ビットコインブログはじめました!

米国株に投資できる低コストなオススメ投資信託まとめ【2017年8月更新】

最近の米国株は調子がいいですね。まだまだマイナーな投資先ではありますが、ブームが来ているように感じます。

ただ、米国の個別株やETFに直接投資しようとすると、SBI証券では外国取引口座を開設する必要があったり、ドルを買う手数料を節約しようとするとちょっと手間がかかったりします。

投資初心者からすると、「なんとなく米国株には憧れるけど難しそう…」と躊躇してしまうこともあります。

また、米国の個別株やETFへの投資は積立設定ができないため、ドルコストで買いたい場合には毎月買付をする必要があることもハードルになるでしょう。

そこでやっぱり便利なのは、投資信託です。

投資信託は「ノーロード」と呼ばれる購入手数料無料のものを選べば、ETFと違って購入時の手数料をケアする必要がありませんし、SBI証券や楽天証券などのネット証券会社では簡単に積立設定ができます。

以前は米国株に特化して投資する投資信託は少なく手数料も高かったのですが、最近は低コスト化が進み米国株に投資できる投資信託も増えてきました。

この記事では、米国株に投資できる投資信託のうち、低コストであるものをピックアップして紹介します。

「米国株に投資したいけど、外国取引口座やETFはハードルが高い」と感じる方でもズボラに投資できる良質なファンドがみつかりますよ!

NYダウをベンチマークとする投資信託

NYダウとは

ここで紹介するのは、いわゆる「ダウ平均株価」に連動する投資信託です。日経やTOPIXとならんでよく耳にする株価指数ですね。
ダウ平均株価とは、ダウ工業株30種平均のことで、米国の主要な優良企業30銘柄で構成されている株価平均型株価指数です。

構成銘柄が30種と限られているため、分散投資をする方からすると違和感が残ると思います。

NYダウ連動のオススメ銘柄

銘柄信託報酬(税抜)
iFreeNYダウ・インデックス0.225%
たわらノーロード NYダウ0.225%

NYダウに連動する投資信託の中で、信託報酬最安値はiFreeとたわらの2種類です。
信託報酬はどちらも0.225%であり、先進国株式に投資する投資信託と比べても十分低コストな水準です。

S&P500をベンチマークとする投資信託

S&P500とは

ニューヨーク証券取引所及びNASDAQに上場している銘柄から、米国を代表する優良銘柄500本から構成される時価総額加重平均型の株価指数です。
NYダウと比べると、銘柄数が多く分散されていることが大きな違いになっています。

わたしもNYダウに連動するETFは保有していませんが、S&P500に連動するVOOは保有しています。

保有銘柄へのリンクはこちら。

S&P500連動のオススメ銘柄

銘柄信託報酬(税抜)
i-mizuho米国株式インデックス0.57%
iFree S&P500インデックス0.225%

iFreeシリーズで新しく登場するのが「iFree S&P500インデックス」です。
オススメ銘柄といいつつ、S&P500に連動する投資信託は信託報酬が0.57%かかるi-mizuhoしかなかったため比較のために併記しています。

iFreeが購入可能になれば、S&P500に連動するオススメ銘柄はiFree一択になります。

S&P500配当貴族指数をベンチマークとする投資信託

S&P500配当貴族指数とは

S&P500配当貴族指数は、S&P500銘柄のうち過去25年間増配している大型優良株50銘柄に連動する指数です。各銘柄のウェイトは均等化されています。
インデックスとアクティブの中間的な立ち位置である「スマートベータ」と呼ばれる指標に分類されます。

S&P500配当貴族指数連動のオススメ銘柄

銘柄信託報酬(税抜)
SMT 米国株式配当貴族インデックス・オープン0.55%
野村インデックスファンド・米国株式配当貴族0.5%

こちらもオススメ銘柄といいつつ、S&P500配当貴族指数に連動する投資信託は野村とSMTの2本だけなので、全て紹介していることになっています。

スマートベータ銘柄はあくまで過去のデータをもとにインデックスに対する優位性を示したものがほとんどであるため、これをポートフォリオのコアにすることはあまり推奨しません。高配当戦略の一環としてサブで保有するくらいがすっきりすると思います。

▼高配当戦略について簡単な解説です。
参考高配当戦略をサテライトとして組み込んだ資産運用

▼高配当戦略ファンドの資産割合を紹介しています。
参考インデックス投資における高配当サテライトの投資先と割合

まとめ

米国株に投資できる投資信託として、「NYダウ」「S&P500」「S&P500配当貴族指数」の3種類に連動する銘柄を紹介しました。

これまでの環境は、構成銘柄の少ないNYダウに連動する投資信託を使うかETFを使うしかありませんでしたが、iFree S&P500インデックスの登場により米国株への分散投資が容易になりました。

やはり、自動積立や配当金再投資が簡単にできる投資信託は専業でない投資家にとってとてもありがたいツールです。

今後もベンチマークの拡大と低コスト化が進んでいくことを期待します。

▼米国ETFの投資についてはこちらの記事を参考にしてみてください。

参考初心者のための米国ETFオススメ銘柄10本!これだけ知っていれば投資できる!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です