セゾン投信社長の中野晴啓 氏の著書です。
ちなみに私は教育資金を準備するため、セゾン投信にジュニアニーサで口座開設を検討中です。
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積立投資の始め方、オススメの投資信託といった内容については、これから投資を始めるためのマニュアル本として使うことがができます。
だた、この本がそこらのマニュアル本と違うのは、少し大げさに言えば長期投資をしていくための投資哲学を学べる点にあります。
購入タイミングを狙わない、相場にまどわされない、そして、何があっても続けること……。
本の見返しには早速こう書かれていました。
セゾン投信は海外分散投資、長期投資という明確なコンセプトを持って運営されており、この本からも信念が伝わってきます。
積立投資が個人投資家に推奨される理由について、タイミング投資の難しさや投資家心理の観点から非常にわかりやすく説明されています。
下落局面での投資家心理とその心理とのつきあい方を予め学んでおくか否かは、マーケットに残れるか否かに大きく関わってくると思います。
マーケットに居続けることの重要性についての説明は、「敗者のゲーム」(チャールズ・エリス署)からの引用として紹介されているグラフが興味深い内容でした。
詳細は本を読んでいただきたいので書きませんが、マーケットに居続けることがリターンを上げることに繋がると示唆される内容です。
長期投資のやり方だけでなく、姿勢まできっちりと書かれている非常に良い本でした。
初心者の方だけでなく、既に投資をしている方にもオススメできます。
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