あなたはどれくらい保険に入っていますか?家族構成や収入によって最適解は変わってきますが、他人の事情は気になるところ。
我が家の世帯収入は700万円くらいで、1歳児の子どもがいます。このブログではそんな我が家の保険事情も書いています。
カテゴリー:保険
教育費の準備のために学資保険や低解約返戻金型保険といった、貯蓄と保険の機能をもった保険を使っている方は多くいます。
わたしも学資保険と低解約返戻金型終身保険に加入していましたが、学資保険を残して終身保険は解約しました。
この記事では、低解約返戻金型終身保険を解約した3つの理由と解約時に戻ってきたお金についてまとめました。
保険を解約した理由
資産状況の変化があった
解約した最も大きなモチベーションは、生前贈与により資産状況に変化があったことです。家族全体でのキャッシュが増えました。
もともと、わたしに何かあった時に家族が生活して行けるように掛けていた保険なので、資産状況が変わり保険がなくてもなんとかなりそうになれば、契約を続ける理由がなくなります。
満期を迎えずに解約すると、大幅に元本を割ってしまいますが今後30年近く払い続けるよりかは遥かにマシだと考えました。
勿体無い勿体無いと言っていてはズルズルいってしまいますからね。実際に解約を検討し始めてからはズルズルと一年近く経っています。
拘束されるお金の比率を見直した
次に大きな理由が、拘束されるお金が増えてきてしまったためです。
資産形成をする上で、ある程度の資金拘束は使ってしまうことを防ぐという点で有効です。
しかし、学資保険やジュニアニーサを活用しているうえでiDeCoも加入すると、毎月の積み立てのほとんどが流動性の低い資産になってしまいます。
生活防衛資金は用意してありますが、積み立ての大部分の流動性が低いと、何かあった時に対応ができなくなってしまいます。
こうした考えから、流動性の低い資産枠として終身保険分の積立はiDeCoにシフトしようと思っています。
必要なタイミングで必要なお金を得られないと考えた
流動性の低いこととも関連していますが、お金が必要になる可能性のあるライフステージまで引っ張ってから解約するとトクしないと考えました。
詳細は以下の記事でまとめています。
[blogcard url=”https://shimaumablog.com/archives/chochiku-hoken”][/blogcard]戻ってきた金額と使い道
終身保険に加入してから支払った総額は27ヶ月で25万6284円に対し、戻ってきた金額は13万2485円でした。
率にすると51.7%です。保険なので損益で表すのはイマイチかもしれませんが、リターンとしてはマイナス48.3%です。わたしのポートフォリオも真っ青の数字ですね。
使い道としては、既にニッセイ外国株式インデックスファンドに全額投資しました。資産全体としてキャッシュ割合が増えてきたので、もうちょいリスクを取ってもいいかなと。
保険がないのは不安?
解約したというと、保険がないのは不安じゃないかと感じる方は多いみたいです。
確かに漠然と「なにかあったら!?」と考えていると不安に感じるんですが、「なにかあったら、どうする?」まで考えが至るようになると不安は和らぎます。
「どうする?」というのは、教育費が1000万円必要でどこまでを保険でどこからを妻の収入で補う?想定の貯金額は?などの具体的な話です。
わたしも不安や途中解約はもったいないと考えていましたが、具体的な金額を考えると合理的な判断がしやすくなり、解約するぞ!と気持ちを切り替えることができました。
もちろん、具体的な金額を考えたうえで、万が一の備えとして足りない分は、掛け捨ての保険でフォローすべきです。わたしも掛け捨ての収入保障型保険に入っています。
まとめ
長いこと解約を悩んでいた、低解約返戻金型終身保険を解約することができました!
解約する過程で、損切りするのはもったいないとか保険がなくなるのは不安だとか感じたこともありましたが、具体的な数字を自分なりに出して熟慮することで解消されました。
保険を解約したことで、家計の見直しは進んできました。スッキリ!
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