フェアゲームの将来性がアツい|オールインワンのプラットフォーマーになるかも

ブロックチェーンゲームのプラットフォームの中で、個人的にかなり期待しているフェアゲームが、なかなか壮大なビジョンをぶち上げてきました。

あくまでビジョンなので実現するかは確定していませんが、『ぜひとも、全部やってくれ!』って思ってます。

フェアゲームとは?

  • 独自のブロックチェーンにより、gas代やトランザクション詰まりのないゲーム体験を提供。
  • マーケット、独自トークンによる経済圏の確立。
  • SDK(開発キット)を提供。
  • 幾つかのゲームをリリース済み。

ブロックチェーンゲームのプラットフォームは、Loomなどの開発系、BitGuildなどのマーケットプレイス系、イーサタウンのようなゲーム系などにと分類できますが、フェアゲームはそれらすべての要素を持っています。

これによって、フェアゲーム上でのトークンエコノミーの構築から利用までができちゃうんです。

詳しい解説はFair.Game(フェアゲーム)とは?公正なゲームマーケットの構築を目指したプラットフォームをご覧ください。

今回紹介するビジョンは、フェアゲームのコンセプトが、さらにブラッシュアップ・具体化されています。

フェアゲームボーナスシェア:FAIRが配当系トークンに!?

フェアゲームのプラットフォーム上では、収入の80%のFAIRがトークンホルダーに分配されます。残りの20%のうち、半分はバーンされ、残った半分がプラットフォームの運営費に充てられます。

ゲーム単独やプラットフォーム利用単独での配当は割とありますよね。イーサオンラインをプレイしたことのある方はわかると思うんですが、配当系は盛り上がるけど短命です。

フェアゲームのすごいところは、開発者がプラットフォームを利用しても、プレーヤーがゲームで遊んでも、そこで発生したFAIRの支払いがホルダーへと還元されること。

上の図でのTo BとTo Cのバランスが難しくなってくるとは思いますが、それぞれが単独として配当を行うよりも長く使われるプラットフォームになるハズです。

フェアボックス:ゲーム特化型のWEB3.0アプリに!?

フェアゲームのプロダクトやサービスを統合したフェアボックスというアプリを検討しているとのこと。

これが実現すると、

  • dAppsへのアクセスが簡単になる
  • ゲームアセット(ERC721)の取引ができる
  • トークン報酬がもらえるキャンディーボックス(ポイントサイト的な?)
  • FAIRトークン基軸のトランザクションマイニング型取引所

垂水ケイ

こんな感じのゲーム特化型のWEB3.0アプリになりそう!

MEMO
WEB3.0ブラウザとは、暗号資産のウォレットとブラウザアプリが一体化して、ブロックチェーンへのアクセスが簡単にできるようになるアプリのこと。

フェアゲームが厳選したdAppsへのアクセス

フェアゲームは続々とパートナーシップを結んでいってます。

(6月29日現在)

ブロックチェーンゲームはクソゲーやスキャムがあるのも事実ですから、プラットフォームが開発と直接やりとりして紹介してくれるのは安心感があります。

ゲームアセットの取引・ウォレット

もちろんウォレットも実装予定。WEB3.0ブラウザですから。

暗号資産(ERC20)のやりとりはもちろんのこと、ゲームアセット(ERC721)の取引もアプリでできるようにしたいそうです。

プラットフォームとしてマーケットプレイスも実装する予定となっているため、パートナーシップを結んだゲームのアセットをフェアトークンで売買できるようになるってビジョンですね。

キャンディーボックス

キャンディーボックスってのもナイスです。

おそらく、ツイッターでシェアするなどのアクションをとるとトークンがもらえる、ポイントサイトのような仕組みだと思います。

これまでにもいくつかブロックチェーンゲームのプラットフォームを見てきたんですが、プラットフォーマー・プレイヤー・プラットフォームの参加者の3者全員にメリットの出る仕組みって、意外と実装されていませんでした。

  • プレーヤーはトークンもらえる。
  • 参加者はプレイしてもらえる。
  • フェアゲームはプラットフォーム使ってもらえる。

キャンディーボックスはこんな感じで、3者ともメリットが明確です。

メリットがあれば使われるようになっていく!って考えから期待してます。

トランザクションマイニング型FAIR基軸の取引所

これはかなりハードルの高そうなビジョン。

2018年6月になって、Fcoinを始めとする取引所、でトランザクションマイニングとか取引マイニングとかいわれるタイプの取引所が急増しました。

トレードをマイニングとみたて、取引手数料の一部をマイニング報酬としてトークンで変換する仕組みです。

フェアゲームもこの流れに乗じて(?)FAIRトークン基軸の取引所を作る構想があります。

トランザクションマイニング型の取引所自体は賛否ありますし、今後どうなっていくかはわかりません。

ただ、取引所が成立するためには、ユーザー数が必要です。こういった話題性のある仕組みを積極的に取り入れていこうとする姿勢がナイスです。ブロックチェーンゲームのプラットフォーマーでここまで考えているとこ、他に見たことないです。

まとめ

フェアゲームの新しいビジョンについてまとめました。

  • dAppsへのアクセスが簡単になる
  • ゲームアセット(ERC721)の取引ができる
  • トークン報酬がもらえるキャンディーボックス
  • FAIRトークン基軸のトランザクションマイニング型取引所

個人的に期待しているプラットフォームなので、是非とも実現していってほしいです!

フェアゲームの公式サイトはコチラ

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