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ジュニアNISAを使った教育資金の積立を開始!投資と学資保険と貯金のバランスは?

以前に、この記事で積立投資を使った教育資金について検討しました。
今回はいよいよ積立をスタートしたので、それについてまとめておきます。

変更点を含めて、ひとつずつみていきます。

1.積立投資

前回はセゾン投信の「セゾン資産形成の達人ファンド」への積立を予定していました。
これは、株式比率がほぼ100%のアクティブファンドです。

投資先として適切か、再確認。
考え方としては、竹川さんの「はじめての『投資信託』入門」に書かれていたP-CCAPメソッドに沿っています。

①Philisophyー投資哲学はあるか?
セゾン投信自体が、長期投資を目的としていますし、世界分散投資の比率を株式の市場規模によって決めており、個人的な考えは入り込みません。
そのため、投資哲学はあると考えます。OK。

②Costー手数料は高すぎない?
セゾン資産形成の達人ファンドは、ファンド・オブ・ファンズ形式をとっており、信託コストは1.35±0.20%とインデックスファンドに比べると、高いです。

ここがネック。

③Continuityー継続性は大丈夫?
信託期限は無期限なのでOK。

④Assetー資産の流出入は大丈夫?

モーニングスターで確認済み。OKです。

⑤Performanceー運用成績はいいか?
これもOK。

資産形成の達人にするか、グローバルバランスファンド(GBF)にするか

GBFは債券:株式=50:50でインデックス運用なので、コストが0.74±0.03%と資産形成の達人よりも低いです。
(最近のインデックスファンドと比べると高いですが、これはファンド・オブ・ファンズのため)

また、「敗者のゲーム」を読む限り、アクティブはインデックスに劣ることが多いことがわかりました。
これまでは、勝っていたとしても勝ち続けることが難しいのです。

上記の理由から、資産形成の達人一本は止めようと思い、GBFに月々1万円、資産形成の達人に月々5000円という形で積立することにしました。

この比率ですと、株式:債券=2:1で私の積立投資の資産配分と大体同じになります。

海外・国内の配分が違うので、リスクは当然違ってきますが、同じ資産配分を2つと考えておくと、収まりがいいです。

積立金額を1万円から1万5千円に増やした理由は、会社からの家族手当を前回は考えていなかったためと、インフレリスクを考えると貯蓄よりも投資に充てたほうがいいだろうと判断したためです。

セゾン投信の資料請求・口座開設はこちらからできます。

2.学資保険

富国生命のみらいのつばさに月々約1万円です。
保険のリスク(流動性・インフレ・倒産)は理解した上で、「まぁいいかな」というところです。

保険部分と貯蓄部分を切り離して考えておくべきだったと若干後悔。

余談ですが、学資保険は「ドアノック」商品と呼ばれ、学資保険をきっかけにあれこれ生命保険をプッシュされるケースが多いようです。ご注意ください。

以下、リスクの再確認。

流動性リスク

正しくは売りたい時に売れないリスクのことです。
学資保険では、途中で解約してしまうと元本割れしてしまうため、気持的に解約できないためあえてこう記載しました。

元本割れしてしまう部分が保険のコストにあたるわけですから、コストに見合っているのか、掛け捨ての保険で対応したほうがいいんじゃないか等、よく考えるべきでした。

インフレリスク

これは全てに当てはまりますが、インフレによって実質的な資産価値が目減りしてしまうということです。具体的な内容は、以下の記事を参考にしてみてください。

参考記事:インフレリスクに対する認識を改めました

倒産リスク

保険会社が倒産した際に、貯蓄型の保険がうける影響は特に大きいです。
マイナス金利の影響で、保険商品の利率が下げられたり、経営負担が大きくなります。

参考記事:マイナス金利で生保会社の経営圧迫が予想される中、保険に加入し続けるのはリスキーか?!

3.預金

月々1万円と児童手当1万5千円(子供の年令によって変化)を預金にあてます。
プラスアルファの無リスク資産として、個人向け国債も時々購入します。

積立による教育資金形成のイメージ

積立投資、学資保険、預金を組み合わせると、次のようなイメージなります。

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図 教育資金積立のイメージ

おわりに

前回よりもインフレリスクや保険の倒産リスクに対する理解が深まったので、微調整が入っています。
このレベルの理解となるまでに、それなりに時間を費やしました…

子供に「教育」という最大の財産を残すことができるように、引き続き勉強しながらコツコツと資産形成に勤しんでいきたいと思います。

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