ボコッ!
ふとした拍子に壁に穴が空いたことはありますか?ないですか。
我が家では先日、ちょっとした事故で壁に穴があいてしまいました。
賃貸なので退去時にお金がかかってしまうのは仕方ないとして、見てくれが悪いので自分で修理することにしました。
業者に頼めるほど家計が潤沢ではありませんからね。
Amazonを探してみたら、壁のリペアキットが売られていました。
壁の施工なんて全くやったことのない素人なんですが、そこそこの完成度でできたので、修理の様子をまとめておきたいと思います。
穴の空いた壁
壁には約5cmほどの穴があきました。
穴を中心に、壁紙も一部破れています。
壁紙の裏は石膏ボードになっており、衝撃により砕け散った石膏が壁の隙間へと落下してしまいました。
穴の周りの壁紙をキレイにはがす
穴だけを補修することはできないため、穴の周りの壁紙をまずは剥がします。
穴を囲んで約15cm角の四角形になるよう、カッターで切り込みをいれます。
力加減は調整して、壁紙だけを切るようにします。
切り込みから丁寧に剥がしていきます。
お好み焼きのヘラみたいな工具(スクレーパー)を使うといいそうですが、わたしはカッターの背でやっちゃいました。
壁紙を剥がした写真です。穴があき、石膏ボードが破れている様子がよくわかると思います。
剥がした壁紙は最後に戻しますから、ちゃんと保管しておきましょう。
アミテープを貼る
壁紙を剥がしたら、補修スタートです。
まずはリペアキットに付属しているアミテープで穴を塞ぐように貼っていきます。
5cm程度の穴に対して、タテヨコの二重となるようにテープを貼りました。
石膏を練る
アミテープを貼り終わったら、石膏を塗っていきます。
石膏は粉に水を入れて練るんですが、なかなか丁度いいトレーはありません。
わたしは写真のようにペットボトルを割いてトレーにしました。
そのまま捨てればいいから気楽です。
粉が飛び散るので、下に新聞紙を敷いておきましょう。
無心で練ります。結構硬いです。
石膏の準備完了です。
石膏を塗る
アミの隙間をぬって、テープの向こう側にも石膏が入っていきます。
穴を塞ぎつつ、ある程度の厚みをもたせるように石膏を塗り込んでいきます。
破れている部分も丁寧に。
塗り終わるとこんな感じ。
後でヤスリをかけるので、あまり神経質にならなくてもいいですが、凹凸が少ない方がヤスリがけは楽です。
わたしが使ったリペアキットは乾燥に3時間でした。
ヤスリがけ
目の粗い紙やすりを使って、凹凸をならしていきます。
結構粉が飛び散るため、新聞紙を広めに敷いておくことをお勧めします。(片付け大変でした)
粗いヤスリである程度滑らかになったら、目を細くして仕上げをしましょう。
削りすぎは石膏の厚さが薄くなって強度が落ちますし、力強く削るとテープにくっついていた石膏にヒビが入っていまします。
やさしさをもって根気よくやりましょう。
ここまでで壁自体の補修は完了です。
壁紙を貼り直す
最後に壁紙を戻していきます。
壁紙用の接着剤を塗り、薄く伸ばします。
写真はたぶんつけすぎです。
剥がれて来やすいカドや破れた部分はちょっと多めに塗りました。
穴以外の壁紙を貼ったところです。
いかがでしょう?修理したなとわかるっちゃわかりますが、ビフォーアフターで比べると、だいぶよくなりました。
まとめ
石膏ボードの壁にあいた穴を自分で補修したという話です。
リペアキットと紙やすり、壁紙用接着剤を購入し、2,300円でした。
かかった作業時間は乾燥を除いて2時間ほどです。
素人施工なので完璧には程遠いですが、応急処置としては十分なクオリティーになったかと思います。
穴が空いてしまったらチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
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