送金プラットフォームを提供するcircleが米国大手取引所poloniexを買収

米国circleが大手取引所であるpoloniexを買収したと、2018年2月26日に発表されました。

circleとpoloniexからそれぞれプレスリリースが出ています。

circleは米国の送金サービスを提供する会社

paypalは使ったことがありますか?

circleはpaypalのように送金サービスを提供する会社です。

こちらのツイートで、circleといっしょにVenmo, Zelleが紹介されていますが、paypalはVenmoが提供しているサービスです。

ゴールドマンサックスから5000万ドルの出資を受けていることからも、米国内で有望視されている会社なんです。

ploniexは米国大手の取引所

circleが買収したのが、暗号資産取引所のpoloniexです。こっちは聞いたことある人もおおいかも。

日本ではコインチェックがpoloniexで暗号資産を仕入れていましたね。

コインチェックの価格はpoloniexでのアルトコインとビットコインのレートが反映されていました。

暗号資産人口の多かったコインチェックの取引を難なく捌ききれる規模の取引所です。

取引所と送金プラットフォームが組んだ意味:暗号資産の実利用拡大

これまでは暗号資産は投機的な側面がほとんどでした。

今回送金プラットフォームを提供するcircleと取引所であるpoloniexが組んだことによって、暗号資産が実際に使われるケースが増えていってくれそうですね。

すでにcircleでも即時着金で支払いはできていますが、暗号資産というツールを使うことでcircleのプラットフォーム外への送金が容易になったり、手数料が安くなるといったメリットが期待できます。

支払い系通貨は着目したい

今回の買収をみても、暗号資産が「実際に使われているかどうか」が評価のポイントになってきます。

  • オミセゴー(OMG)
  • ライトコイン(LTC)
  • ビットコインキャッシュ(BCH)

このあたりの支払いしやすくてメジャーな通貨は今年注目したいます。

市場はゴールドマンサックスとサークルのつながりに注目?

このニュースをうけて、BTCの価格が上がりました。

「GSが出資しているcircleがpoloniexを買収したってことは、仕込み終わったのかな?」

ってみんな同じように考えますよね。

ただ、そんな単純な話ではないみたいです。

①〜⑩まであります。

広瀬さんのツイートをどこまで信じるかですが、一連のツイートをざっくりまとめます。

  1. circleが米証券取引委員会(SEC)に買収のお伺いをキチンと立てた。
  2. SECの好意的な後押しがあることがわかる社内資料が流出。
  3. circle-poloniexが日本でいう登録事業者になる可能性がでてきた。

こういった経緯があって、BTCが上昇したという見方もあるみたいです。

いずれにせよ、好材料だったわけですね。

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