2017年5月から家計見直しのモチベーションとするために、家計簿の公開をはじめました。
わたしは貯金、積立投資、iDeCo(確定拠出年金)、学資保険に毎月積み立てており、これらだけで8万円くらいいってます。
手取りの3分の1くらいです。
家計に余裕があって、投資も保険も淡々と積み立てることができていた頃は気づきませんでしたが、苦しくなってくると両者の違いをヒシヒシと実感します。
赤字家計が続くなか、投資と保険とどちらをやめるべきか・減らすべきかを考えてみました。
積立投資はペースチェンジが可能
積立投資では毎月決まった金額が口座から引き落とされ、設定したファンドを購入していきます。
購入したファンドはわたしの資産としてアップダウンしながら運用されていくわけです。
誰かに強制されているわけではありませんから、自分の裁量で投資金額を増減させることも積立を停止することもできます。
あたりまえのことですが、これらのことに対するペナルティーはありません。(ファンドを売って利益が出てれば税金がとられますが、これはペナルティーとは呼ばないでしょ。)
「いつ積立をやめてもいい」「厳しければ積立金額を減らしてもいい」「もっと厳しければ売ればいい」という状況は安心感があります。
赤字家計まっしぐらな最近は、この状況のありがたみを特に感じますし、逆に「いつやめてもいいから、まだ粘れる!」とやる気がでてきます。
貯蓄型保険の元本割れのプレッシャー
わたしは最近まで貯蓄型の終身保険に加入していました。結婚したタイミングで加入し、毎月1万円近く積み立てていました。
過去形なのは、数ヶ月前に解約したからです。
貯蓄型保険は所定の期間経過前に解約すると大幅な元本割れが発生します。わたしの場合も、50%近く元本割れです。
投資に置き換えて考えると結構なインパクトだと思いませんか?
解約した理由の詳細は以下の記事に書いてありますが、単純に不要だと判断して損切りしようと思ったことが主な理由です。
参考返戻金が元本割れしてる貯蓄型保険を損切りするぞ!4つのライフステージで必要性を考える
実はまだ貯蓄型の保険は学資保険が残っています。こちらは終身保険に比べれば元本割れ期間が短いですし、教育費の資産形成、わたしの親へのポーズの意味合いがあるので残しています。
ただ、家計が赤字になってくると学資保険も辞めたい衝動に駆られます。
今のところは、いい意味でも悪い意味でも元本割れのプレッシャーがあって解約には踏み切らないつもりですが、このプレッシャーは家計が苦しくなるとどんどん増してきますね。
わたしと同じように貯蓄型保険に入っている方は、今後の生活が変わったときに保険が家計のプレッシャーになるってことを頭の片隅にでも入れておいてもらえたら役に立つかもしれませんよ。
まとめ
現在は赤字家計ながらも、貯蓄型保険の元本割れプレッシャーに押しつぶされきってはいません。
ここ数年を耐えれば、保育料が減る、給与収入が少し増える、家計改善に向けて努力する、これらの要因から学資保険を解約しなくても満期まで走りきれる気がします。
つまり、わたしのケースでの「投資と保険どっちをやめるべきか?」という問題に対する答えは、「投資を一時的に減らして、家計が好転したら戻す!」ということにしようと思います。
ここまで書いた段階で、「学資保険を解約して最低限の掛け捨て保険に入りつつ、家計が好転したら投資に回す」というパターンもありだなと気づいてしまいました。家計が好転するタイミング次第で、将来的な期待リターンが変わってきます。
具体的な金額がぱっとイメージできないため、頭の中を整理して計算しつつ別途記事にしたいと思います。
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