ビットコインブログはじめました!

高配当戦略をサテライトとして組み込んだ資産運用【HDV、SMT配当貴族】

私のポートフォリオの中には、iシェアーズ・コア 米国高配当株ETF(HDV)とSMT米国株配当貴族、SMT日本株配当貴族が含まれています。

いずれも積立ではなく少額でスポット購入したものですが、配当貴族含めて高配当戦略の割合が5%程度になっています。
基本的なインデックス運用をメインに、サテライトとして高配当戦略を採用しています。

この記事では高配当戦略に期待することや高配当戦略として購入している銘柄についてまとめます。

高配当戦略とは

高配当戦略とは、高い配当利回りである優良銘柄を長期で保有し、配当を再投資して資産を殖やしていく運用手法です。

生活必需品、エネルギー、ヘルスケアといった人々の生活と深く関わる比較的安定したセクターへの投資が多いことが特徴です。

高配当戦略の中でも配当貴族とは、毎年増配している大型優良株から構成されています。単に配当が高いというわけではなく、増配を続けてきた実績があることが特徴です。

短期的に配当は高いけど経営は悪化しているといった銘柄は除外できます。

高配当戦略への期待

これらの高配当戦略に対して私が期待している効果は、以下の2点です。

インデックス以上のリターン

例えば、SMT米国株配当貴族はS&P配当貴族指数(配当込み)に連動するファンドでS&P500をアウトパフォームしています。
今後も勝ち続けていってくれたらうれしいなという甘い期待をしています。

%e3%82%b9%e3%82%af%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%83%b3%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%83%83%e3%83%88-2016-09-12-22-07-55
画像:S$P DOW and Jones HPにて作成

下落時の下支え

高配当銘柄は不景気でも配当によって株価が下支えされるといわれています。

近年は資産クラス同士の相関係数が高くなってきていることもあり、資産クラスの分散だけでなく運用手法の分散もありかなとの考えから購入しました。

ブレーキ役としては国内債券クラスをあてることが一般的かもしれませんが、国内債券クラスよりは期待リターンが大きいことから採用しています。

とはいっても過度な期待はない

ただ、私のポートフォリオの中でも5%程度しか組み込んでいないことからもわかるように、過度な期待はしていません。

「過去のリターンがよかったからといって今後もそうなるかどうかはもちろんわかりません。」という月並みな理由ですが、それではつまらないのでもう少し詳しく書きます。

まず国内株式の高配当戦略についてです。

日本は米国と比べて配当利回りが低く、内部留保にまわす割合が高くなっています。
「物言う株主」の影響もあり、配当を意識する企業は増えているようですが依然として2%戦後と低い水準です。

長期的な目でみれば企業に要求される利回りはより上昇すると考えていますが、今はまだ積極的に国内の高配当戦略を組み込むモチベーションはありません。

また、SMT日本株配当貴族は「安定配当を維持」という米国配当貴族にはないふわっとした条件が加わっており、国内には連続増配で分散できるだけの銘柄数がないのでは!?と勘ぐってしまいます。

SMT国内株式配当貴族は、配当を意識する企業には頑張ってほしいなという気持ちからお試しで買った程度です。

次に米国についてです。

ダウの犬とかシーゲル流とかで高配当戦略をとっている方も多いと思います。

彼らからしたら違うと怒られてしまうかもしれませんが、高配当銘柄はある程度成熟した企業群なので、経済全体としてぐぐぐっと伸びるタイミングで伸びきらないんじゃないかなと思っています。ここはまだ勉強不足なので、見解が変わる可能性はあります。

購入銘柄

米国株式の高配当戦略として、HDVとSMT米国株配当貴族を所有しています。
HDVが高配当戦略の主力銘柄です。

日本株式の高配当戦略としてSMT日本株配当貴族も所有していますが、こちらは前述した通りお試し買いです。

わたしが実践しているコアサテライトのポートフォリト詳細については、以下の記事を読んでみてください。

参考インデックス投資におけるサテライトの投資先と割合

初めて海外ETFを購入したときは、NISA口座を活用することでハードルを下げました。
参考海外ETF初心者のハードルをNISAを使って乗り越えた話

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です