イグニス【3689】の動向|出資先のMEMORYがブロックチェーンゲームに参入

2018年7月19日に、LINE大富豪などで知られるIGNIS<3689>が、ブロックチェーンゲームへの参入を発表しました。

参考IGNISプレスリリース

国内企業のブロックチェーンゲーム参入が続々と増えてきましたね!

この記事では、プレスリリースの内容とブロックチェーンの技術が使われるとどうなるかを簡単に紹介します。

IGNISプレスリリースの引用

昨今、ブロックチェーン技術(分散型台帳技術)を活用した暗号資産はここ数年で、その種類、保有者数は増加しており、このブロックチェーン技術は次世代の情報通信技術として様々な分野での活用が期待され、その社会的な影響は増大している状況です。
MEMORY は『LINE 大富豪※1』や『にゃんこ大戦争※2』のスピンオフゲームである『にゃんこレンジャー』、サンリオのキャラクター※3 を活用した Facebook インスタントゲーム『Hello Kitty Disco Pop※4』等のスマートフォン向けゲームアプリの開発・運営を行っております。
世界ではオンラインゲームの分野でも、この技術を活用したゲームも登場し始めており、MEMORYにおいてはこのブロックチェーン技術の成⻑性に着目し、今までのスマートフォン向けゲームアプリ開発・運営で培ったノウハウを活かし、ブロックチェーンゲームの開発・運営を行ってまいります。

国内では、DELアクセルマークなどが先行してブロックチェーン技術を使ったゲームへ参入しています。

ブロックチェーンゲームが注目を浴びているのは、これまでのゲームにはない特徴があるからなんです。

ブロックチェーンの技術を使うとどうなる?

ブロックチェーンゲームでは、ゲーム内の通貨やキャラクターがブロックチェーン上に保管されます。

例えば、にゃんこ大戦争は様々な特徴をもった「にゃんこ」を使ってゲームをするんですが、これまでのゲームでは、運営のサーバーに保管されています。

そのため、運営はサーバーの管理にコストがかかりますし、プレーヤーはサーバーが落ちたり故障したりするとゲームアセットが失われるというリスクがありました。

ブロックチェーンに保管されるということは、一箇所ではなく多数に分散されて保管されることを意味します。一箇所が故障やハッキングに遭っても、他がカバーしてくれるためセキュリティが高く、トラブルに強くなります。

しかも、ブロックチェーンにアクセスできるのは、秘密鍵というアクセス権を持ったプレーヤーだけです。ゲームアセットであるにゃんこの所有権を持つのが、運営ではなくプレーヤーになります。

所有権を持っているプレーヤーは、自由ににゃんこをトレードできますから、暗号資産を稼ぐことができるようになるかもしれません!

ブロックチェーンゲームについて、もっと詳しく勉強したい方は「ブロックチェーンゲームとは?初心者から一気に駆け上がるための解説」をご覧ください。

IGNISの株価への影響は?急騰した!?

▼IGNISの株価

ブロックチェーンゲームへの参入を発表しましたが、株価への影響は特にありませんでした。

他のブロックチェーンゲーム関連企業でもそうでしたが、参入を発表しただけではあまり市場は反応しないようです。

ブロックチェーンゲームの認知度が低いことも影響していると思います。

まとめ

イグニスのプレスリリースについてまとめました。

ブロックチェーンの技術を使うことで、プレーヤーはゲームアセットの所有権を得ることができ、売買によって暗号資産を稼ぐことができるようになるポテンシャルを秘めています。

国内企業も続々とブロックチェーンゲームへの参入を発表しています。

ブロックチェーンゲーム関連銘柄|国内企業の動向まとめ」では、イグニス以外の動向もまとめています。是非ご覧ください。

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