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収入保障保険の特徴と評価、加入した理由について

私は保険に関しては色々と迷走し、取捨選択した結果、掛け捨ての収入保障保険に入っています。

本記事では、収入保障保険についてまとめます。

収入保障保険とは

通常の生命保険は契約者に万が一の事があった時にまとめて保険金を受け取るのに対して、収入保障保険は毎月一定額を契約期間が終わるまで受け取る保険です。(支払われる総額をまとめてもらえる保険もあります。)
子供が大きくなるにつれて、支払われる総額が減っていくかわりに、低コストとなっている傾向があります。
保険金が減るからといって悪いわけではありません。理由は後述します。

収入保障保険に至った経緯

保険料が生活を圧迫

私は結婚したタイミングで、終身保険、死亡保障付医療保険、ガン保険とフルセットで入っていました。
しかし、子供が生まれたことをきっかけに保険を見直すと、保障は心細い割に保険料をたくさん払っていることに気づきました。

教育費の準備をしようにも、思いの外生活がカツカツで、保険のせいで貯蓄がおろそかになっては元も子もないということが見直しの始まりです。

その後、後田氏や出口氏の本を読んで収入保障保険というものを知りました。

詳細な経緯は以下の記事にまとめてあります。他人の失敗例は参考になると思います…

参考医療保険とガン保険を解約するまでの経緯

収入保障保険を選んだ理由

1.必要額に沿った保障になっている

私がこの保険を選んだ目的は、主に子供の教育費に備えることです。
ところが、万が一の教育費の必要額というのは、子どもが大きくなるにつれて減っていきます。
例えば、子供が0歳の時には、幼稚園(保育園)、小中高校、大学全てに備えが必要ですが、子供が高校卒業の時点では大学の備えだけでいいわけです。

そのため、通常の生命保険では、子供が小さい時に必要な保障額にすると、大きくなるにつれて過剰になってしまいます。

一方で、収入保障保険は契約期間満了まで月々一定額が支払われるので、子供が大きくなるにつれて支払われる保険金の総額は減っていきます。

例えば、月々の保険金が10万円だとします。
契約期間が20年だとして、残りの契約期間が10年の時点での支払われる総額は10万×12ヶ月×10年=1200万円ですが、残り5年では10万×12ヶ月×5年=600万円といった具合です。

先述したように、必要な教育費は減っていくので合理的です。

ちなみに、最低保障期間というものを設けることもできます。
これは、契約期間が切れる直前に万が一の事があっても、その期間は一定額が支払われるのというものです。

2.生活をイメージしやすい

家計簿をつけていない方でも、月々の生活費はある程度把握されていると思います。
収入保障保険の支払われる金額は月給のように考えればいいので、遺された家族の生活をイメージしやすいです。

ざっくりとした保障額は今の生活費-遺族年金-妻の収入で考えればいいと思います。
私の場合は、生活費の中に教育費の積立も含めて考えています。

遺族年金については、以下の記事にてまとめてあります。

参考生命保険に入る前に知っておきたい社会保障  遺族年金編

加入している収入保障保険の紹介

私は三井住友海上あいおい生命の「&LIFE総合収入保障保険」に加入しています。
(リンク先:公式HP)

細かな比較は、比較サイトに任せるとして、選んだ理由をいくつか書きます。

1.非喫煙者割引があったため

保険会社が喫煙者と非喫煙者とリスクを分けて考えることで、非喫煙者の保険料を低減しています。
保険会社からみて支払う可能性の低い方が安くなっているわけです。

タバコを吸っていない方は活用すべき割引ですね。

その他、ゴールド免許の方は優良ドライバー割引とかもあります。私は残念ながら適応外でしたが…

2.一部就労不能状態、介護状態もカバーできるため

この保険は、死亡保障だけでなく介護状態等が医者から認められた時にも保障を受けることができます。
このポイントは国が決めている要介護度とは別だという点。
お医者さんにもよるとは思いますが、国の基準よりは支払条件を満たしやすいです。

働けなくなったこともこの保険でまとめてカバーしてしまおうと考えました。

おわりに

保険に入りすぎて失敗した私が行き着いたのが収入保障保険です。

保険の原則は、自分では対応できない金額に対してレバレッジをかけて、最低限のコストで備えることだと思います。

収入保障保険は私からみてこの原則に沿った保険だと判断して加入しました。

万が一のことを考えると今でもあれこれ保険に入りたくなることもありますが、原則に立ち返って冷静に判断したいと思います。

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