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おつり投資アプリ「マメタス」のレビュー!デメリットはあるの?

5月末から、ウェルスナビのおつり投資アプリ「マメタス」がサービス開始しました。
わたしは、おつり投資というシステムに興味を持っていたので、開始当初から使っています。

参考ウェルスナビのおつり投資アプリ「マメタス」がサービス開始!口座を開設してみた

使い始めてから1週間ほど経ちまして、おつりで投資する気楽さやマメタスを使うデメリットがはっきりわかってきましたので、使ってみた感想をまとめます。

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マメタスとは

マメタスはロボアドを使った資産運用サービスを提供している「ウェルスナビ」の運営するサービスで、クレジットカードで支払いをしたときに、おつりに相当する端数の金額をコツコツ投資に回してくれます。

設定が100円、500円、1,000円の3種類あり、クレジットカードの支払いを設定した貨幣だけで支払ったときに出てくるおつりが積み立て金額になります。

例えば、250円の買い物をした場合を考えてみましょう。

  • 100円設定なら、100円玉3枚で支払うイメージで50円のおつり
  • 500円設定なら、500円1枚で支払って250円のおつり
  • 1,000円設定なら、1,000円札1枚で支払って750円のおつり

このように、設定に応じて上記の金額がストックされていくわけです。

以下の記事に、もうすこし詳しい説明をまとめてあります。

参考ウェルスナビのおつり投資アプリ「マメタス」がサービス開始!口座を開設してみた

少額の投資が気楽にできる?実際の投資金額について

わたしの設定は100円なので、一回の支払いにつき最大で99円のおつりが貯まっていきます。
ほとんどの支払いをクレジットカードでしており、コンビニでの買い物や食事のタイミングでコツコツ貯まっていっています。

毎月の使用回数が30〜50回で、現在は1日に平均170円のおつりが貯まっています。
月換算では5,000円程度になる見込みです。

毎月5,000円を投資するとなると、投資初心者にとってはちょうどいい金額ですね。
最近話題の投資本も3,000円投資生活と銘打っていますしね。

月換算では5,000円なんですが、一回のクレジットカードでの支払いのたびに投資をしているイメージをもつとすれば、一回あたりの投資金額は100円を切ります。

最近はSBI証券と楽天証券が最低投資金額を100円に引き下げ、業界最安水準となりましたが、見方によってはそれを下回る金額で投資をすることができるわけですね。

つみたてNISAが始まることもあってか、楽天証券もSBI証券も初心者向けのサービスが充実してきています。

マメタスのデメリットは、おつり投資をするためにはウェルスナビに口座を開き毎月積み立てを設定する必要があることです。
現在の積立最低金額は1万円ですから、おつりでの最低投資金額が100円を下回っていたとしても実際には1万円以上を毎月投資しなければいけません。

さらに、ウェルスナビを使うためにも最低投資金額が設けられており、今はキャンペーン中で30万円ですが、キャンペーンが終われば100万円を口座に入れておく必要があります。

ここまでいくと、初心者にはちょっとハードルが上がりますね。

会社として存続するためにある程度の規模が必要だという点については理解できますが、真に少額のコツコツ投資をユーザーに提供するのであれば、積立投資金額の条件は取り除いてほしいものです。

追記:キャンペーンは終了しましたが、最低投資金額が30万円に引き下げられました。

おつり投資のメリット

実際に使ってみてメリットに感じた点は、投資をしているという意識を持たずに投資できる点です。

わたしはインデックス投資をしており、毎月積み立てていっているわけなんですが、口座からお金が自動的に引き落とされ、設定した銘柄を自動で買っていても「ファンドを買っている」という意識は持っています。

一方でおつり投資は、モノやサービスを購入するタイミングで投資に回るお金がストックされており、主目的は購入したモノやサービスになるため、投資からの意識がはずれるんです。

「よーし買うぞ!」と意気込んで買ったファンドほど、後々の値上がり・値下がりで一喜一憂しやすいですから、投資をしているという意識がはずれることは長期投資をする上でメリットになります。

マメタスの投資先も優秀な海外ETFからなるポートフォリオですから、非意識的な投資との相性はよいです。

デメリットは1%のコスト

おつり投資のデメリットは、間違いなくコストです。

おつり投資アプリのマメタスを使うこと自体にはコストはかかりません。ウェルスナビ for 住信SBIネット銀行のアカウントを持って積み立てていれば利用可能です。

コストがかかるのはウェルスナビの方です。

ウェルスナビはロボットアドバイザーを使って、リスク許容度を5段階に評価し、それに準じたポートフォリオを組んでくれます。そして、リバランスや税金対策を自動的に行いながら運用していってくれます。

このコストが1%かかります。

ある程度投資になじみのある方でないと、1%のコストと聞くとそれほどでもないように感じると思います。
しかし、銀行の利率と比べてみてはどうでしょう?今では0.01%なんて当たり前なので、銀行に預けて増える分の100倍を支払うと考えると高いように感じませんか?ロボットに運用してもらっているのに。

コストを支払えば投資成績が良くなるわけではないというのが、見落としがちな点です。

  • マメタスというおつり投資アプリを楽しむためのコストだ。
  • 自分じゃできないから納得した上で受け入れる。
  • コストを支払ってもいいと思えるファンドだ。

こういった明確な理由がない限りは、1%のコストはデメリットです。

マメタスの方ではコストがかからないため、普通に使っていてもコストがかかっているという意識は持つことができませんでした。気づきにくい仕組みですよね。

ウェルスナビの方にはコストがはっきりと記載されていますが、マメタスにも「ウェルスナビでコストが1%かかります」ということを記載してあると良心的ですね。

わたし自身は、「マメタスというおつり投資アプリを面白そうだから使ってみたい、コスト支払ってもいいよ。」という意識でやっています。

ウェルスナビについてのレビューは次の記事を参考にしてみてください。

参考ウェルスナビで資産運用中の私がメリット・デメリットを語るよ

ウェルスナビで投資を始めてみたいという方向けに書いた記事です。

参考投資初心者がウェルスナビを使うなら知っておくべき4つの基礎知識

まとめ

おつり投資アプリのファーストインプレッションを書いてみました。

ウェルスナビの方で1%のコストがかかってしまうことがネックですが、日常生活の中で投資を非意識的にできる点でおもしろいサービスです。

これをやっちゃうと非意識的でなく意識的な投資になってしまいますが、今後はウェルスナビについてやマメタスの詳細なレビューも書いていきたいと思います。

気になる点があればコメントで質問してみてくださいね。

マメタスを使うにはウェルスナビ for 住信SBIネット銀行の口座開設が必要です。

2017年9月17日追記

運用状況や使い勝手について追加記事を書きました。

参考おつり投資アプリ「マメタス」のウェルスナビでの運用状況と評価

 

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