わたしはインデックスファンドを積み立てながらスポットで国内外のETFを買っています。
ここで買っているETFのほとんどは、分散の効いたインデックスに連動していますが、一部はスマートベータ的だったり、特定のセクターに投資したりするものを選んでいます。
インデックスファンドをメインで運用している方の中には、わたしと同じようにETFを買ったり、個別株をしている方がいます。
メインとなる部分がコア、それ以外の部分をサテライトとして、コア・サテライトなんて言われいます。
インデックス投資をしていると、ちょっと飽きてきたりリターンに色気が出る時期が来ますよね。そんな時の自己肯定のためのワードにもなっているサテライトなんですが、いざサテライトをしてみようとすると、どれくらいの割合をサテライトに回すのか、何に投資するのかというのは悩ましいところです。
どこまで参考になるかはわかりませんが、インデックスファンドをメインとしているわたしのサテライト部分と考えをまとめました。
コア・サテライトのポートフォリオ
サテライトの割合を話すうえで、まずはインデックスファンドやETFの割合を掲載したいと思います。どこまでをコア、どこからがサテライトとしているかご覧ください。
サテライトの定義は、正直人それぞれだと思いますので「これはコアじゃないの?」と思っても軽く流してくださいね。
サテライトの割合
上記の表でお示ししたように、わたしのサテライトの割合は現在値で14.3%あります。お試しや勉強がてら購入したこともありますが、20%は超えないように決めています。
サテライトには、コアよりもリスクの高いものを入れるのが一般的だと思います。
わたしのサテライト部分は高配当ETFやセクターETFなので、コアの株式クラスと比較的近いリスクです。サテライト部分のリスクにポートフォリオ内での割合を掛けて、全体としてのリスクが過大にならないようにしています。
サテライト部分にリスクの大きい投資先をあてがうのであれば、全体のリスクから逆算して投資割合を下げるべきですし、逆もまたしかりです。(サテライトの割合をあげすぎてどっちがコアなんだかわからなくなるようなことは避けたいですね。)
サテライトの投資先
高配当ETFがメイン
さて、ポートフォリオの14.3%を占めるサテライトですが、さらにその内訳を取り出すと次のようになります。
高配当戦略に該当するETFがメインになっています。高配当戦略に対するわたしの考え方は「高配当戦略をサテライトとして組み込んだ資産運用」でも書いていますが、過度な期待はしてないけど、インデックス以外の投資先の中ではわかりやすく、もしかしたらインデックスを超えてくれるかも?とは思っています。
高配当ETFとしてメジャーなところを紹介しますと、HDVやVYMなんかがありますが、わたしはHDVを買い続けています。いずれも悪いファンドではありませんし、微妙に特徴が違いますが、厳密に精査する程ではないとの判断です。
おかずのセクターETF
高配当ETFに次いで保有しているのがセクターETFです。生活必需品セクターETFのVDCや、セミコンETFのSMHです。
VDCはディフェンシブ銘柄として有名なETFですが、SMHは初めて聞く方もいると思いますので軽く紹介を。(SMHでググるとスーパーミリオンヘアーがヒットしますので、”ETF”も検索ワードに入れてね。)
- ベンチマーク:MVIS米国上場半導体25インデックス
- 経費率:0.35%
- 資産総額:794.821百万USD
- 組み入れ上位銘柄:インテル(14.18%)、TSMC(14.05%)、クアルコム(8.88%)、NVIDIA(6.16%)、ブロードコム(5.58%)
その他、お試しで買ったファンド
残りは勉強のためやお試しで買ったファンドです。戦略的に買ってサテライトにしたわけではなく、買ったまま放置しているだけなので、サテライトというよりかはもはやデブリかも。
全て紹介すると細かくなってしまうので、2回以上買ったことのあるひふみプラスだけ紹介します。
- 信託報酬:0.98%
- 参考指標:TOPIX
- 投資対象:国内外株式
- 投資形態:ファミリーファンド方式
ひふみプラスは景気や社会情勢を勘案して現金比率を増やし(最大50%)、株の調子がいい時には株式比率を増やすことでベンチマーク以上のリターンを目指すアクティブファンドです。
これまで分配金は出しておらず、効率的な運用をしています。
最近テレビにも取り上げられて資産額を増やしているみたいですね。
まとめ
サテライトってどんな感じでやってるの?ということで、わたしのサテライトの全貌をまとめてみました。
高配当の無難なETFを買っているだけなのであまり面白味はなかったと思います。
「サテライト」を自分が好き勝手やる枠にするのも良いですが、ポートフォリオ全体のリスクは把握し続けていきたいところです。
コメントを残す