お金のこと書いているブログですが、節約は苦手です。
この記事では、「効果の大きい固定費を見直せたら節約はひとまず合格点じゃない?」という話をします。
「固定費は見直したけど、そこから先の節約がなかなか進まない。」と悩む方を、ひとりでも元気づけられたらと思います。
なお、元気は出るかもしれませんが節約は進みません。
固定費見直しだけで合格な理由
よく言われる話ですが、固定費は一度見直してしまえば、節約の効果が継続します。しかも、通信費や保険料を見直せば年間10万円くらい変わってくることもある程、節約効果は大きいんです。
これは大きなメリットなんですが、しばらくして見直した状態が当たり前になってしまうと、「もっと節約頑張らなきゃ!」ってなりませんか?
固定費見直し→慣れる→さらに固定費見直し→慣れる…となってくると、かなり苦しくなってきます。
でも、よくよく振り返ってみてください。
既に固定費を見直して、年間10万円も節約できていたとすれば、これってかなりすごい事ですよ。だからこそ、固定費を見直せただけでも節約の合格点をもらえてもいいハズなんです。
生活水準はそのままに、固定費が削減できれば浮いたお金で貯金や投資ができます。
資産形成の速度が速くなりますから、将来のお金の心配も和らぎますよね。
このブログでは、「把握」「節約」「保険」「貯金」「投資」の5STEPで将来のお金について考えています。
節約の合格ライン
そうは言っても、さすがに数百円の節約では合格点はでません。ここでは、わたしの独断と偏見で、節約の合格ラインを決めたいと思います。
固定費には、「住居」「自動車」「保険」「通信費」の四大固定費と呼ばれるものがあります。
自動車は乗っている人いない人がいるでしょうから、ここでは四大固定費のうち2つを見直せたら合格点にしちゃいましょう。それ以外の基準はありません。四大固定費はちょっと見直すだけでも効果が大きいからです。合格要件はユルユルです。
固定費の見直し
合格点はとれましたか?
もしとれていなければ、ここから説明する方法を試してみてください。オススメは見直しのハードルの低い「スマホ代」と「保険」です。
スマホ代
見直しのハードル:低
見直しの効果:高
大手キャリアから格安スマホに乗り換えれば、1台あたり3000円〜5000円くらい月額料金が安くなります。
mineo(マイネオ)やUQモバイルのCMをよくみるようになってきました。これらは、格安スマホとか格安SIMとか呼ばれていて、auやdocomoといった大手キャリアよりもかなり安くスマホを持つことができます。
昼時に通信速度が遅くなるとか、細かなデメリットはありますが、データ容量が最小のプランでは月額410円〜(マイネオのキャンペーン適応)と文字通り格安になっています。
少し前は格安SIMというと、「マニアックな人向けの裏ワザ節約術」的な立ち位置で通信の安定性もイマイチだったようです。
今では解説サイトや格安SIMキャリアの問い合わせサービスも充実してきており、調べさえすれば誰でも簡単に乗り換えることができるようになっています。
保険
見直しのハードル:中
見直しの効果:中〜高
貯蓄型保険に入ってるのであれば、それを解約して掛け捨て保険にシフトすることで、毎月5000円以上は節約できます。掛け捨てに加入するので保障そのままにできるので安心です。
貯蓄型保険の利率はますます下がってきていますから、「必要最低限の保障を」「掛け捨てで」考えることが大切ですね。
保険は「不幸のくじ引き」ともいわれますが、くじ引きって「お金を払う→くじを引く→当たったら景品がもらえる」という仕組みですよね。
保険に「加入する」と考えるからなんだか止めにくくなりますが、保険は「買うもの」としてイメージを変えるとスッキリしやすいかもしれません。
家電を買う時を思い浮かべてください。買うものとして捉えていれば、コスパを重視したりいらない機能を省いて値段を下げたりしませんか?それと同じように考えると、保険の見直しはしやすいですよ。
わたし自身、貯蓄型の終身保険に加入していましたが、家計が苦しくなったので元本割れを受け入れて解約しました。
住居
見直しののハードル:中〜高
見直しの効果:中
住居費の見直しは持ち家か賃貸かによっても違いますが、まとめると次のとおり。
- ローンの乗り換え
- 引っ越し
- 家賃交渉
わたしは賃貸なので、ローンの乗り換えは詳しくないです。
マネーブログ「おさいふプラス」の住宅ローンカテゴリーがとても充実していますので、ローンの乗り換えで節約するなら必見です。
自動車
見直しのハードル:中〜高
見直しの効果:高
自動車は使用頻度が低いならば、手放すことやレンタカーを活用することが見直しになります。ただしこれは、生活スタイルが変わるのでハードルはちょっと高いです。
今乗っている車が乗用車であれば、軽自動車に乗り換えるだけでも税金やガソリン代が減って節約効果が得られますね。
自動車ではなくバイクでホリデー車検を使いましたが、低コストで車検を通すことができました。
毎回ではないにせよ、ディーラー車検以外を検討してみることも大切です。
まとめ
「スマホ代」「保険」「住居」「自動車」の四大固定費のうち2つ以上を見直していれば合格点です。いかがでしたか?
自分自身を合格にするためのユルユル基準なので当たり前なんですが、わたしはスマホ代と保険を見直したのでクリアです。
合格点ください。
コメントを残す