにMETAMASKをインストールするのと同じように、EOSではScatterをインストールします。

Chrome拡張がでていますが、現在はデスクトップ版が推奨されています。基本は同じですので、できればデスクトップ版をご利用ください。(デスクトップ版の記事はまた書きます)

垂水ケイ

Scatterのchrome拡張利用は自己責任でたのむぜ。

Scatterのchrome拡張をインストールする

Scatterのデスクトップ版をインストールする

ScatterでKeyPairをつくる

chrome拡張のインストールが完了すると、画面右上にScatterのアイコンが表示されますのでこれをクリック。水色のSのアイコンですね。


Scatterのパスワードを登録します。「New Password」「Confirm Password」に一致するパスワードを入力し、「Create New Scatter」をクリックします。


リカバリーフレーズが表示されるので、記録します。

注意
リカバリーフレーズが流出すると、他人に資産を奪われるリスクがありますし、紛失するとウォレットを復旧することができません。必ず書き留めて安全な場所に保管するようにしましょう。


メイン画面がこちら。「Key Pairs」をクリックして、ウォレットを作成します。


メイン画面から「Key Pair」「New」と進み、こちらの画面に来ます。

「Name」にウォレットの名前を入力し、「Generate Key Pair」をクリックします。

「Copy」をクリックして、メモ帳などにコピペします。

Owner AccountとActive Accountの2つ作成する必要があるため、Nameには「EOS-owner」などとしておくとわかりやすいです。


OwnerとAcriveの2つを作成し、Public KeyとPrivate Keyのメモが残っている状態にします。Private Keyは絶対に公開しないでください。(上の画像はわかりやすいように捨てアカの画像を載せています。)

支払いをしてアクティベートする

EOSのメインネットアカウント作成は有料です。支払いをしてアクティベートする必要があります。

アクティベーションは「EOS Account Generation Servise」から行います。

アクセスしたら「GET STARTED」をクリック。


アカウント名を決めます。EOSでは12文字の英数字がアカウント名になります。「I’m feeling lucky」をクリックするとランダムで出力してくれるので楽ですよ。

「PLEASE ENTER A VALIED NAME」をクリックして次に進みます。


先ほどメモしたPublick Keyを「Owner Public Key」「Active Public Key」にそれぞれコピーして「Continue」をクリックします。


最後は支払いです。「Choose payment option」から支払い方法を選びます。

クレジットカード払いや暗号資産払いができます。

私はETHでの支払いを試みましたが、なぜかうまくいかなかったので結局クレジットカードで支払いました。

支払い価格はこちら。支払い方法によって値段が違います。

 

  • クレジットカード:9.37ドル
  • 暗号資産:6.83ドル

支払いが完了すればアカウントのアクティベーション完了です。

アクティベートしたアカウントをScatterにインポートする

アクティベートしたアカウントをScatterで使えるようにします。

メイン画面から「Identity」「New」をクリックしてこちらの画面に来ます。

Noneと表示されているタブをクリックして、ウォレット作成時の名前をクリックします。

OwnerとActiveの2種類を作りましたが、用途によって要求されるアカウントが異なるようです。私がプレイしようとしたdAppsではOwnerが要求されたので、「EOS-owner(自分で設定した名前)」をクリックしました。

「Import」をクリックして作業完了です。これでようやくScatterがMETAMASKのように使えるようになります。

ScatterにEOSを送金する

dAppsをプレイするためにはEOSをScatterに入金しておかなければいけません。

ここではBinanceからの送金方法を紹介します。

「EOS Withdrawal Address」に、EOSのアカウント名を入力します。

MEMO
アカウント名はEOS Account Generation Serviseで設定した12文字の英数字です。

No MEMOにチェックを入れます。

Amountに送金する数量を入力し、「Submit」をクリック。

各種承認を完了させれば、Scatterに着金するのを待つだけです。


入金が完了した後は、ScatterからEOSの枚数を確認できます。

Scatterを起動し、メイン画面の「Identities」からこちらの画面に来ます。

左下の「◯」をクリックするとEOSの残高が表示されます。

以上で、EOSでdAppsをプレイするためのセットアップは完了です。

まとめ

垂水ケイ

お疲れ様です!

EOSに参入するのはETHに比べるとかなり複雑で、有料ということもありセットアップだけでかなりの労力ですね。

試しにEOS Kinghtにアクセスしてみてはいかがでしょう。

繰り返しになりますが、セキュリティーには不安が残っている状態ですので、プレイは自己責任でお願いします。

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