時短家電の定番、食洗機。ほしいなーと思って値段をみて諦める方もいると思います。
最新のファミリー向け食器洗い乾燥機なんて6万円以上しますから、そう簡単には手が出ません。
そこでオススメなのが数年落ちの中古品。
食洗機のスペックはさほど大きく変わっていませんから十分使えます。また、食洗機の中は毎日洗剤で洗われて乾燥もしているわけですから、他の中古家電よりもキレイと期待できます。
我が家ではヤフオクで2014年製の上位モデルを2万円で落札しました。当時の定価が6万円を超えていますから、まずまずお得に買うことができました。
この記事では、中古品の上手な買い方と注意点をまとめました。予算内で買うポイントとして参考になれば嬉しいです。
ヤフオクでは焦りは禁物
オークションで最高入札価格が塗り替えられると、ついついムキになって値段を上げてしまいます。
そして、自分が最高入札者になって予算オーバーになることに気づいて「入札者でてきてくれ!」と祈る。
経験ありませんか?
食洗機が急ぎ必要になることはあまりないと思います。入札を焦らず、高値更新されたら次にいこうと割り切っておくことが安く買うポイントです。
あまり出品されることのない希少価値の高い物なら話は別ですが、食洗機は割と毎週出品されてきます。高値更新された食洗機を見送っても次がありますから腰を据えてオークションに参加できます。
流石に入札金額が低すぎるといつまでたっても落札できませんから、そこは相場を調べましょう。ヤフオクの相場以外にAmazonの中古品も参考になります。
ヤフオクの注意点
入札価格は税抜き表示
ヤフオクで意外と忘れがちなのが消費税です。入札価格には消費税が含まれていませんから、落札した時点で落札金額に8%が乗ってきます。
普通に生活していると税込価格で書かれていることが多いですから、気にせずに落札するとちょっとがっかりします。消費税含めて予算内になるように調整が必要です。
送料に注意
ヤフオクの文化なのか、メルカリとは違って落札者が送料負担することが多いです。食洗機は比較的大きな家電ですから、送料も高くなります。
わたしの場合はクロネコヤマトの「らくらく家財宅急便」で送られてきまして、3348円の送料がかかりました。
出品者によってはヤマト便を使って、送料がもう少し安くなるケースもありますし、送料出品者負担のケースもあります。
付属品に注意
食洗機は水道の蛇口から分岐してホースをつなぎこみます。この分岐するための部品を「分岐水栓」というんですが、蛇口の形状によって対応品が全く違います。
出品されている食洗機の付属品に分岐水栓がついていることもありますが、ご自宅のものと一致することはなかなかないと思います。
分岐水栓は別途購入と考えておいた方がいいです。
次に気をつけたい付属品が、給水ホースと排水ホースです。
多いのが「写真に写っている商品が全てです」とだけ商品説明に書かれており、ホースの長さが記載されていないパターン。
給水ホースの方は通常の付属品が1mなんですが、排水ホースは設置場所によって短く切られている可能性もあります。
事前に質問をするか、別途購入することをオススメします。
食洗機が届いてから使えないとなるとスペースをとるだけの置物になっちゃいますからね。
結局いくらかかったの?
ここまで読んでいただけたら、落札価格は2万円なのに意外とお金かかってるんじゃね?と気づいたと思います。
その通りです。
最終的にかかった金額は次の通り。
落札価格 | ¥20,000 |
消費税 | ¥1,600 |
送料 | ¥3,348 |
分岐水栓 | ¥3,936 |
延長給水ホース | ¥882 |
延長排水ホース | ¥2,160 |
延長コード | ¥1,380 |
工賃 | ¥0 |
合計 | ¥33,306 |
なんと、落札価格は2万円なのにその他諸々で3万3306円になりました。分岐水栓の設置工事は自分でやったので0円でしたが、業者に任せるとそれなりにかかるはず。
おわりに
ヤフオクを使って食洗機を安く買うポイントと本体以外にかかってくる費用についてまとめました。
食洗機は本体以外にも必要なものがいくつかあり、予算内で食洗機を買うためにはこれらの費用も盛り込んで考えることが重要です。
食洗機が欲しいなーと思ったら、トータルコストを踏まえたうえで、気長にヤフオクにトライしてみてはいかがでしょうか。
案外安値で買えちゃうかもしれません。
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