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4.インデックス積立投資で買うべき投資信託はこう選ぶ

ここまでで、アセットアロケーション(資産配分)が決まったと思います。
しかし、ちょっと振り返ってみましょう。

リスクは許容範囲内ですか?
もしものための生活防衛資金はありますか?

NOの方は投資をすること自体を見なおすことをおすすめします。
YESの方はいよいよ投資信託を選んでいきましょう。

正直、インデックス積立投資はアセットアロケーションとそれに沿った投資信託を決めてしまえば、後は放置する時間がほとんどになります。

ですので、最も”投資”っぽいことをするこの時間を楽しみましょう。

ちなみに、私は凝り性なので、アセットアロケーションと投資信託を決めるのにそれなりに時間を費やしました…

投資信託選びの基本

キーワードは「ノーロード」と「インデックス」

ノーロードとは、購入手数料がかからないことです。株式や一部のアクティブファンドは購入する際に手数料がかかります。
つまり、せっかく毎月頑張って投資に回すお金を捻出しているのに、その一部は積み立てられず手数料として支払われてしまいます。

毎月コツコツと積み立てていくスタイルにとって、小額といえど積もっていくと影響は大きくなります。

インデックスファンドは、市場平均を目指して運用してく投資信託です。

例えば、「国内株式インデックスファンド」であればTOPIXや日経平均を、「新興国債券インデックス・ファンド」であれば、新興国の債券市場の値動きに連動するように運用されています。

そのため、アクティブファンドに比べて手間が減るため、運用コスト=信託報酬が安くなる傾向にあります。

信託報酬が安いものを選ぶ

信託報酬は保有しているだけでかかってくるコストです。

インデックスファンドは、同じ指標を目指していても信託報酬が変わってくる場合があります。
長期投資では保有している年月も長くなりますので、信託報酬は低い商品のほうがリターンに対して有利に働きます。

とはいえ、0.01%レベルまで追い求めるとなかなか投資を始められないと思いますので、ある程度のところで妥協して大丈夫です。

私は、定期預金の利率レベル(当時のですが…)0.05%以下の差であれば、フィーリングで選んでしまう程度にざっくりと選びました。

ちなみに、2015年はインデックスファンドのコスト破壊の年になりました。次々と信託報酬が安いファンドが現れたり、既存のファンドも投資信託を下げるという波が来ました。

インデックス投資を始める方にとっては追い風です。

NGワードは「分配型」

長期投資をしていく際に、「分配型」というワードが入ったファンドは避けたほうがいいとされています。分配型というのは、ファンドの一部を分配金として支払うタイプの投資信託です。

信託報酬という手数料を払いながら、預けた元本が払い戻しされていくという商品が多いです。
さらに、この分配金には税金約20%もかかってきます。

分配型のファンドの知識は乏しいので、全部が全部NGかどうかはわかりかねますが、少なくともこれから始める方は選択肢から外したほうが無難かと思われます。

アセットアロケーションに沿って投資信託を選んでいく

上記の基本を押さえつつ、前回決めたアセットアロケーションに沿って選んでいきます。

例えば、「日本株式:25%」「外国株式:25%」「日本債券:25%」「外国債券:25%」という資産配分では、◯◯XXインデックスファンド(◯◯には地域、XXには株式・債券が入るイメージ)を自分で決めたアセットアロケーションに沿って選びます。

ここで、各アセットクラスのオススメをいくつか紹介します。

国内株式クラス

  • ニッセイ日経225インデックスファンド
    信託報酬が0.27%と最安値水準です。
    2015年の信託報酬価格競争の先駆者です。

私も積み立てています。

 

  • SMT TOPIXインデックスオープン
    こちらも信託報酬が0.37%と安値水準。上記ファンドよりも純資産額100億円と多い点が特徴です。分配金が2014年、2015年と出ています。

 

国内債券クラス

  • 個人国債 変動10年
    ここまでインデックスファンドの話をしておきながらいきなり登場ですが、国内債券クラスには個人国債をあてても大丈夫です。マイナス金利の影響もあり、利回りは0.05%ですが、これを下回らないことが保証されていますし、信託報酬や購入手数料がかかりません。

私も2万円ほど購入しています。

デメリットして、自動購入ができないので、ほったらかしにはできなくなります。

 

  • SMT 国内債券インデックス・オープン
    信託報酬が安値水準。純資産が100億円を超えており、安定感があります。

 

外国株式クラス

  • ニッセイ外国株式インデックスファンド
    2013年設定と比較的若いファンドにも関わらず、純資産額が200億円を超えています。
    その理由は頭一つ抜けた信託報酬の安さ。0.26%と最安値水準です。
    投資先はアメリカや欧州といった先進国になります。

ちなみに、投資ブロガーが選ぶ、ファンドオブザイヤーにも選ばれています。

 

  • eMAXIS新興国株式インデックス
    信託報酬が新興国株式としては安い0.6%です。
    純資産額も200億円を超えています。私の外国株式クラスは、上記2つを組み合わせています。

 

外国債券クラス

  • ニッセイ外国債券インデックスファンド
    信託報酬が0.20%と非常に安いです。リスクが比較的小さい債券クラスでは必然的にコストの占める割合が大きくなるため、信託報酬がリターンに影響しやすくなります。

とはいえ、外国債券は為替リスク等も考えると、リターンの割にはリスクが大きいので、資産配分に無理して入れなくてもいいと思います。

また、新興国債券は債券と名のつくものの、リスクが大きく株式のように考えたほうが無難です。

 

組み合わせるのが面倒な場合はバランスファンドという選択肢も

バランスファンドとは、その名の通り、債券や株式をあらかじめひとまとめにしてある投資信託です。

自分のアセットアロケーションに近いバランスファンドがあれば、それを選択してしまうというのもありです。

 

私は、投資を始めた頃はバランスファンドをコアに、自分のアセットアロケーションに近づくように国内株式・国内債券のファンドを買い足していました。

バランスファンドもオススメをいくつか紹介します。

  • 世界経済インデックスファンド
    信託報酬は0.54%です。新興国株式等は信託報酬が高い傾向にあり、バランスファンドとして組み合わせていくと、信託報酬はこのあたりの水準になります。

株式と債券の比率は5:5です。投資地域は、日本が10%、先進国が55%、新興国が35%です。この割合は、GDP総額を参考に決められています。

 

  • ニッセイ・インデックスバランスF 4資産均等型
    国内株式、国内債券、外国株式、外国債券の4資産が25%ずつ均等に投資しています。
    信託報酬はバランスファンドとしては最安値水準の0.37%です。

 

オススメバランスファンド番外編

ここまで紹介してきた投資信託は、複数の証券会社で購入できる商品が主です。

番外編では、「直販型」と呼ばれる、特定の証券会社でのみ購入できる商品を紹介します。

 

インデックス投資の王道、セゾン投信のバランスファンド2種です。

セゾン投信は、長期投資・世界分散投資を基本コンセプトにバランスファンドを設定しています。

いずれも、「信託期間は無期限」「分配金は再投資」「コストが割安」「自動積立が可能」「分散投資」といった長期投資向けの商品です。

  • セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド
    株式と債券の比率が5:5になっています。世界各国に、マーケット規模を参考に分散投資されており、世界経済の成長とともに資産を成長させていくことができる投資信託です。
    信託報酬は0.74%と上で紹介したバランスファンドよりは高めですが、単純な4分割とかではなく、マーケット規模に準じた分散となっているためです。

 

  • セゾン資産形成の達人ファンド
    私も学資保険と預金を組み合わせて、子供の教育資金の積立として利用を検討中の投資信託です。
    バランスファンドとは対照的に、株式比率が100%となっています。無リスク資産+本ファンドという組み合わせがシンプルかと思います。
    こちらも同じようにマーケットに準じて世界分散投資が可能となっています。

 

 

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一度読んでみると面白いかと。

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まとめ

投資信託の選び方の基本やオススメについて書きました。

興味の湧いたファンドについて、もう少し調べてみるとリスク・リターンの実績値やインデックス投資をしている方のレビュー等がわかると思います。

 

オススメは個人的な見解もありますので、選び方の基本だけまとめます。

  • ノーロードのファンドを選ぶ。
  • インデックスのファンドを選ぶ。
  • 再投資できるファンドを選ぶ。
  • 信託報酬の安いファンドを選ぶ。


インデックス積立投資を始めるまでのプロセス

1.私が投資を思い立ってからインデックス積立投資にたどり着くまで
2.投資を始める前にリスク許容度を把握する
3.投資の設計図アセットアロケーションを考える
4.インデックス積立投資で買うべき投資信託はこう選ぶ
5.積立投資のための具体的な仕組みづくり

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