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国内債券ファンドから国債変動10へのリレーを考え中

マイナス金利が導入されてから半年近く経ちました。
私の国内債券インデックスファンドも含み益を抱えています。ありがたや。

リスク許容度の範囲内で投資しているので、基本的には上がろうが下がろうが一喜一憂せずにいけると思っていますが、日本債券クラスについてはちょっと考えることがありました。

「ファンドから国債変動10にリレーしてもいいかな」ということです。

本記事には日本債券ファンドと変動10をどう扱うかについて私の考えを書きました。

国内債券ファンドと国債変動10に期待する役割

国内債券ファンドには無リスク資産ではなく、分散効果を期待して投資しています。

私が投資を始めたのは2015年9月ですが、マイナス金利前もじわじわ上がっている渋い感じの資産です。
おかげさまで、株式クラスがマイナスになっていてもプラスとして存在してくれており、全体としての分散効果を実感することができています。

国債変動10は無リスク資産の役割を期待してちまちま買っています。

積立投資は国内債券ファンド、スポット購入は変動10というザックリとしたルールで、ファンドと変動10の割合のルールは決めていません。
結果として、今の内訳は国内債券ファンド:変動10が4:1くらいです。

リレーを考えている理由

債券の基本として金利が下がれば基準価額が上がります。
マイナス金利になり、確かに国内債券ファンドは上がってきました。
逆に将来的に金利が上がってくれば、国内債券ファンドは大きく値下がりするでしょう。

しかし、正直なところそのへんの見通しは特に持っていません。
そもそもそのあたりの見通す力もないので、そこは割り切って投資をしているつもりです。

また、リレーしようがしまいが長期的なリターンは変わらないと思っています。

ではなぜリレーを考えているのか。理由は2つあります。

資産配分中の変動10の割合が小さくなってきた

先述したように、変動10は購入ルールを設けずに適当に買ってきました。
そのため、気にしてはいなかったんですが変動10の割合が相対的に小さくなってしまいました。

もともと『国内債券』クラスとしてファンドと国債を分けて考えていなかったことが原因です。

リバランス的な意味合いとして国内債券から変動10にリレーしようと考えました。

NISAの枠内で収まる

たいした金額を投資しているわけではなく、毎月2万円をコツコツ+スポット購入しているだけなので、NISAの枠は余ります。
「売買を繰り返すと手数料や税金がかかるからよくない」という売却のデメリットは無視できます。

以上まとめると「ちょうど利益出てるし、NISAだから税金とられんし、リバランスしたいしリレーするか。」といった感じです。

おわりに

しかし不思議なのは、株式クラスはプラスになっていても何も感じないのに債券クラスがプラスになるとスッキリしないのはなぜでしょう。

マイナス金利=債券急騰が異常事態のように感じていているからでしょうか?

なんとなく自分の頭の中にあるのは、うまく言えませんが次のようなイメージです。

株式はもともと増減の激しいクラスとして認識しているけど債券はそうじゃない。
株式はプラスになっても「またマイナスにもプラスにもなるだろう」と考えることができるが、債券は「このプラスを逃してマイナスになったら、次にプラスになるのはいつかわからん!」と感じています。

ひとまずファンドと変動10の割合が同じくらいになるようにして、自分の気持ちと折り合いをつけてみたいと思います。
長期的なリターンが良くなることは別に期待していません。あくまで気持ちの問題です。

悩める方は、「ノーロード投資信託 徹底ガイド」のお便りコーナーに似た質問がでてるので参考になるかもしれません。

参考記事:国内債券クラスはマイナス金利時代には不要か?

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