わたしは教育資金の一部を、セゾン投信の子供口座(カンガルーぽけっと)に積立投資で準備しています。
セゾン投信は、全世界に分散投資をして世界経済の発展と共に資産を増やしていくことができ、月々5000円から積み立てることができます。もちろん投資なので元本割れの可能性はありますから投資は自己判断で。
さて、このカンガルーぽけっとで積立をスタートするまでが意外とややこしかったので、開設までの流れをまとめておきたいと思います。
カンガルーぽけっとでの積立を考えている方のお役に立てばと思います。
0.事前に準備しておくとスムーズなもの
開設までに必要だったものをまとめておきます。事前に準備しておくと、スタートまでの流れがスムーズです。子供の本人確認書類は、健康保険証がいいと思います。
用意するもの | 数量 | 提出先 |
---|---|---|
本人確認書類 | 親子各2部 | 楽天・セゾン |
個人番号カードまたは通知カードのコピー | 親子各1部 | セゾン |
住民票の写し | 1部 | セゾン |
1.銀行に子供名義の口座をつくる
カンガルーぽけっとの口座を作るためには、子供名義の銀行口座が必要です。証券口座に入金するための口座として使います。将来的に必ず必要になるものですから、作っていない方はこのタイミングで開設してしまうことをオススメします。
子供口座の開設先は大手銀行でももちろんいいんですが、オススメはネットバンクです。子育てしながら、働きながらですとなかなか窓口に行く時間ってないですよね。ネットバンクは開設手続きがネットと郵便のやりとりで済んでしまうことが多いです。
実際にわたしは楽天に口座を開設しまして、楽天はネットと郵便で開設できるので働きながらでも手続きしやすかったです。
楽天の口座開設の手順は以下の通りです。
1)ネットの口座開設フォームに入力する。
楽天証券口座開設ページはこちらから。
- お客様情報の欄には、お子さんの名前を入力します。
- 未成年口座開設時は、本人確認書類をアプリで送付できないので、「配送を利用する」を選んでください。
2)送られてきた封筒に必要書類を入れて返送する。
お子さんが12歳未満の場合は、お子さんの本人確認書類(保険証や住民票)と自分の本人確認書類の両方が必要です。
これらを返信用封筒に入れて、投函します。
銀行口座開設は以上です。
ちなみに、会社の近くの三菱東京UFJとみずほ銀行に口座開設をしに行きましたが、口座名義人の勤務先か(新生児なので働いているわけがない。)住所の近くでないと開設できないと断られました。
防犯対策とはいえ、子供の口座くらい親の勤務先の近くで作らせてほしいものです。
2.子供の証券口座をつくる
1)口座開設キットを取り寄せる
銀行口座の準備をしながら、証券口座の開設に取り掛かります。まずはセゾン投信のHPから、カンガルーぽけっとの口座開設キットの請求をします。
カンガルーぽけっとの口座開設には親もセゾンの口座を持っていることが必要です。持っていない場合は、こちらから口座開設キットの請求ができます。
私は自分の投資はSBI、教育費の投資はセゾンと分けています。SBIでもよかったんですが、自分のほったらかし投資以上にほったらかしにしておきたかったので、あえて別の口座にしています。
2)必要書類に記入する
ここが一番ややこしいポイントです。
まず、自分がセゾン投信の口座を持っていない場合、子供と両方開設する必要があります。
- 親の口座はNISAなし、積立なし
- 子供の口座はNISAあり、積立あり
このケースで必要になる書類をまとめました。
親の口座開設(NISAなし)
- 総合取引申込書
- 個人番号通知届出書
- 個人番号カードまたは通知カードのコピー
- 本人確認書類
子供の口座開設(NISAあり)
- 未成年者名義用総合取引申込書(子供名義の銀行口座を指定)
- 未成年者非課税適用確認の交付申請書 兼 未成年口座開設届出書
- 個人番号通知届出書
- 個人番号カードまたは通知カードのコピー
- 本人確認書類(健康保険証等)
- 親子関係が確認できる書類(住民票の写し等)
- 定期積立プラン申込書(子供名義の銀行口座を指定)
3)返信用封筒に入れて投函する
上記の書類を漏れ無く封筒に入れて投函します。これで作業は終了です!
おわりに
子供の銀行口座つくり、証券口座を開設し…ジュニアニーサの申込みまで…と、なかなか手間のかかる作業だったと思います。
数日すると、ログインID等が届きますので、後は子供の成長と共に資産の成長を見守りましょう。
コメントを残す