ハイスペックなゲーム用PCを持っているあなたに朗報です!
ゲームをしなから暗号資産のマイニングをして、無料でゲームができる「HecatonCave(ヘカトンケイブ)」というサービスが発表されました。
スマイルメーカーの開発したゲーム「X-Overed(クロスオーバード)」が完全無料化を発表し、ヘカトンケイブの実装が噂されています。「スマイルメーカーの「X-Overd」が完全無料化!HecatonCave(ヘカトンケイブ)実装か!?」も併せてごらんください。
既にヘカトンケイブが実装されたゲーム「Idle Explorer」もリリースされています。IdleExplorerがどんなゲームかは「IdleExplorerとは?暗号資産のマイニングで無課金ゲームを実現!」をご覧ください。
ヘカトンケイブとは?
- GPUやCPUの処理能力を使って、暗号資産をマイニングする作業をユーザーが行い、報酬としてゲーム内アイテムなどをもらう。
- マイニングは空き時間に行うため、ゲームを阻害しない。
- 無料ゲームのような広告が不要になり、ゲームに没頭できる。
- 一時期話題になったCoinHiveと似た仕組みだが、承認制になっている。
ヘカトンケイブの意義:広告型無料ゲームからの解放
ヘカトンケイブは、無料ゲームによくあるガチャ課金や広告によるゲーム没頭性の阻害を排除するために考えられたサービスです。
暗号資産には、マイニングと呼ばれる承認作業をパソコンの処理能力を使って行うものがあります。マイニングをすると報酬として暗号資産をもらうことができるため、マイニング事業に乗り出す企業がいるほどです。
ヘカトンケイブの仕組み
ヘカトンケイブでは、マイニングするための処理能力にプレーヤーPCのGPUやCPUを使用します。
プレーヤーがマイニングすることで得られる暗号資産を、サービス提供元が受け取り、リソースを提供したプレーヤーは代わりにゲーム内アイテムなどをもらうことができます。
プレーヤーが無料でゲームをするために広告をたくさん見せたり、一部のユーザーからの収益でゲームを成立させているガチャのゲームモデルから大幅な方向転換をすることができます。
マイニングはゲームの空き時間に行うため、プレーヤーのゲーム体験は阻害されません。ヘカトンケイブではこれを、ITM; IdoleTimeMining(空き時間マイニング)と呼んでいます。
ヘカトンケイブの違法性・懸念点は?
プレーヤーのPCを使ってマイニングするシステムの中には「CoinHive」と呼ばれ、違法性があると判断されたものもあります。ヘカトンケイブは承認制にすることによってこれを避けているようです。
PCの空きリソースを使ってマイニングといえば聞こえがいいですが、空きリソースを使っている分の電気代はかかりますから、ゲームの課金を電気代で行うともいえます。
このあたりについて、プレーヤーに対して真摯に説明して欲しいところです。
プロジェクトとしては期待していますので、フェアに進めていって欲しいなと思います。
ヘカトンケイブの提供元は?
株式会社スマイルメーカーがヘカトンケイブのサービスを提供します。
DMMオンラインゲームで「X-Overd」や「ギルドヤ」を始めとする多くのゲームをリリースしてきた実績のある会社です。
GMOはゲームの報酬を暗号資産で支払うサービスを提供していますから、ライバル的なDMMがヘカトンケイブのサービスを買いとってしまうなんて未来もあるかもしれませんね。
まとめ
マイニングによってゲームへの課金を不要にするサービス「ヘカトンケイブ」についてまとめました。
ヘカトンケイブを積むゲームも今年の夏からリリースされる予定になっています。ユーザーへの説明をしっかりすれば面白いサービスになると思います。
ヘカトンケイブのようにマイニングによって暗号資産を稼げるだけでなく、ブロックチェーンの技術を使った「ブロックチェーンゲーム」も増えてきています。
これもゲームを通じて暗号資産を稼ぐことのできるポテンシャルを持っています。興味のある方は「ブロックチェーンゲームとは?初心者から一気に駆け上がるための解説」を読んでみてください。
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