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トランプ相場で買い時だった米国生活必需品セクターETF(VDC)の評価・開設

トランプ相場になって金利上昇が期待されています。そのため、債券代替として人気があった米国生活必需品セクターETF(VDC)が値下がりしました。

加熱気味と言われ続けており購入を見送っていたんですが、今回の値下がりを受けていくらか投資しました。

バンガード米国生活必需品セクターETF(VDC)の基本情報

以下、バンガードのHPからの抜粋です。

  • ティッカーシンボル
    VDC
  • ベンチマーク
    MSCI USインベスタブル・ マーケット・生活必需品25/50 ベンチマーク インデックス
  • 経費率
    0.10%
  • 配当スケジュール
    四半期毎
  • リターン(2016年6月30日)
    10年間:11.73%
    1年間:17.24%

チャートは以下の通り。トランプ氏に決まった時点で135ドルから130ドルまで下落しています。

vdc

出典:YAHOO! FINANCE

VDCの購入理由

私の投資スタンスとして、メインはインデックスファンドを積立投資しているんですが、スポット購入の際はそれ以外に国内外のETFも購入しています。
今回のVDC購入もその流れですね。

積立は気楽でいいんですが、やや退屈なところもあるので一定の範囲内の金額で投資しています。

さて、生活必需品セクターを構成する銘柄はP&Gやコカコーラ、フィリップモリスなどの長期投資に向いているとされている優良銘柄ばかりです。
ここしばらくは低金利だったため、多少リスクをとってでもこうした優良銘柄への投資が増えており、株価も上昇していました。

逆に金利が上昇してくれば、こうした債券代替投資先からの資金引き上げがおこり、今回のように価格が下がってきます。

また、生活必需品セクターに関しては、カリフォルニア州のたばこ増税が可決されたことによりフィリップモリスやアルトリアグループの株価が大きく下落したことも影響していると思います。
たばこ銘柄の構成比率が15.4%ありますからね。

参考たばこ株が下落 カリフォルニア州が大幅増税を可決=米国株個別

優良銘柄で構成されているETFでもともと魅力を感じており、債券代替としての加熱感が多少収まってきたことから購入することにしました。

売買記録

今回の売買内容は以下の通り。

  • 国内約定日
    2016/11/15
  • 約定数量
    2
  • 約定単価
    130.25USD
  • ドル円レート
    108.22円

いつもは100円くらいで買っておいたドルを使って、ドル建てで海外ETFを買っています。
ただ、今回はドルが尽きていた上に、住信SBIネット銀行のログインパスワードを忘れてドル転ができなかったため、円建てで買っちゃいました。

円高時にドル転しておいて買えればベストですが、そんなの理想論ですからね。
そもそもインデックスファンド積み立てている時点で為替の影響は受容しなければいけませんから。

というのは建前で、本音は「適当に指値だしてたVDCが円安に一気に触れたタイミングで刺さっちゃったー!」ってとこですね。

おわりに

ディフェンシブ銘柄として人気のVDCにそこそこいいタイミングで投資することができました。

海外ETFは種類も実績も豊富なうえに低コストなのが嬉しいですね。

その他のオススメETFは「米国ETFオススメ銘柄10本!これだけ知っていれば投資できる!」にて紹介しています。

また、米国ETFをSBI証券で購入するのであれば、為替手数料を4銭にする方法は覚えておくと便利です。

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