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ITTIN本を読んで家計簿について振り返ってみる

ITTIN本のレビュー紹介記事で「しっかりものオーラを感じます」とコメント頂いていますが、どちらかと言えばしっかりしている方かと思います。手前味噌ですが。

その理由の一つに、長続きしている家計簿があります。

2012年に社会人になり、その年の10月から今までずっと続いています。

他人の家計簿事情はこれまで知りませんでしたが、私と共通点がいくつかあったので、これを機に振り返ってみることにしました。

 

なぜ続けることができているか?コツはなにか?

割りと適当につけていた

私の場合は、「レシートをとっておいて、後から見なおしてまとめる」という作業は、ものの数日で諦めました。華麗なる三日坊主です。

次にたどり着いたのが、スマホのアプリです。

支出と項目だけぱぱっと入力できる簡単なタイプです。

使う→入力するという流れが習慣化できました。

家計簿のまとめ方は、始めた頃は凝り性が出てしまい、項目を細かく分けたり、タグ付けをしたりしました。だんだん適当になっていき、よく使う「食費」「娯楽」「交際」等のシンプルなところにまとまっていきました。

シンプルになってしまっても、「支出を把握する」という目的は十分果たすことができることに気がついた時はとても気楽になりました。

つまりコツとしては、「支出を把握するという目的のために、適当に・シンプルに家計簿をつける」ことかなと思います。

 

クレジットカードをよく使っていた

節約の敵とされることもあるクレジットカードですが、ほどほどに自制心を持っていれば、後から振り返る上では非常に便利です。

私はコンビニでも食事でも、使えるところでは全部クレジットカードで支払っちゃいます。

そして月に一度、カードでの支出をまとめて確認します。

カードのメリットは、レシートをとっておく必要がなく、後から見直すことができる点です。

スマホの家計簿に入力する習慣はついているものの、時々は忘れてしまいます。

また、ETC等を使った時には金額を確認しづらかったりします。

こうした場合に、入力漏れを月末に調整できるため、カードを活用しています。

光熱費や水道代もカード払いにしておくと、管理が楽になります。

ちなみに、ポイントはおまけ程度に考えています。

ポイントありきだと、ついつい使っちゃうこともありますからね。

 

家計簿をつけるメリット

振り返ってみて、家計簿をつけていてよかったと感じたのは、我が家にお小遣い制が導入された時です。

まずは値段交渉の際に、いくら必要かという根拠として非常に役立ちました。

結果として、世の中のパパよりは多めにもらうことができていると思います。

次に、お小遣いのなかに収めるために削るべき項目の洗い出しに役立ちました。

メインはシンプルな「食費」「娯楽」「交際費」という項目ですが、食費と娯楽が火を吹いており、ITTIN氏の言う「削減は可能。だけれど、生活を豊かにするために自分にとっては必要な支出。」がほとんどでした。

※ 引用:29歳で2000万円貯めた独身女子がお金について語ってみた p.94

お小遣い制になって数ヶ月はオーバーしていましたが、「必要な支出だけどまぁなくてもなんとかなるし、物足りないこともないか」という支出を上から順に減らしていき、3ヶ月程度で目標に到達しました。

 

PDCAサイクルは回っていない…

ここまでちゃんと出来ている風に書きましたが、PDCAサイクルは回せていないということにITTIN本で気付かされました。

家計簿はとりあえずつける⇒Do

お小遣いの中に収まっているか、無駄遣いはないか確認する⇒Check

(本来は計画に対するズレのCheckですが)

この2つしかしていませんでした。

投資を始めるまでは特に月々積み立てるものもありませんでしたし、貯金も成り行きでした。

もちろん、たいして貯まらない。

まずはPlanを早いところ考えたいと思います。

 

おわりに

振り返ってみると、気楽にできる方法が自分にあっていたんだなと思います。

キッチリ収支を合わせこむことにゲーム性を見いだせる方は、そのほうが長続きするでしょうから、方法論は人それぞれだと思います。

支出を把握しておくことは、支出を見直す際にとても役に立ちました。

私の場合はお小遣い制の導入でした。独身の頃から続けていてよかったと思います。

反省点もあります。

家計簿はそれなりにちゃんとつけていましたが、Planが抜けていたせいで、せっかくの家計簿を資産形成には活用できていませんでした。

投資を始めたこのいいタイミングで、Planを立ててPDCAを回せるようになっていきたいところです。

長文になっちゃいました。ここまで読んでいただきありがとうございます。

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