鷹の爪団やパンパカパンツなどのキャラクターで知られるDLE<3686>が、スマホアプリのノウハウを有するDouble jump. tokyoの株式を取得しました。
この記事では、DLEやDouble jump. tokyo、ブロックチェーンゲーム「マイクリプトヒーロズ」について紹介します。
DLEはどんな会社?
DLEはキャラクターやコンテンツを利用したプロモーション・マーケティングを得意とする会社です。
鷹の爪団やパンパカパンツが有名なキャラクターですね。
ゲーム事業にも参画しており、2015年には「ちゅらっぷす」を設立してアニメの企画・制作・ゲーム化などを行ってきています。
ブロックチェーン関連としては、分散型エンターテイメントの提供を目的としたシンガポールの「BlockPunk」との提携もしています。
このように、DLEは既存の事業と相性の良いブロックチェーン技術をどんどん取り込んでいく姿勢がうかがえる会社です。
Double japan. tokyoはどんな会社?
今回DLEが株式を取得したDouble jump. tokyoは、ブロックチェーンの技術を用いたゲームやアセットの開発・販売・運営を目的に設立された会社です。現在は、ブロックチェーンゲームの開発を行っています。
ゲーム制作のノウハウを有するメンバーで構成されており、金融に強いメンバーもいます。代表取締役には、野村総合研究所で金融システムの基盤構築経験のある、上野広伸 氏が就任しています。
ブロックチェーンゲームは、既存のゲームとは異なり、ゲーム中のアセットはブロックチェーンに保管されているため、プレーヤー自身が保有し、自由に売買・トレードすることができます。
従来のゲームでは、規約上は運営のサーバーに保管されたアセットを貸し出す形式がほとんで、勝手にトレードすることは「リアルマネートレード」として禁止されていることがほとんどでした。
こうしたことから、ブロックチェーンゲームはゲーム業界の新しい概念・テクノロジーとして注目を集め始めています。
マイクリプトヒーローズとは?
「My Crypto Heroes(マイクリプトヒーローズ)」は、ブロックチェーンを活用したゲームです。プレーヤーは、歴史上の英雄・アイテム・領地などを入手しながら、仮想世界の制覇を目指します。
- ヒーロー・アイテム・領地はブロックチェーン状に保管される(ERC-721)。
- ゲームアセットはユーザーが所有権を持ち、自由にトレードできる。
- ブロックチェーンゲーム未経験者でも遊べる。
ブロックチェーンゲームは、暗号資産イーサリアムを支払いながらゲームをするために、専用のウォレットアプリが必要です。さらに、ブロックチェーン利用手数料としてgas代が発生することや、プログラムの処理遅延などが課題となっています。
しかし、マイクリプトヒーローズは、ブロックチェーンを利用する部分としない部分を上手に組み合わせたり、手数料のかからない独自のブロックチェーンを利用することで、ブロックチェーンゲーム未経験者でも安心してプレイできる設計になっています。
他のブロックチェーンゲームを見ると、これらの課題をクリアできていないものがほとんどです。Double jump. tokyoはブロックチェーンゲームの技術者・ノウハウを有していると考えられます。
まとめ
DLEのブロックチェーンゲーム参戦と、マイクリプトヒーローズについてまとめました。
高い技術を持ったチームが作る、国産のブロックチェーンゲームということでかなり期待できるのではないでしょうか。
プレセールが始まりましたので、気になる方はぜひチェックしてみてください!
プレセールの内容は「マイクリプトヒーローズのプレセール開始!売れ行きは好調!」を参考にしてくださいね。
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