2017年10月に100円以下だったところから一気に700円まで上昇したことで話題になったモナコイン。
モナコインという名前は、2ちゃんねるのモナーというキャラクターからとっています。
国産・サブカルコインってことですね。
この記事では、モナコインの特徴や将来性などについて紹介します。
Contents
モナコインの特徴
- Twitterを使って簡単に送金できる。(tipmona)
- 秋葉原などで支払いに使うことが可能で、一部界隈での実用性が高い。
- ビットコインよりも送金速度が早い。
ビットコインは投機の対象になるばかりで、実際に使う人はあまり増えていません。一方でモナコインは、コミュニティーが賑わっていたり支払い可能なお店がたくさんあったりと、実用性が高いという特徴があります。
「すでに実際に使われている」という点は他の暗号資産にはないポイントです。
モナコインの概要
2ちゃんねる発祥と聞くと、なんとなく疑ってかかってしまうかもしれませんが、モナコインは暗号資産としても何気に優れています。
- 公式:https://monacoin.org
- 発行日:2014年1月
- 単位:MONA
- 総供給量:105,120,000MONA
- 備考:ライトコインをベースに開発されており、送金速度がビットコインよりも早い。
投資対象としてのモナコイン
他のアルトコインはほとんどが「投機目的」で買われており、供給需要のバランスで価格が決まっています。
アルトコインとしての価値ではなく、「今買って、あとで誰かに売れば儲かるだろう。」という本質的ではないところでお金が集まっているわけです。
モナコインは、すでに使われているコミュニティーが存在しているというのが他のアルトコインとの大きな違いです。
もちろん、投機的なお金が流入してきている分、本来の価値よりも過剰な価格がついている可能性はありますが、最終的に落ち着く価格は他のアルトコインよりもいいんじゃないかと思っています。
暗号資産投資人口の多い日本の暗号資産であることも、投資対象として可能性を感じます。国内での知名度が上がれば、まだ価格の上がる余地はあると信じています。
「他人が投資しているから自分も投資する」ことを推奨するわけではありませんが、日本トップクラスの個人投資家cis氏もモナコインを買ったとのこと。知名度が上がっていきそうですね。
モナコインは9割ネタで投資ではないです
1000万ちょっとしか買ってないし
たぶん投げ銭とか、イベントの景品とかにして使ってしまいそう
でも今の時価総額低いし名前が良いから30倍もワンちゃん?— cis@株 先物 FX 暗号資産 ドラクエ (@cissan_9984) 2017年11月30日
モナコインのチャート
モナコインの将来性
モナコインはビットフライヤーが取り扱い始めた10月に一気に上昇しました。
認知度・取引量が上昇要因だとすれば、今後国内外への普及が進めばまだ上昇の余地はあるといえます。
ただし、コミュニティーの中で実際に使っている人たちの取引量は投機対象としてみている人たちと比べるとはるかに少ないでしょう。投機マネーが引き上げたら、これまでと同じ100円以下にまで落ちる可能性は十分にあります。
ビットコインとの比較
ビットコインとモナコインの値動きを比較すると、11月末を除いて相関性は高くないことが伺えます。
国産のアルトコインということもあり、円建の取引が盛んです。他のアルトコインはビットコイン建での取引が多いですから、どうしてもビットコインの値動きから受ける影響が大きくなってしまいます。
私のスタンスとして暗号資産の銘柄を分散させるによるリスク低減効果はあまりないと考えていますが、モナコインはまだ可能性があると思っています。今後は米国に進出したbitFlyer経由で円以外の売買が増えてくれば、このメリットは希薄化されてしまうため注意が必要です。
暗号資産のポートフォリオについての考え方は「草食動物的ポートフォリオ!暗号資産はリスクを減らして運用しよう」にまとめてあります。
モナコインの使い方
モナコインが使えるお店
取扱商品:パソコン関連全般
取扱商品:個人出品、iTunesギフト、モナコイン銀貨などなど
取扱商品:AV機器、カメラ、パソコン、生活家電、スポーツ用品、ゲーム・おもちゃ、カー用品
tipmonaの使い方
モナコインはTwitter上でやりとりができます。
このサービスをtipmona(チップモナ)といいます。
できることは次の4つ。
- 残高確認
- 入金
- 出金
- 送金
Twitter上に仮想のウォレットを持っておくようなサービスですね。
詳しい使い方は、Monappyeの「tipmonaの使い方」を参照にしてみてください。
モナコインの買い方・注意点
モナコインはZaifやbitFlyerで買うことができます。
bitFlyerでのモナコインの購入は「販売所形式」になっており、手数料が高くなってしまいます。
Zaifでは「取引所形式」で購入することになるため、手数料が安くておトクです。
よほどの理由がない限りはZaifで買いましょう。
取引所と販売所の違いについては「取引所と販売所の違いを売買方法・手数料から解説」を参考にしてみてください。
Zaifでのモナコイン購入の流れを説明します。
- Zaifに登録する。
- 個人情報の入力、身分証明書のアップロードをする。
- ハガキによる本人確認を待つ。
- 日本円を入金する。
- モナコインを買う。
Zaifにはコチラのボタンから登録することができます。
個人情報の入力や身分証明書のアップロードは10分くらいで完了します。
その後1~2週間ほどすると、Zaifから本人確認のハガキが送付されてきます。
ハガキに記載されているコードを入力して、口座開設完了です。
次はZaifの口座に銀行振り込みで入金します。
入金手数料は無駄なコストですから、住信SBIネット銀行を使って手数料無料で入金することをオススメします。
詳しい使い方は「ビットコインを始めるなら手数料が安い住信SBIネット銀行がオススメ!」を参考にしてみてください。記事タイトルにビットコインと書いてありますが、モナコインでも同じです。
モナコインの購入はメニューの「取引」から行います。
「簡単売買」や「クレジットカードで購入」では、高い手数料が発生します。
クレジットカードで購入のデメリットは「ビットコインをクレジットカードで買う方法!メリットと致命的なデメリットを解説」にまとめてあります。
まとめ
モナコインの特徴や使い方についてまとめました。
- 2ちゃんねる発祥の暗号資産で、既に実際に使われている。
- 国産の暗号資産であり、今後認知度が上がれば価格上昇の可能性もある。
- モナコインの購入は手数料の安いZaifの取引所がオススメ!
コミュニティーや独自の文化が特徴的な暗号資産です。
投資対象としてだけではない楽しみがありますね。
気になった方はZaifに登録してモナコインを買ってみてはいかがでしょう。
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