暗号資産FXを使えば、ETHのショートポジションを持つことができます。ただ、取引所に暗号資産を入金したりとちょっとだけ手間がかかります。
ETHのウォレットと直結でショートポジションが持てたら便利ですよね。
この記事では、METAMASKなどのETHウォレットでアクセスするだけで、簡単にショートポジションの売買ができるDEX(分散型取引所)「expo」を紹介します。
expoの特徴・概要
- dYdXプロトコル上に作られたDEX(分散型取引所)
- ETHの価格と逆相関のあるトークン「short ETH(SETH)」の売買ができる
- 指値注文はできない
- gas代含め手数料が高い
expoはdYdXというレバレッジ取り引きや、オプション取引のためのプロトコルを利用して作られたDEXです。
dYdXの詳細については、dYdX(EthPedia)をご覧ください。
expoでは、ETHの価格と反対の値動きをするトークン「short ETH(SETH)」の売買をすることができます。現状はFXのようにレバレッジをかけてトレードすることはできないので、現物のヘッジとしての利用がメインになりそうです。
FXのように指値注文を出す事はできません。短期トレードでの利用はやめておいた方がいいですね。
expoの使い方
画面解説
まずはexpoにアクセスして、トレード画面に来ます。
上図がトレード画面です。ETHが上昇しているタイミングで、SETHのチャートは下落してます。
SETHには期限が設けられており、期限が来ると強制的に決済され、ETHを買い戻されます。
SEHTの買い方
トレード画面でBuyをクリックすると、こちらの画像がポップアップします。
INTERESTは利率を意味します。
SETHを購入したいだけの数量となるよう、ETHの数量を入力し、「Buy」をクリックします。
METAMASKが起動して、承認すればSETHの購入は完了です。
SEHTの売り方
売却するときは、トレード画面のSellをクリックすると、こちらの画面がポップアップします。
売却したいSETHの数量を入力し、「Sell」をクリックします。METAMASKが起動して承認すれば売却完了です。
資産状況の確認
トレード画面の下部で、資産状況の確認ができます。
- PRICE:価格
- OWNED:保有量
- VALUE:評価額
まとめ
ETHをショートできるDEX「expo」について紹介しました。
現状は手数料が高くついてしまいますが、ウォレットから直結してショートができる点は魅力です。
ETHウォレット中心に、ETH経済圏の中で生活したい方にはオススメのDEXです。
取り引きは非常に簡単なので一度使ってみてはいかがでしょうか。
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